3deba2a8.jpgコーヒーの生豆を買うときは、焙煎して挽いた後の豆を買うときにはあまり気にしなかった品質基準が名前で表示されています。そのため喫茶店では味わえない最高級の豆を選ぶこともできて、そのことも自家焙煎の楽しみでもあります。

品質のいい生豆を選ぶことは、おいしいコーヒーを飲むためには欠かせないことですね。

コーヒーの生豆の品質基準は国によって違います。(左が上位豆)
コロンビア
 スプレモ>エクセルソ
モカ
 ボールドグレイン>ロングベリー>シダモ>ヨダモキ>レゲンプティ>ダンビー>ジンマ
 (シダモ・・・コーヒー専門店でよく扱われているもの)
 (ジンマ・・・モカブレンドで多く使われているもの)
キリマンジャロ
 AAキボー>AAキリマンジャロタイプ>AA>A>AB
 (AA・・・コーヒー専門店でよく扱われているもの)
 (AB・・・缶コーヒーで多く使われているもの)
ブルーマウンテン
 No.1>No.2>No.3>ブルマンピーベリー>ブルマントゥリーエイジ>ハイマウンテン>プライムウォッシュ
ハワイコナ
 ・エクストラファンシー>ファンシー>PW(プライムウォッシュド)
ブラジル
 生産量が多く7つの基準で品質を管理している。

ブラジル式品質基準がどうなってるのか、参考になるので書き出してみます。
・タイプ
  欠点豆の種類と混入度によって7階級に分けられているようです。
  タイプ8が一番よくてタイプ2が一番下。6〜8が輸出用のようです。
・スクリーン
  豆の大きさによって8階級に分けられているようです。
  S-18という大きい豆が上位でS-12の小さい豆が一番下。
  (S-19は大きすぎて味がよくないので別扱い)
・カラー
  生豆の色つやで5段階に分けられているようです。
  新しい豆ほどグリーンが濃く上位、だんだん黄色くなるようです。
・カップ
  味のランク付けで、ストリクトリーソフトからリオまでの5段階。
  異臭がなく、コクがあるものが上位。
・クロップ
  収穫年度表記
  その年の収穫が翌年の収穫終了まで取引される。
  (1年半を超えたら古豆)
・ロースティング
  ファインローストからバッドローストまでの4段階。
  均等に焙れる豆が上位。
・プロダクションエリア
  産地により上位農地が決まっている。
  昼夜の寒暖の差が大きく、高度があり、農園管理がいいものが上位。

ブラジルのいい生豆は、タイプ8,S-18,グリーン,ストリクトリーソフト,ファインローストということになります。
とすれば、飲んでいるモンテアレグレ ブルボンは一体どのランクなんだろう?(ブルボンは品種、モンテアレグレは農園名のようですが)
まだまだ知らないことがいっぱいのようです。


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