バンダイ 1/500 《宇宙戦艦ヤマト》 【塗装済み 完成品】



■基本工作

パーツ切り出し→整形→下地処理→塗装→ウェザリング→フラットコート



波動砲周り、艦橋、主砲、船体下部等に目立つ分割線があるので、パーティングライン処理と共に、丁寧に処理、整形しています。

またディティールの処理など甘い部分も散見されたので、スジボリの追加、パーツの追加等を行っています。



■加工箇所

・艦首

波動砲下部、側面の分割線が大きいので、一旦ディティールを埋めて、一体感を出すよう整形しスジボリの引きなおしを行いました。



・船体

パーツ精度は高いのですが、スナップフィットのせいか表面の一体感が乏しかったので、分割線を中心にペーパーで丁寧に処理しています。また船底に大きな分割線が出来ますのでキレイに消しています。



・甲板

他箇所と同じく大きな分割線がありますので、処理しています。

また甲板から、構造物までの立ち上がり箇所の分割線は処理した後、ラッタルは削り落としエッチングパーツに置き換えています。



・艦橋

艦橋下部にかなり目立つ分割線がありますので、丁寧に消しました。

また舷窓の円モールドはパーツ形状のせいで、真円になっていないので開口後、Oボルトを埋め込んでいます。

電探はライオンロアのエッチングパーツで21型電探に置き換えています。

電探基部の前後は大きな肉抜き穴が開いていたので、前部に市販のプラパーツ、後部にエッチング板を貼り付け処理しています。

クリアパーツの塗装は、逐光クリアーで塗装していますので暗部で光ります。



・主砲

主砲後部、レーダー基部に大きな分割線ができますので、こちらも丁寧に消しています。

レーダーは前部にモールドがあるのですが、パッケージのような丸モールドがないので、Oボルトをモールド部の深さの1.5ミリに加工し、蛍光レッドで塗装後取り付けています。

レーダー後部に肉抜き穴があるのでこちらも埋めてキレイに処理しました。



・煙突

煙突基部に探照灯らしきモールドがあるのですが、非常に見栄えが悪いのでナノドレッドから110センチ探照灯を使用しディティールアップしています。



・スタンド

船体との接合面は塗面保護の為ウレタンフォームを貼り付けています。

エッジはカリカリに立っていたため非常に安っぽく見えたので、C面を取って安定感を出しました。



・その他

下部のバルジなど、真円でないモールドは開口後Oボルトを取り付けています。

また甲板部のボラードに該当するパーツは基部に肉抜き穴があるので処理しています。

その他細々した所に手を加えています。



■塗装



基本色・・・軍艦色②60%・軍艦色①20%・ブラック10%・シアン10%

以上を船体の基本色に使用。



ハイライト部・・・上記基本色にクールホワイト、若干のマゼンダ

適時調色しムラ吹きを行っています。



シャドウ部・・・上記基本色にブラック、若干のシアン

パネルラインを中心に吹きつけ。



クリアで薄く調整したシアン、ハイライト部より明るくした物、クリアブラウン等でドッティング風の吹き付けを行いウェザリング塗装を行っています。

赤部も上記と同様の調色を行い塗装しています。

フラットコートの後エナメルを調色したものでウォッシングを行っています。

艦載機、細部は指示に従い塗り分けています。






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