北野皆人です。

タイトル通り日本人は何かとソフトよりハード(箱物)が好きではないかと思う。

ソフト=データ、ハード=箱物(モノ、建物など)と思って頂いてもいい。

私自身、データに投資するならモノ、現物にお金を掛けたくなる。投資=買うという感じになるが、買った物が目の前にあるのがいい、と感じてしまう。

特に男性は固定のモノを収集する傾向が強い(笑)

データは、集めても画面の中でしか「見る」ことしかできない。触れないのだ。目の前にあっても「触る」ことができない。自慢をしたくてもわざわざ画面を見せなくてはいけないのだ(笑)。

しかし、ハードは置いておけば目に付く。場所を選ばなければ誰にでも見て貰うことができる。不特定多数に自分のモノを自慢することができる。

場合によっては、それを撮影しデータとして見せることもできる。そうなるとデータでも良いかもしれないが、ハートの方が両方出来る面では都合がいいだろう。


こういった理由なのかは分からないが、公共事業、教育、育児、介護等など公共に係わる仕事はあるが、多くは箱物優先で行われることが多い気がする。道路などはちょっと違うかもしれないが、教育、育児に関しては、施設を作るがそこで働く就業者の働く環境には予算は多くない、など。

スポーツについても、施設は作るが競技者自体の育成については予算が付かない。などなど。
(日本のスポーツ界を支えているのは国ではなく企業です)

施設などは箱物なので、「これは俺の進めた事業で作ったんだ」(なんて言わないと思いますが)と自慢することができますが、競技者に予算を付けても「この選手は俺が付けた予算で強くなったんだ」なんて言われてもピンときませんね(笑)。

最近では、デジタル関係で世界から送れていると言われている日本ですが、日本を仕切る官僚、政治家さんは、ほぼ文系の人です。理数が苦手な文系の方がガチ理数系のデジタルを進めることがどれだけ大変か。

分からない人が進める事業は明後日の方向に進むのが目に見えて分かります。せめて発注する企業が事業を理解して良いものを作ろうと思うなら良いですが、そうならないから「お役所仕事」と言われるんですね。

俗に言う「金だけ出して口出すな」これが理想ですが、官僚の方にはプライドだけは高い人がいるのでとりあえず、口を出したいんですね。結果がどうなってもいいらしい。まるで野党みたいですね。文句だけ言って改善も提案もしない(いや、実はしているかも)。

ところで「ココア」でしたっけ、コロナ対策で作られた追跡アプリ、今動いているの?


実は、本当に書きたかった内容はこんなんでは無かったですが、それは次回に(爆)