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「もうすぐ日本への一時帰国だし・・・」と、


Flu shot(インフルエンザの予防接種)を、夫の仕事場で受けてきた。


それが先週の木曜日の事。


週末になり、日曜の朝に、何だか頭が重い。


目の周りがぼんやりと感じて、熱っぽい。


もしかして・・・? かかったか??


いや、インフルエンザの予防注射を受けたからと言って、


インフルエンザにかかるわけはない。


注射されるのは、"Inactivated Flu Vaccine"と言って、『非活化』の菌。


これが体に入ってのさばるのだ。


頭痛もセキも微熱も、すべてはこの『非活化された菌』の副作用。


そしてもし本物に性格の悪い,


Very much activeなインフルエンザ菌にやられてしまった場合には


体内にはこの「おとなしい非活化菌」がすでにのさばっているために


『迷惑な菌』をとてもがっかりさせる。


「なあーんだ、これじゃあちっとも暴れられないな!」と。


それでもやつらは迷惑な性格をしているから、


「ちっ!ちょっとでも悪さしておかないと、Flu様の名がすたるぜっ。」と


開き直って人間を少しだけ痛めつける。


さて、では何故頭痛はするし、風邪を引いたような気分なのだろう?


思うに、誰も彼もがこの『副作用』を経験するわけではないだろう。


きっとこれは健康な私の身体の小さな『抵抗』なのである。


私は元々季節のアレルギーで悩んだり、アトピーで痒い思いをする系統にある。


(お父さん、ありがとう!)


だから体に不審な侵入者があれば、「おっ!?なんだこりゃ?」と驚き反応し、


戦う体制にすぐ入る。


容赦せずにバシバシと叩きをいれ、蹴りまで入れる。


その『バトル』の副産物として、熱っぽかったり頭痛がしたり、


湿疹が出たりするのだと思う。


もちろん私は医者や化学者ではないから、


これは本当に想像から考える事なのだが、


たぶんそこまで間違ってはいないと思う。


そんな感じで今回受けた予防接種も、


おとなしいインフルエンザ菌を『警備隊』として体の中で漂よわせ、


しかもそれは漂うだけではなく、本当に悪い菌の侵入に備えて秘かにのさばるのだ。


だからホンの少しの不快感など何のことは無い。


そのうち身体も「なんだ、そこまで悪い奴じゃあないのだな。」とあきらめて


新しい存在を許す事にする。(たぶん?)


それまでは、夫にだけ「ああ~頭痛がする・・・。」「ああ・・・もう今日は疲れたわ。」と弱音を吐いて


少し楽をしてやろうか?と、ほくそ笑む。


・・・なんて言うのは、インフルエンザ菌よりもたちの悪い妻だろうか??