12月2日(土)・3日(日)、鳥取県へオシドリを見に行く予定で、朝5時には前の晩から借りていた10人乗りのレンタカー(トヨタハイエース)で萩に向かって山口市阿東地福を出発した直後、地福市(じふくいち)で縁石に乗り上げ、車が動かなくなった。前方の左のミラーとバンバーが大きく破損した。私は北浦自然観察会の参加者と保険会社、レンタカーの会社にも連絡した。北浦自然観察会には行事を中止するほか無いと伝えた。北浦自然観察会の参加者は車を取り替えてでも行事は続けたいと言って、間もなく様子を見に来た。8時頃、保険会社から派遣された修理業者が来た後、間もなく北浦自然観察会の参加者が自家用車に乗り合わせて4人来た。事故処理に時間が掛かりそうだと伝えると、自分たちは須佐で一人を乗せて5人で先に行っているから、私に後から来て欲しいと言って出発した。
 事故処理は10時に終わり、私は萩から出発した。初めの予定は大山町の孝霊山に先に登り、夕方日野町根雨のオシドリを見に行く予定だった。しかし、事故で出発が大幅に遅れたので、夕方5時前に根雨のオシドリ観察小屋に着いた。先に出た5人は浜田市の畳ヶ浦を見たり、大社町で出雲そばを食べたりして、結局私の方が先に目的地に着いた。観察小屋はかなり暗くなっていたが、オシドリは沢山いた。私以外にも見物人はいたし、世話をする人もいた。
DSCF9259
DSCF9261
DSCF9269
DSCF9264
 この日は程々に観察を切り上げ、宿舎の民宿朝勝(あさかつ)館へ行った。直後に5人が朝勝館に着いた。根雨の町は狭い通りに民家が所狭しと建ち並び、いかにも宿場町のような雰囲気があった。
 翌3日には朝6時に観察所に出かけた。まだ暗かったが、私たち以外にも2人来ていた。ゲイトは勝手に開けて入ってもいいのだと仲間のFさんから聞いていたので、小屋の中に入った。まだ近くには余り来ていない。暗くて前日の夕方に撒いたドングリがよく見えないようだ。
DSCF9284
 それでも少しづつ近づいてくる。私以外の参加者5人は女性で、こんな近くでオシドリを見たのでかなり興奮していた。「かわいい。だっこしたい」などという女性もいた。
DSCF9287
 大きなレンズを付けたカメラを持ってきた他所から来たの女性が、良い写真を撮りたいという一心だったのだろうか、北浦自然観察会の一人の女性が覗いていた窓を、自分がオシドリを写したからどいてくれと言ったらしい。「厚かましい女だ」と怒った顔をしていた仲間の参加者もいた。私はその女性が持っていたレンズとカメラは合わせて百万円以上はするような気がしていたので、厚かましいには違いないが、気持ちは分かるような気もしたので、余り腹は立たなかった。この女性はほとんど連写で撮っていたのでカメラの扱いには慣れていたかも知れない。それほどオシドリはきょろきょろして落ち着かない鳥で、いい角度で撮るのは難しいのである。もう一人一番奥の方で写していた男性も大きなレンズとカメラを持っていて、熱心にオシドリを撮っていた。観察小屋の中の様子は次の写真のようである。
DSCF9300
 7時には朝食を撮るために一度帰り掛けた。駐車場付近は次の写真のようである。
DSCF9299
 ところが、記念写真を取り忘れたことを思い出し、再び引き返した。そして入り口で記念写真を撮った。
DSCF9301
その後、観察小屋を覗くとまだかなりの人がいた。見ればオシドリが更に増えて餌に群がってきている。
DSCF9
 よく見るとけんかしながら水しぶきを上げている。
DSCF9306
 小屋の中にはオシドリのDVDと絵はがきが置いてあり、値段が書いてある。売り手はいないがその値段のお金を置いて勝手に持って帰れば良いようだ。私はDVDと絵はがきを買って帰った。家に帰ってゆっくり見たがこれほどの写真はなかなか撮れない。
img026

 朝食を済ませて、大山町の妻木晩田(むきばんだ)遺跡に向かった。途中、民宿の人から大山がよく見えるところを聞いていたのでほんの少し寄り道をして立ち寄った。
 DSCF9308
ここで記念写真を撮った。
DSCF9311
 もっと大山の近くまで行って大山の写真を撮ろうとしたが、逆光でさえない。
DSCF9314
 妻木晩田遺跡は弥生遺跡だが、吉野ヶ里遺跡を見ている私にとって、こちらの方が観光的には優れているようにも見えた。次は洞ノ原地区の縦穴式住居の中で撮った写真である。
DSCF9315
 そこから西に少し進むと日本海や弓ヶ浜が見える眺めのいいところがある。
DSCF9316
 永六輔が来たらしい。詩がある。この後、一度引き返して駐車場の北東の妻木(むき)地区に行った。ここには弥生のムラがあり、いくつかの住居と高床倉庫がある。
DSCF9317
 そこで最後の写真を撮った。
DSCF9318
 今回のメインは何と言ってもオシドリで、車の事故で孝霊山に登れなかったりしたが、私以外の5人は初めてすぐ近くでオシドリを見たので、十分に満足して帰途についた。オシドリについては、一度すぐ近くで見た者はすぐにそのファンになることは間違いないと私は何度も会員の前で行ったが、なかなか信用しないのである。今回来た5人は半信半疑ながら私の言うことを聞いた人達で、私の言うことが嘘でなかったことを自分で体験したので、この次にオシドリの観察会をするときには今回来なかった人がかなり来るのでは無いかと思う。昭和30年度(2018年)には観察会は予定していないが、その次あたりにはまた来るかも知れない。