木静職誌

木静謙二の仕事情報などを書いています。

18歳未満の方、または成人向けの性的な描写作品やそれに触れる内容に嫌悪を示される方の閲覧はお断りしています。
何卒、ご了承いただいた上で閲覧下さい。

12月29日発売 コミック ホットミルク

すっかり冬らしくなって足元が冷えますね。お世話になっております木静です。
ちょっとお高いですが、足を腰まですっぽり覆う電気足温器を仕事中は重宝しています。
上半身は寒くても足元あったかで眠くなりにくいですし、おすすめです。


(別にこれ、アフィリエイトじゃないですよ)

それはさておき12月29日発売のコミックホットミルクで、露出度肌寒そうな表紙とピンナップカラーイラストが掲載されます。
ホットミルク新年号表紙_修正03

今回結構難産で、完成に落ち着くまで結構ラフも直しもやりました。
以下、その過程をご笑覧ください。

編集部から出たキャラクタープロットは「ブックフェアをやっている本屋さんのキャンペーンガール」でした。

表紙ラフA1
表紙ラフA2
表紙ラフB1
表紙ラフB2

口の直しが最近多くて、口を開けた状態の舌と歯を見せたい僕と、見えるとちょっと絵柄がリアル寄りになってしまうので避けたい編集さんとの交渉が続きます。

比較

大体、普段は2パターンぐらいのラフを最初に出すんですが今回は指定されたキャラクタープロットから上手くイメージが出なくて4パターン出しました。で、コレが没になって。

表紙ラフ02

ブックフェアのキャンペーンガールって何だ?という、自分でもよく分からなくなってしまったのでイメージを最初から作り直して「ブックフェア→本→司書さん」という思考の流れで、衣装デザインをコンパニオンというよりは司書さんのイメージで考えました。

表紙ラフ改A
表紙ラフ改C
表紙ラフ改D

ここでも口のパターンで迷ってますね。
結局上記のイメージで固まりました。

背景もちまちまがんばりました。

ホットミルク新年号表紙背景

こちらはピンナップの背景。

背景だけ

背景用に描いたポスター的な素材

合成素材ポスター

僕、この仕事けっこう長い筈なんですけど、いまだにIllustratorが使えないので、レタリング・デザインの能力にとぼしいのが露呈してしまいますね。色々とソフト面ハード面も勉強してかないとそのうち詰むと危機感だけは抱いているのですが、なかなか……。一応、ComicStudioからClipPaintへの移行は少しずつ勉強しています。

というわけで、12月29日発売のコミックホットミルク、よろしくお願いします。

2016年の更新はこれが最後となるかと思います。本年もお世話になりました。また、ご愛顧ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

観劇雑記 劇団May「モノクローム」

お世話になっております。木静です。

ここ数年、ほぼ仕事の告知しかブログでは書かなくなっていましたが、昔は「はてなブログ」で普通に雑記なんかも書いていたのをふと、思い出しました。

だからという訳でもないのですが、久々に雑記など書かせていただこうかと。
今回は観劇の感想記です。お時間ございましたら、暇つぶしにお目通し下さい。


大阪の小劇場といえば、今はもう無くなってしまった扇町ミュージアムスクエアなんかが懐かしい場所として記憶にありますが、今でも小劇場やちょっとしたイベントスペースはそこかしこにあって、小劇場が減ってきたと言われた一時期よりも、今は増えてきたのではという印象すらあります。昔はなかった地下アイドルなんて土壌も出てきたりして、そこに行けば毎日何かをやっている「ライブ体験」が再び重要視されるようになった流れもあるのかもしれないなと個人的には感じています。

そうは言っても、小劇場って、ちょっと一見さんに敷居高いですよね。場所が分かりにくかったり、どこかアングラな雰囲気。狭い小屋、窮屈な座席でお尻は痛くなるし、トイレも少なかったりして。よほど舞台の芝居が好きな人か、関係者しかわざわざ観に行かない、それが実際の所だと思います。チケットもシネコンなどで観れる映画より高かったりして。(まあライブが映画より高いのは当たり前なのですが)
なので僕も積極的に他人を誘ったり、無理におすすめしたりはしないようにしています。
ただまあ、こういった個人の観劇の感想からでも、小劇場でのお芝居に興味を持つ方がわずかでもいたらいいな、と思いながら、今これを書いています。自分も、他人に薦められてお芝居を観て、その生の面白さを初めて知るようになったものですから。相性のいい劇団と出会えて、お気に入りの役者さんを見つけられたら、上記したマイナス要素もそれほど気にならなくなるかもしれません。(とはいえ自分も小劇場に足繁く通うほどの人間ではありませんので、随分おこがましい話ではありますが……)
あ、あと話は少しずれますが有川浩さんの小説「シアター!」を読むと、小劇場に行くのが少し面白くなりました。


今回は「シアトリカル應典院」という、大阪は日本橋近くにある、お寺が開いている小劇場に行ってきたのですが、ここはロビーも広く、トイレも男女ちゃんと分かれていて数にも余裕があり、舞台スペースも天井は高く、客席も後ろが高くなって段々に椅子が並んで、前の人の頭で舞台がよく見えないなんて事もない。小劇場の規模としては、観客に優しい劇場です。日本橋の黒門市場からもほど近いですし、でんでんタウン~オタロード付近に足を運ぶ方にも、ちょっと観に行ってみようかなと思える立地だと思います。


上演されていたのは劇団Mayの「モノクローム」

twitterでは度々RTなどもしていたのですが、僕が何年も前から積極的に上演を見に通っている劇団です。
座長で作・演出を手がける金哲義さんの構成と舞台演出が好きで。

今回の舞台はこんな感じでした。
モノクローム観劇感想

天井が高いからできる舞台美術で、客席から見て右側の上手に高い舞台があって、結構な高さがありました。その上にあるのは映写機と映写室を表していて、映写機の向いた下手の先にスクリーンがあることが分かるようになっています。舞台左側、下手の平台が映画館の客席、中央の平台がそこで上映される白いスクリーンを表していました。

物語はその映画館を舞台として、そこに集う人々を中心に描かれています。
映画館といっても最近増えたシネコンのような、いくつもスクリーンがある映画館ではなく、昔ながらのフィルム映画を上映するような、古い映画館。

その映画館に、かつて火災で失われたと思われていた幻の映画フィルム「百鬼夜行」が持ち込まれる所から舞台は始まりました。

大雑把な登場人物をあらすじにそって説明すると、

◯フィルムが持ち込まれた小さな映画館で働く、映写技師の青年
青年は、時代と共に廃れていくフィルム映画の映写技師という職業に葛藤を抱えている。

◯青年が尊敬してやまない、その映画を撮った、老いた映画監督
老監督は、幻となって消えた筈の映画が掘り返されることに戸惑い、かつての後悔と向き合う。

◯幻のフィルムが上映される事を知り、その映画の撮影当時エキストラとして出演したという、生前の父親の姿を確かめに訪れた家族(父娘)
は映画鑑賞を苦手としていて、その14歳のはそんな父にわだかまりを感じている。

◯映画「百鬼夜行」に出演した、そこに写るかつての銀幕スター、映画俳優たち3人

彼らの現在と、過去と、そしてフィルムの中の映画、3つの時間が舞台上で並列し、また混ざり合って描かれていました。

ところで。劇団Mayの舞台演出の特徴のひとつに「暗転が少ない」ことが挙げられると僕は思っています。舞台上の場面転換を表す時の、舞台から客席から真っ暗になって何も見えなくなるアレです。
大抵は暗転中に舞台のセット、机や椅子など小道具が片付けられたり並べ替えられたりして、役者さんや立ち位置も入れ替わり、暗転が終わると次のシーンが始まる。そういう構成が舞台ではよくあると思うのですが、劇団Mayの舞台構成はこの暗転が少ない。あっても、それが演出として機能していて、単純にシーンの切り替わりや時間経過に使われることがない。暗転がポッカリ観劇にノイズとなる隙間を作らず、集中力を切らさないのでテンポがとてもいいのです。演じる役者さんは大変でしょうけど……。

モノクローム観劇感想02

そういう点で劇団Mayの舞台転換には毎回異なる工夫が様々にあるのですが、今回は先に図で示したように、下手と中央2つの平台と上手の映写室を示す高い足場、そして手前に開けた空間と、大きく4つに舞台を使うことでシーンをシームレスに見せる工夫がとても上手く機能していました。
また、主題が「映画」ということから、シーンの終わりにスポットライトの中にいる役者さんがそれぞれ映画撮影でカットとカットの間にカメラの前で使われるカチンコで、舞台上のシーン転換を自らのキュー出しでカメラ視点にいる観客に向けて行う、メタ構造の演出で観る側を飽きさせない工夫がありました。映画の撮影の多くは、台本の時系列に沿って最初からラストシーンに向けて順番に撮るのではなく、様々な都合によってバラバラに前後して撮られることが多いと聞きますが、そういう事も舞台上で再現して構成していたように思います。フィルムを一時停止、コマ送りして見せるのを舞台で役者さんが実際に動きを止めて再現する、たった6コマに写る俳優の表情を切り取る演出など、作・演出の金哲義さんの得意技、真骨頂といった感じすらします。(「欽ちゃんの仮装大賞」の晩年が、映画的視覚効果・演出を、舞台上で人力によりライブ再現する視覚体験に進化したのを連想します)

最近だと海外ドラマの「ハウス・オブ・カード 野望の階段」で主演のケヴィン・スペイシー演じるフランクが画面のこちら側の視聴者に向けて突然話しかけてくるように、またアメコミ映画「デッドプール」で彼が観客にカメラ目線で話しかけ、なおかつ自分が虚構の中のキャラクターだと自覚して振る舞うように。「蒲田行進曲」の終盤の演出なんかも連想しますけれども、さっきまでキャラクターとして演じていた役者さんが、自在に役を離れ、役者本人として、また黒子として舞台を自在に行き来する。その目まぐるしい緩急が、2時間15分という長尺の舞台をテンポよく、中だるみを少なく見せるコトに成功しているように感じました。

またタイトルの「モノクローム」が示す、フィルム時代のモノクロ映画の「彩度のなさ」を、照明と役者さんの衣装などの配色で中央の平台に上手く表現していたのも印象的でした。
連想したのは、映画「シンドラーのリスト」でのモノクロ映画で表現された画面、そのごく一部分だけを赤色で染めて隠喩を残すような演出。そんな要素も効果的に働いていました。

劇団Mayの脚本は、それほど説明が多い作品ではないと思います。見ている内に、分からないなりに見ていた断片的な情報が段々と繋がって、なんとなく全体像がつかめてくるような、そういう構成がとても上手いです。(一貫した基本設定には独特な要素もありますけど、何作か見ている内になんとなく分かるようになりました)

まず、謎が示される。だから、舞台に引き込まれる。

今作で言えば、幻の映画「百鬼夜行」
何故それが幻と言われるのか、そして今になってそれが映画館に持ち込まれる理由。
ミステリのように、登場人物が現れる度に謎が提示され、少しずつそれが紐解かれ、それぞれの登場人物がたぐる、自らにつながるその紐(今回は文字通りフィルム)が終盤に向け一気に収束し、伏線が明かされていく構成は見事です。本当に感心しました。テーマと演出、用いられる手法に一貫性があって、見ていて気持ちがいいです。

また、劇団Mayの舞台の好きな点なんですが、現実に明確な答えの出ない問題をテーマに抱えている場合、舞台上でもそれに対して安易に答えを提示しないところが特徴的で。
劇中、悩んでいるキャラクターは最後まで悩んでいるし、劇中はっきり善悪・正誤のある答えが示されることもない。キャラクターは幕が引いた後も悩み続けるだろうことが推測できるし、劇中で描かれた問題がどう解決するのか、もしかしたら解決しないのか、観る側にも分からない。
時に重苦しいテーマを扱いながらも、幻想的な演出でどこかそれを寓話的に描くことで、現実の重苦しさから突き放してくれるような演出。押し付けがましくないというか……これをもって何かそういう問題について理解を示してもらおうとか、理解を得ようという作為を拝した、物語として仕上げる脚本のバランス感覚が絶妙だと思います。

作品に対して作り手が誠実というか、正直なのかもしれないな、と感じます。例えば映画撮影は俳優さんを様々な角度で撮り、また同じシーンでも何度も繰り返しカットを変えて撮影し、それらを素材に、編集次第でどうにでも印象を異なって見せることができるように、テーマに対するアプローチが多角的なので、鑑賞後はさほどモヤモヤせずに不思議と清々しい。まあ、それもまた金哲義さんのごく一面に過ぎないのだろうな、とも思います。振り幅が大きいから、外角へも振れるし、コンパクトに振ることもできる。

今回も、そういう見応えのある舞台でした。
劇団May、改めておすすめできる劇団だな。と思いました。(ただ、小劇場での2時間を超える観劇は、あれだけ環境の恵まれたシアトリカル應典院であっても、やっぱりお尻と腰が痛いです)


劇団May









あと細かい所を挙げていくとキリがないのですが、劇団Mayの舞台には常連客演の上田裕之さんはやっぱりいい役者さんだなと、改めて好きになりました。立ち姿がホント絵になるなあと。台詞がよどみ無くはっきりと耳に届いて、聞いていてとても心地良かったです。色気もあって大変かっこいい。神経質なおじさん役もできるし、冷徹な役人もできるし、今作のような、役者に命がけで望むような存在感のある映画俳優役もできる、毎回印象ががらっと変わるので、もっと見たい。

主演を務めることが多い柴崎辰治さんは、過去作では青年役がわりと多くて、叫ぶように声を張るお芝居が多かったんですが、今作では14歳の娘を持つ父親としてのある程度落ち着いた姿と、自分が14歳の時に亡くした父へと向ける息子としての姿を並列させながら、落ち着いて演じておられたように思いました。

その母親(オモニ)役の条あけみさんは柴崎さんとの掛け合いが面白く、全体的にややシリアスな今作において、言葉少ない台詞で確実に笑いどころを作っていました。

今作のヒロイン、最年少の崔智世さんも、等身大の説得力がありました。劇団Mayの脚本は、配役にアテ書きが多いように感じるというか、演じる役者さんそのものがその役柄に必要とされている印象がいつもあります。今作で語られた「道が人を必要とする」を体現している存在だと思いました。崔智世さんの成長にともなって、彼女が演じる役もまたこれから成長するのを観るのが楽しみです。

老監督を演じられた倉畑和之さんは、今作の終盤、木場夕子さん演じるエキストラの少年をフィルムの入っていないカメラで自ら撮影するシーンがとても良かったです。カメラのファインダーを覗き込んでいながら、だんだんと自分が冒している事の致命的な過ちに気付き、動揺する変化が伝わってきました。すごく良かった。

その木場夕子さんが演じた少年、劇団Mayでは定番とも言える役柄なのですが、今作も良かったです。愛嬌のある小憎たらしい少年役が本当に素晴らしい。その声が好きです。木場さんが演じる少年は、劇団Mayの作品では過去の回想として度々配役されることが多いのですが、大抵その少年が大人になった姿とのギャップが描かれるので、それが物悲しく滑稽で、その憧憬からくる切なさも劇団Mayの舞台にはなくてはならない要素だと感じます。

若い映写技師を演じた練間 沙さんは、大阪九条にあるシネ・ヌーヴォという映画館に実在のモデルとなった映写技師さんが居られるという事で、特に難しい役どころだったような気がします。彼にも、好きを仕事にしてしまうような「道に必要とされる」映画体験がきっとあったんだろう、と想像させるものがありました。
終盤、往年の女優、稲村香代子に話しかける台詞は、誠実さがにじみでるいいシーンでした。

青年に取材をする記者/係員の金正愛さんと練間さんのインタビューのシーン。上手の高台での掛け合いは、互いに映画が好きでそれに関わる仕事に就いているという立場では共通していながら、各々が望まず負わされた仕事としての立場、役割がそれぞれ違うと、こうなるよなあ……と。地味にいい対比に見えました。

稲村香代子を演じた、のたにかな子さん。この方も劇団Mayでは常連で、どこか神経質な潔癖さを感じさせる役柄で舞台の緊張感を上げる役割を果たしている役者さんだなと思います。ストリングスの高音を引き絞るような、切れ味のある役をさせるといい味だなあと今作でも感じました。台詞の裏に言葉とは違う心情がちゃんと見えるというか、彼女がいるシーンはそういう空気になるのが不思議でした。

その稲村香代子に「呪い」をかける往年の大女優、小野田京子を演じた水谷有希さんは、中央の平台にすっと立った時の絵面が印象的で絵になって、いわゆる昔の古い映画の女優像を体現していました。どこか狂気というか、怖さもあって、終盤のモノクロームと現実が入り交じるシーンでのしたたかさが、役者の業の深さを感じさせて、怖くて、良かったです。

映写技師の青年を叱咤激励する映画好きの老女を演じた中野π子さんは、以前から度々客演していましたが、やはり目を引く存在感がありました。舞台に黙って立っていても振る舞いが自然に見えるというか、その役が黙って立っていたらきっとこういう立ち振舞いで、こんな姿に見えるんだろう、という。手持ち無沙汰感がないので、キャラクターとキャラクターの後ろにいるだけで、絵面に安定感を持たせる不思議な役者さんな気がします。台詞が走らず聞き取りやすく、またちゃんと他の役の台詞を聞いて、受けて、それに応じて台詞を出している感じが良かったです。そこにいるだけで味がある、何か奥行きを感じる、というのは強い気がします。

居るだけで存在感がある、という点では映写技師の先輩を演じた石川晃さんはギタリストということもあり、劇中でも生音を奏でていて、いわゆる舞台の音響効果、劇伴奏としての音と、役が劇中に奏でている芝居としての音の境目を行ったり来たりする、その匙加減がほどよく、その両方ができるのは何気に物凄い事なのではと思います。

その映写技師の上司を演じた田中志保さんは劇団Mayの団員さんで、多くの作品でいわゆる憎まれ役というか、表面的には他人に厳しく当たるけれど、根は優しい役をよく演じておられていて、今作でもその持ち味が活かされた配役だったと思いました。何かと貧乏くじを引かされる苦労人の雰囲気もあって、映画館の堀江館長との対比がコミカルさを際立たせていました。

映画館の堀江館長を演じたのが作・演出でもある金哲義さんで、以前より団員が増えたこともあってか、増えた分後ろに一歩引いて、奔放に楽しんでいるような印象を受けました。今作は特に楽しそうでした。きっとその頭の中にはいろんな引き出しと中身があって、必要に応じて使い分けるバランス感覚と、巧みな構成を支えているのだろうと思いました。でもそれらに縛られずに、時に暴力的に、計算してたらやらないのではと思わせるいちびった愛嬌は人間力だなあと、毎回感心しています。

11/21発売 「HOTMILK濃いめ♡」

お世話になっております。木静です。

急に冷え込んで体調など崩した方が周囲にも見受けられますが、くれぐれもお体の方、大事になさって下さい。個人的には近頃は「腹巻き」を重宝しておりまして、寒い朝の目覚めの腹痛などなくなってとても具合がいいです。

そんなこんなで、久しぶりにコアマガジンさんでお仕事をさせていただきましたので告知させていただきます。
HOTMILKの増刊号として21日に発売されます「HOTMILK濃いめ♡」に20P読み切り「Intention(インテンション)」を描きました。

キャラクターはこんな感じです。
HOTMILK特濃 キャラクター設定
結婚も2年目を迎えた主婦、井出紗加(さやか)には夫には話していない秘密がある。

10年前―――
紗加がまだ22歳、社会人になったばかりの頃に遡る。
上司だった堀江明という男と紗加は恋におち、社内恋愛。紗加は当然のように明との将来を思い描き、身も心も捧げていた。
しかし交際5年目、突然に紗加は明からの酷い裏切りにあう。

自分とではなく、会社役員から薦められた見合いによって、役員の娘との結婚を明は選んだのだ。

立ち直れない傷心の中、いたたまれず会社も辞め、明の前から姿を消し、独り打ちひしがれていた紗加。20代のほとんど全てを捧げた相手から受けたこの裏切りに、気がつけば30歳を目前にした自分に気づく。紗加は過去を振り切って前に進むことを決意する。

友人の薦めで参加した婚活パーティで出会った、優しげな男性と交際をはじめ、結婚。

専業主婦となり、つつましい日々を送っていた紗加だったが、ある日
別れた明から「会いたい」とのメールが届く。

揺れ動く紗加だったが、結局、明の呼び出しに応じてしまう。
その選択が、大きな過ちの始まりだった―――。
……と まあ、今回の話の背景はこんな感じになっております。
が、上記の流れはあくまでも裏設定というか本編で描かれるメインシナリオではなく、本編は上記を踏まえたその後、を描いています。ちょっと話の構成としては変則的だとは思いますが、ここ数年旺盛となった寝取り・寝取られジャンルの流れの中で、こういうキャラクターも面白いんじゃないかと考えて作りました。もちろん、できるだけ本編のみで話をお伝えできるように構成したつもりです。是非、各店頭、販路でお買い求めいただければ幸いです。よろしくお願いします。

カテゴリとしては「寝取り・寝取られ」「不倫」「脅迫」「陵辱」という感じです。陵辱色はやや強めとなっておりますが、直接的な暴力描写はありません。心理的な脅迫による不本意な合意に基づく、関係を中心に描いています。フェラチオ、イラマチオ描写に結構ページを割いていますのでお好きな方は是非、ご興味を持っていただければと思います。


作家陣も豪華で、この企画にお声をかけていただいたコトを光栄に感じていますし、個人的にも尊敬してやまない作家さん方と並んで掲載されることに恐縮しつつも本当に嬉しく思っています。もし仕事として関わってなくても一読者として普通に買っているだろうラインナップです。よくぞこの雑誌企画を立ち上げて会議を通してくださったものだと、編集さんGJ!と、この場をお借りして最敬礼を贈りたいと思います。

Intentionのサンプル

アキバブログさんの方で特集記事を書いて下さったようです。
サンプルも複数見れるので、こちらもどうぞ御覧ください。
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51536439.html

7月22日発売のWEBバズーカVol.30

お世話になっております。木静です。

7月22日発売のWEBバズーカVol.30にショートカラー8P
「紗綾さんはことわれない」を描かせていただきました。

橘紗綾
紗綾さんサンプル

今回は表紙イラストは担当しておらず、その分本文が普段のショート6Pから2P増えて8Pと若干ボリューム増となっています。ご利用に適した販路でご購入の検討、よろしくお願いします。

WEBバズーカVol.30
木静謙二
富士美出版株式会社
2016-07-22


DMM WEBバズーカ Vol.30

 単話販売

DLsitecom WEBバズーカ Vol.30
 単話販売

デジタルまんが王 WEBバズーカ Vol.30

5月27日配信開始 WEBバズーカ Vol.28

28表紙

お世話になっております、木静です。
5月27日配信開始 WEBバズーカ Vol.28の表紙と、ショートカラー6ページを描きました。

地方で古くから農家を営む古賀家へと嫁いだ若妻の綾さん(20)
彼女には、他所には言えない日々のお勤めがありました。

それは代々、性豪で知られる古賀家の男性を慰め静めるお仕事。

今日も朝から、寝たきりなのにあっちだけは異様に元気な、祖父の将明お祖父ちゃんが寝室から綾さんを呼ぶ声がします……。
嫁はつらいよ?サンプル


―――みたいな感じの内容になっております。初めての老人介護エロ漫画(?)です。
以下、設定などです。
古賀 綾古賀家の面々


上記の設定の一部は元々、ショートカラー6Pではなく12Pほどのボリュームで考えていたネタだったので登場人物を多く想定していたのですが、スケジュールの都合などあって今回は見送りました。

没ラフ
WEBバズーカ表紙ラフ02

皆様、それぞれお求めやすい販路でお買い求め下さい。
よろしくお願いします。

ちなみにAmazonだと、今回のショートカラー6ページ全てサンプルというか、まんま見れます。

WEBバズーカVol.28
木静謙二
富士美出版株式会社
2016-05-27

DMM

5月2日発売 コミックホットミルク2016年6月号

ホットミルク表紙色調整後の


お世話になっております、木静です。

コアマガジンさんから5月2日発売のコミックホットミルク6月号、その表紙とカラーピンナップを描かせていただきました。公式サイトではそのイラストからイメージされるボイスドラマが再生できるようです。
http://www.coremagazine.co.jp/hotmilk/
(サイト中段から)
ボイスドラマのシナリオはICHICOさん。
声を桜川未央さんが演じておられます。

編集部によるWEBラジオも始まったようです。

こういうの面白い試みですね。

ホットミルク表紙キャララフ


今回の表紙は、編集部からキャラクタープロットをいただいて、それに僕が後から絵をつける感じの進行で、これまでにない感じになっていると思います。僕のアイデアだとマジシャン・ガールって思いつかないと思うので。新鮮で面白い仕事ができました。

作画的にも、ミーハーなので最近流行りの色収差で空気感を出してみたり、グリザイユ画法など、色々新テクを試しています。空気中の光の飛沫など結構キレイに出てるのではないかと思います。

店頭でお目に留まりましたら、是非お手にとってご笑覧下さい。
よろしくお願いします。


以下、表紙のラフなどです。
今回の仕事に限らず、表情のリテイクが最近多くて、自分の今その時ハマっている人が浮かべる表情の魅力を上手く絵に落とし込めていないのかもしれません。表紙の仕事はそういう面で、客観性が重要なので、表情や絵柄のバランスを取ることなど、とても勉強になります。
ホットミルク表紙案
ホットミルク表紙案ラフ修正
修正案

こちらはピンナップカラーのラフです。
ホットミルクカラー案

4月13日発売 COMIC天魔5月号

お世話になっております木静です。

数年ぶりにモノクロのまとまったページ数での漫画を描きました。
カラーは隔月でやってましたけど、モノクロで20Pとか読み切り描いたのは、最後に描いてからそれこそ3年ぐらい経ってますね……。生活に追われる日々でなかなか思うように原稿に取り組む環境が作れず、作家としては本当にもう不甲斐なくすみません。

それはさておき作品の話を。キャラクター設定は下記の通りです。

戸松京子
Timid-and-Kindnes-サンプル



タイトルは「Timid and Kindness」 です。

 あらすじ

片桐 博貴(43)は某商社の課長である。
繁忙期の人出が足りない時期、インフルエンザの流行りなども重なり、管理職の担当部署から一時離れ、現場の営業周りや御用聞きの新人を補佐する役割に駆り出されることに。

そこで短期間、共に動くことになったのが、まだ新人OLの
戸松 京子(23)

事前に「彼女は男が苦手」だと聞かされた片桐。しかし接してみれば気立ても人当たりも良い好印象な女性だったのだが―――……
―――と、まあ、割とシンプルな話で、全体的に温い甘めの絡みになっております。
是非、お買い求めいただければ幸いです。


ただ校了も済んでしまった今、まさに今、気づいたんですが「Kindness」の「s」が一個抜けてたかもしれません。意味は「臆病と優しさ」とかそういうニュアンスです。題名をつけるのが苦手で、いつもこう作品のテーマだったり雰囲気を象徴するような単語を外国語で引いて、なんとなく語感のしっくり来るものを使うんですが、別に外国語に素養があるでもないのでこういううっかりミスをやらかしがちです。最後の最後に何かすみません。

そう、COMIC天魔がですね、休刊という事で。
大変、長らくお世話になりました。そんなしょっちゅう載るわけでもなかったので心苦しい所も多々ございますけども、COMIC天魔を通じてお目に留めていただいた読者の皆様には感謝しております。アンケートも編集部でまとめてコピーしたものを送っていただいて、掲載時のアンケートは全部拝読して身の励みとしておりました。

今の僕があるのは、COMIC天魔編集部並びに、買い支えて下さっていた皆様のおかげです。
本当にありがとうございました。

そして時と場は移り変わっていきますけれども、引き続き、今後共よろしくお願いします。

Timid-and-Kindnes-サンプル0


COMIC天魔(てんま) 2016年 05 月号
うるし原智志
茜新社
2016-04-13

01月29日発売 WEBバズーカ Vol.24

24表紙ピック


お世話になっております木静です。2016年、最初の新作情報です。

WEBバズーカ Vol.24にショートカラー6P「需要と供給 Outsourcing of love」が掲載されます。
内容は大体こんな感じです。

24サンプル

あらすじ

林田財閥の総帥、林田大吾会長。連れ添った妻を亡くし、年老いた彼が後妻に迎えたのは、彼の秘書を勤めていた、当時まだ30歳の麻子だった。

ある日、会長から呼びだされた”俺”は、ある密命を告げられる。
「麻子に女の喜びを教えてやって欲しい」

亭主公認で若妻を抱ける、しかも相手は高嶺の花だった秘書室の美女だ。
”俺”は麻子さんが待つホテルの一室へと向かった―――。

最近思いつくネタ、昔読みふけった勝目梓さんや南里征典さんの影響が出てる気がします。
というわけで

下記からご利用に適した販路でご購入のご検討、よろしくお願いします。
(まだ販売が始まっていないサイトについては随時追加します)

DMM
 :単話販売
DLsitecom
 :単話販売
Sugaryou
まんが王


WEBバズーカVol.24
木静謙二
富士美出版株式会社
2016-01-29


24表紙線画
WEBバズーカ24キャラ表

2016年のご挨拶

2016年賀絵猿

年も明けて半ばも過ぎましたが、ご無沙汰しております。木静です。

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

近況報告としては、WEBバズーカさんにて表紙と新作ショートカラー6ページを描きました。
配信日が25日前後だと思われるので、詳しくは後日、更新する予定です。

9月25日発売 WEBバズーカ Vol.20

お世話になっております木静です。久々の新作情報です。

WEBバズーカ Vol.20にショートカラー6P「女教師に告ぐ~美術教師・麻生麗子~」が掲載されています。
Amazon Kindleのページだとその6P全部サンプル画像が見れるので、ご検討の一助にどうぞ。

よろしくお願いします。


WEBバズーカVol.20
木静謙二
富士美出版株式会社


DMM
DLsitecom
 :単話販売
Sugaryou
コミリス!
 :単話販売もあり
まんが王

20表紙

WEBバズーカvol20キャラ表20表紙案ラフ01サンプル
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