2017年08月29日

ガガイモの花

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ガガイモの花が満開です。

昨年10月頃、毎年ガガイモが密集して咲く農道脇で長さ7〜8cmのまだ緑色の実(以前山野草のネットショップで見かけて案外高かったのでもしやと気にかけていたのです)を見つけて持ち帰り、ベランダで皿に入れて乾かしていたらはじけて密集した絹糸のような毛がたくさんはみだしてきて・・・毛のついたままの種を適当に芽出し用の土をいれたプランターに埋めていたら春になって芽を出しひょろひょろのつるが伸びて葉がついて。

初夏に地植えしたクレマチスとトケイソウのために竹を組んで園芸ネットを張った際、ついでに足元に移植したものです。クレマチスもトケイソウもひょろひょろの新苗だったので、さすが野生・・・今では園芸ネットを覆う勢いでつるを伸ばしたくさんの花を咲かせています。ヘクソカズラやヤブガラシ、葛と同じく古代から日本の野山にある植物なので畑の土に近隣の山土を入れている環境も合うのか、雨の多かった梅雨にも連日35度の猛暑にも耐えて旺盛に成長し、つる植物の生命力を感じます。

たくさんのピンクの小花(白花もあり)に毛が密集していて、ぱっと見かわいいのによく見るとちょっとキモイ感じが・・ガガイモという名前にも出ていてとても好み❤❤。

ちなみにベランダから移す際、ジャガイモの小さい感じのが根にできていたので・・・たしかにイモなんだ〜と名前に納得。ググってみたら「ガガ」の由来は古名「カガミ」または「カガミグサ」から・・
またオオクニヌシノミコトといっしょに国造りをした小さいスクナビコナノカミが乗ってきた天乃羅摩船(アメノカガミノフネ)はガガイモの実を二つに割った物との説があり、わさわさの白い毛の感じから謎の生物「ケサランパサラン」のモデル説もあるようでいろいろ面白いです。

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実も成長中
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hagiお盆前から咲きだした萩・・ヒマワリといっしょのせいか九州の夏空バックのせいか?花色もピンクの色が濃く元気すぎる感じが、思っていたのと違いやや風情にかける感じ・・・秋の深まりに期待したいところ
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kishol3 at 23:36|PermalinkComments(0)

2017年07月26日

雑草園

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散歩中に線路脇や農道から拾ってきた種や株をベランダで芽だし成長させて「雑草園」と名付けた畑に移植しています。ススキ、苧麻(お・ちょま・ラミー麻)、スミレ、オドリコソウ、草イチゴ、ガガイモ、ヒメジョオン、コマツヨイグサ、野菊(ヨメナ)、ヨモギ、キツネノアザミ・・・園芸種の種が運ばれてきたのか農道にぽつんと生えたミニヒマワリやバーベナも田植え前には除草剤で一掃されてしまうのので抜いてきて育てて移植。
人が見たらただの草を一生懸命育てているだけなので、少しテーマ性を持たせようと絵の資料にもなる古来の秋草、萩や桔梗、カワラナデシコ、フジバカマも苗を購入して和のゾーンに。

空いた畑の雑草&虫対策の目的もあるので、九州の夏の日差しと乾燥に負けずどんどん増えるハーブ類も植えて雨の少なかった5〜6月中旬まではすこし「園」らしくなってきたかな〜と思っていたけれど・・

梅雨入りから7月に入っての台風、集中豪雨でたっぷりの雨を蓄えた「雑草園」はまさしく急成長の雑草に埋もれてしまい、先週から朝夕1時間ずつ蚊と戦いながら除草中です。
別庭で返り咲き・四季咲きの花がぽつぽつの薔薇には毎日カナブン、コガネムシ、バッタ、カマキリ、かたつむりも来て・・・果てしなさにため息がでます。
・・でも今更雑草除けの無粋なビニールシートで被う気にはなれず・・・

萩の花が咲く秋を楽しみに・・今半分済んだところです。

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暑さに弱いキキョウは萩の木陰に最近植えて最初の開花。青のフジバカマは強健。カワラナデシコは湿気に弱い様子。
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昨年実を見つけて長い毛のついた種から芽だししたガガイモはもうすぐキモカワイイ花が咲きそう
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野菊はどんどん増殖中。秋咲と思っていたら4月頃からずっと咲いています。
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春に野茨と同じ花を咲かせて赤い実をつけた草イチゴ。これもどんどん増殖中。
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苧麻 古代(卑弥呼の時代?)から木綿が一般に流通する江戸初期まで、庶民の女の子達は自分で紡いで自分で織って花や草で染めて何年も着る帷子(かたびら)に。昔ながらの手間暇で織られる高級紬越後上布もこの植物から。「戦争末期、学校からラミーを採りに山に行ってた」と母がよく言ってます。関西では皮をむいた白い茎をスーパーで売っていて、おがらとしてお盆の迎え火送り火に焚きますね。
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採ってきた年にベランダで咲いた花は直径4cmほど。種をとって芽だしして地植えにした去年は直径20cm。ミニひまわりなのか定かではありません。
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蛍光色の花がかわいいコマツヨイ草は2〜3株から増殖中。大き目のマツヨイ草も今田んぼ脇に咲いているけれど増え過ぎが怖いので移植は取りやめにしました。
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父が植えた強健で乾燥に強いコスモスが結局ここの気候に一番合っているようでほったらかしでも勝手に広がり、たぶん母が野菜を作らなくなったらすべてコスモス畑になってしまうでしょう。




kishol3 at 12:07|PermalinkComments(0)

2017年05月24日

薔薇が満開です

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新苗からベランダで育てて今年2年目のピエール・ド・ロンサールを手始めに・・
昨年ピエールを3苗、ピンクの小花がかわいいアンジェラを1苗追加購入して花後の6月初旬に地植えした薔薇が今満開を少し過ぎたところです。

地植え1年目としては上出来の花数?と自画自賛・・・ただし遠目には。

梅雨明けから九州の強い日差しを受けぐんぐん伸びるシュートをまとめて括り、からっからの8月は日に2回水やりし、葉っぱを食べるカタツムリや花芽を食べるバッタといったネット情報には出ていない害虫と(塩を入れたフリーザーバッグにゴメンナサイ!といいながらピンセットでつまんでぽいぽい投げ込む原始的な方法で)戦い・・、12月のクリスマス頃には、ブドウのハウスの枠を利用してワイヤーを張り、4日もかかってトゲで手を血だらけにしながら巨大化したシュートをすべて誘引し、そして向かえた春。
今年は寒くて虫が遅くてラッキー!と消毒に精を出し・・ちょうどつぼみが出てきたその矢先に2週間の緊急入院・・・

結果、母が頑張って水やりをしてくれたものの・・ベランダのピエールは水切れを起こして花芽を半分以上落としてしまい、地植えのピエールのつぼみにはバラゾウムシとスリップスが・・アンジェラの柔らかい葉はバラハキリバチによほど好かれたと見えて、コンパスで切り取られたような丸い穴が無数に・・。
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ベランダのピエールは花数が少ないせいか、かえってピンクの色が濃い見事な花を咲かせています

でも・・まあ・・近所の方たちが散歩の行き返りに「きれいですね〜」と声をかけてくださるのに励まされ、毎朝摘花に精を出しています。思えばこの九州八代の暑すぎる夏と冬の夜の極寒と霜を乗り越えて見事に咲いてくれました。

せっかくなので秋の作品展に向けて思いっきり・・ひらひらのピンクの薔薇に彩られた乙女の絵を描こうかと考えています。
こちらはまったくの放置栽培で、毎年5月になったら畑をはみだしてあちこちですごみのある赤い花を咲かせているオリエンタルポピー(オニゲシ)。対照的な妖艶な女性の絵にしても面白いかも・・。
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kishol3 at 15:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年05月09日

喜翔きぬ絵教室閉講のお知らせ

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新緑がまぶしい季節。花壇も初夏の趣、つる薔薇もぽつぽつ咲き始めました。

脳腫瘍の父を3か月ほどの介護を経て、入院先の病院で穏やかに看取ったのが87才の誕生日直前の2月初旬。49日と納骨も済み母と二人の穏やかな日々が戻ったと思っていた矢先の4月18日朝、腰の激痛に加え両足のしびれから麻痺が始まり、自分で救急車を呼んで運ばれた病院でMRI検査を受けた結果、即入院安静の指示が出て83才の母を自宅に一人残してそのまま2週間の入院となりました。

幸い熊本市内の弟家族が駆けつけてくれたため、母のほうは心配せず血圧コントロールしながらただただよく眠り、1週間後のMRI検査で血腫が小さくなったためその後1週間で無事退院しました。
「脊椎硬膜外血腫」というのが病名らしく、なんらかの出血で背骨に沿って血の塊が点々と出来ていてそれが脊椎内?の足の神経を圧迫してしびれがおき麻痺につながりかねなかったとの事。通常は高いところから落ちたり自転車でこけて腰を強く打ってできるとのことですが、直近では心あたりがなく原因不明。自分では、急激に体が麻痺し車椅子から車のシートに移れなくなった父を人生最大の馬鹿力で抱え上げた時の後遺症ではないかと感じています。

今、生活は普通にできますが、腰に負担をかけるのはやや恐々です。

そして本題ですが、熊本地震後、会場建物の避難所化や会員の被災を理由に閉講して、その後父の介護から送り、遅れた仕事に追われるなど自身の事情が加わり再開できずにいた「喜翔きぬえ教室」をこのたび閉講することにいたしました。

■貸会場では道具類を預けておく設備がないため、絵に使う重い道具や材料・資料の車への積込みやカートで引いて運ぶ事に不安があること
■通常は元気でまだ要支援認定も受けられないけれど、不整脈のある高齢の母を一人にすることに不安が出てきたこと
■通常の依頼を受けての仕事以外に作品展に出品する自分らしい絵を描く時間を増やしたいこと
などが主な理由です。

とても味わい深く、慣れれば描きやすい「絹本着色の日本画」をたくさんの方に知っていただきたくて2000年頃から細々ながら楽しく続けてきた教室なのでとても残念で、、、思案の結果

どこかに20年前の私と同じように、この技法を試行錯誤して自分で学びたい方が少数いらっしゃることを想定して、また今までの会員の方向けの手助けだけでもできるように、
ホンニナル出版の販売サイト「CARGO-カーゴ-」で通販中の技法書「佃喜翔著 絵絹に描く美人画-きぬ絵(絹本着色日本画)の技法」を購入いただいた方を「きぬ絵NET教室会員」とかってに見做し(旧会員で購入済みの方はそのまま)、メールでの技法に関する質問や下図の添削等を受け付けます。
締め切りのあるカレンダーやイラストの仕事の合間のみの対応ですので、返信に時間がかかる場合もありますができる限り細かく答えたいと思っています。

■薄っぺらい体裁の割にお高い技法書を購入いただくのは自分で試行錯誤していただき、質問を具体的にするためです(著者はほぼ儲かりません)。
■「無料!」にするのはただただ面倒と言う理由です。他意はありませんのでどうかビビらず遠慮なくご質問ください。
■英語力がありませんので海外からの質問には対応できません。

喜翔きぬ絵NET教室の詳細はこちら→

技法書購入方法はこちら→

※初めての方はペンネームで結構ですので、画歴などが少し分かる程度の自己紹介を添えていただければ助かります。NET上で公開しているアドレスとはいえ、質問される方で名乗らない方が案外多いので・・




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2017年03月06日

春の作品展のご案内

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昨秋から脳腫瘍を患って認知症の症状と体の急激な麻痺に苦しんだ父が、87才目前の2月8日に幸いにもとても穏やかに亡くなり、明るさと静けさと華やかさが共存するこの早春は人がきれいさっぱり人生を終えるのににふさわしい季節だと感じます。

花好きの父が植えて畑の横で並木に育ったピンク色の河津桜が今満開をすぎて、樹の下を通ると小型の蜂の羽音がうるさいくらい・・。ヒヨドリやまだ鳴かないウグイスも毎朝やってきます。
本格的な春はもうすぐ。

絵を描く時間がとれなくてカレンダーの原画として描いた作品ばかりではありますが、春の作品展に新旧9点の四季折々の江戸風俗美人画を出品いたします。

タイミングが良ければ桜の花もちらほらのこの春の3連休に
国立市の画廊巡りはいかがでしょうか?

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 生活を飾る・彩る 創作家展 Vol.1

 ■会場 東京都国立市 アートスペース88
 ■会期 3月16日(木)〜21日(火)
 ■時間 11:00〜18:00(最終日16:00まで)

DMカラー面はこちら→
DM宛名面はこちら→

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

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