◆マンガしりとり・ルール
・マンガのタイトルでひたすらしりとる。
・必ず自分が読んだマンガとする。ジャンルは不問(雑誌・同人は不可)
・続けることが目的なので最後が「ん」でもよし。(例:「ドラえもん」⇒次回「も」)
・同上理由で 濁音・拗音はあるなしどちらもOK。(例:「しょうこうじょ」⇒次回「しょ」か「じょ」か「よ」)
・同作家の作品は各人1回ずつ。2回目は罰ゲーム

◆前回までの流れ
真空融接→
月に狼ミルキーウェイイティハーササラディナーサ櫻狩りリターン探偵青猫この手でよければパパがも一度恋をした太陽と月人とめはねっ!鈴里高校書道部ファンタジウムムーン・ライティングクロノクルセイドトラ兄さんとワンコさんサバス・カフェエマまっすぐにいこう。兎オトコ虎オトコご主人様とよくできた執事失恋ショコラティエ永遠のボーフレンドとなりの怪物くん空中庭園equusSUPER LOVERSスケバン刑事渇望の眼差し執事の分際

お馴染みの連動企画、BLイメージソング!聴いてより萌えBL読書日記miru-haさんとのガチンコしりとり勝負。
長らく続いたこの企画もついに30回! 私のお当番はこれが最終回となります…。
最後だけに作品選びは悩みに悩みました。 最後だからBLにするのか、それとも一般作品を選ぶのか。
結局、今よりもずっとずっと少女マンガが好きだった頃、雑誌でリアルタイムで追いかけて毎月一喜一憂していた思い出の作品を…。

いつも上天気 2 (マーガレットコミックス)いつも上天気 2 (マーガレットコミックス)
著者:聖 千秋
販売元:集英社
(1992-12)



音楽学校に通う宝は、明るくひょうきんな人気者。しかしそんな宝の家には父親がいなかった…複雑な家庭環境に置かれながらも、人知れず頑張る宝。そんな彼女の本当の姿を、潮崎くんはずっと見つめていてくれて―。

現在は文庫版が出ていますが、そちらの表紙は写真が使用されていてあまり好きではないので、マーガレットコミックス版のリンクを貼ってみました。 これでもあまり良い状態の画像ではないけれど、全3巻の中で2巻の表紙をチョイス。(文庫は全2巻)


宝と潮崎くんが小学校6年生から25歳まで、長い長い恋物語です。
有名作家の母を持ち、いつも明るくて友達も沢山いる宝は、人から見れば幸せそうに見える。
けれど彼女が心の底から欲しいと思っているもの…母が自分を愛してくれること、父が傍にいてくれること、こんなささやかな願いがどんなに努力しても一向に手に入らないのです。
ただ一人それに気づいてくれた潮崎くんなのに、宝がいつも好きになるのは違う人ばかり。
この潮崎くんが良いんですよ〜。
少女マンガのヒーローといっても、最初から最後まで主人公だけを想い続けて、全くよそ見をすることが無いというのは意外と少なかったりするのですが、潮崎くんの一途さといったら小6からですよ!
一旦は想いが通じて付き合ったりプロポーズまでしたのに、両親や祖母の呪縛にとらわれた宝に逃げられちゃったり、年単位でお預けをくらっても全くブレないその愛。
普通は、潮崎くんみたいに家柄が良くてイケメンでバイオリンの才能があって誰よりも愛してくれる人がいるなら、もう両親の事は諦めて自分だけでも幸せになればいいじゃないか、と宝にイライラしそうなものですけど、彼女の健気さや本当は無意識の時も含めて長い間とても潮崎くんを愛しているのが分ってしまうから、宝が愛すべき主人公だというのはずっと変わらないんですね。
そんな二人が10年以上もすれ違いまくりなんですから、そりゃあ気をもむなんてものじゃないです。
切なさの涙で溺れ死ねるレベルなのでした。

私は長年マンガを読み続けていてもういい歳だし、この時代の普通の少女マンガならラストはハッピーエンドになると分りきってます。
それなのに「どうせ最後には…」と冷静に読むことが出来ないんですね。
登場人物の感情がリアルで、その切なさに引きずられるように本当に最後の1ページまで緊張感が持続してしまう。
その繊細さが、聖さんの凄いところです。
ラストページの潮崎くんのモノローグは、もう最高に良かった〜。
正直言うと、ドラマ化された有名作品とかはあまり好きではなく…ここ数年、聖さんのマンガに心動かされる事は無くなってしまったのですが、十代の頃から読み続けた作品の数々は、20年以上経った今でも色あせる事がなく心の片隅に存在しています。

主人公に好意的ではないキャラクターにも、作者の優しさを感じられる。
そんな聖作品が大好きです。

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私の場合は1年と8ヶ月続いた企画でした。
お付き合いいただいたmiru-haさん、ありがとうございました。
とても楽しかったです。
そして、更新の少ないこのブログを読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。

最後なのでネタバレって訳じゃないですけど、私が「と」のお題を欲しがっていたのは、この作品について熱く語ってみたかったからでした。
Dr.汞 (1) (講談社漫画文庫)Dr.汞 (1) (講談社漫画文庫)
著者:能条 純一
講談社(2004-03)


う〜ん、今では文庫版も売ってないとは、なんとも悲しいです。 医者モノ多しといえど、私が真っ先に思い浮かべるのはこれ。 Dr.汞が妙に色っぽくて眼福なのですよ〜(笑)
能條さんは結構気に入ってて、全然有名じゃないけど「無力の王」とか好きです。

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miru-haさん、最終回のお題は「き」です。
楽しみにしていますね!