デビュー20周年を迎えたシンガー・ソングライターのbirdさんの北海道ツアーが決まった。11月22日の帯広市を皮切りに道内6カ所で公演する。深川では、26日に音江町広里のライブ会場「SYU RAMP」(シュウ ランプ)で開かれ、地元のファンが心待ちにしている。
 京都出身のbirdさんは、ファーストアルバムとして売り出した「bird」が70万枚を突破し、ゴールドディスク大賞新人賞を獲得。20周年を迎えた今年、旭川出身の音楽家・冨田恵一さんがプロデュースした通算11枚目の最新アルバム「波形」をリリース、birdさんのソウルフルな歌声が楽しめる。
 「あのbirdが深川に来るなんて、音楽好きにとってはちょっとした事件ですよ」。「SYU RAMP」を主宰する吉田秀一さんが興奮ぎみに話す。
 吉田さんと音楽イベントを企画する会社「MORROW(モロー)」(札幌市)の代表取締役、小西順さんがライブ会場で知り合った縁で実現。birdさんが深川でライブを開くのは初めてだ。
 道北では旭川がライブ会場になりがちだが、のどかな田園風景に囲まれたクラブハウスのような「SYU RAMP」を見て、小西さんが「面白い」と即決。birdさん自身も「お客さんとの距離が近くて良い。同じ目線で歌える」と楽しみにしているという。
 約100人収容の「SYU RAMP」は、DJブースや長さ8㍍のスケートボード練習台を備えた遊技施設。農家の吉田さんが倉庫を改修し、ほぼ毎月ライブイベントを開催するなど、道内各地から音楽好きが集まる。
 「birdさんが来ることで、深川の知名度が上がるし、ライブイベントがもっと盛んになるかもしれない」と期待を込める吉田さん。「手を伸ばせば届く距離にいて、人間性も感じられるライブになる」と張り切る一方、打診を受けた当初は「本当にうちでいいの?」とプレッシャーを感じたという。
 11月26日は、午後7時半開演(同6時半開場)。約2時間半のライブを予定している。
 前売りチケットは全席自由で1枚4千円。未就学児童は無料。ローソンチケット(Lコード12515)、吉田さん(℡090・6252・9707)から購入できる。

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ソウルフルな歌声が人気のbirdさん= 「MORROW」提供