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12月に入った。あっという間に師走月だなんて、この一年「これをした!」という確実な足跡も無いまま、春の日本への一時帰国も夢だったのかと思うほどおぼろげだ。何と言う事!


かえってこの時期になると、「あれもしなければ・・・これもやっておかないと!」と、忙しくなる気がする。今更な自分。


今の季節はお天気も何かと曇りがちで、冷たい雨が降ったり、暦の上ではまだ秋のくせに雪が降り始めたりするせいか、朝起きるのがつらくなる。目が覚めてもまだ外は暗い。そのうえ窓をさわった指先に外の寒さがガラスを通して伝わるようで、思わず「はあっ・・・」とため息をついてしまうのだ。


太陽のやたら眩しい真っ青な空が見えない日には「今日も元気に頑張る!」と言う気持ちの勢いは、一瞬にして消沈してしまう。シーズン的「鬱」なのだろうか?


さて、先日とある記事をネットで見て妙に納得したのだが、それは人が「夜更かしさん」だからと言って、必ずしもその人がLazyな奴なわけではないんだよ・・・というものだった。


かく言う自分も、どちらかと言えば「夜更かしさん」なタイプだ。朝は、どこかのCMではないが、大き目のマグカップに注いだ濃いコーヒーをしっかり飲みほすまでは、頭も身体も眠ったままな人間だ。ちなみに夫は仕事がまだ夜中の延長の時刻に始まるせいか、余程疲れていなければ朝起きる事が全く苦にならない「早起きさん」である。(お墨付きの「夜更かしさん」ならば、そんな仕事にアプライする事もないだろう。)実際、夫の目覚まし時計が鳴るのを聞いたことがない。彼は音量の設定を低くしていても起きられるすごい奴なのだ。又はアラームが鳴る前に目覚めて止めてしまうのかもしれない。(もっとすごい!)その代わりに夜9時ごろにはしっかり船を漕いでいる。


・・・そうよ!「夜更かしさん」だからって、怠けて寝ているわけじゃないのよ!その分長く起きているし、その分ちゃんと家事をしたり何かしているんだから・・・。勝手に決め付けないでほしいわ!・・・


そんな風に何度言い訳(?)してきたことか・・・ 更に農家に嫁ぐと、その家族のまなざしは厳しかったりするのだ。


そのネットの記事には、昔々のその昔~に生きていた原始・古代の人達は、早く寝て良い人と、早く寝た人達を見守る役割の人・・・いわゆるガードというか、夜間警備の役割を担った人との二つのグループに分かれていたらしい・・・というような事が書かれていた。その遺伝子が今生きる世代の人までつながっている為に、今でも夜更かしのタイプと早起きのタイプが存在するのだと。


ほぉ~・・・、なるほど!


私に遺伝子をくれた、はるか彼方の昔々の時代に生きていた祖先は、夜間警備なタイプだったのか・・・!?


確かに野生の鳥や動物たちでも、家族・仲間が寝ている時やえさや獲物を食べている時には、必ずと言って良いほど警備の役が一匹いて、常に敵が来ないかと周りを見回している。それか!


妙に納得してしまったのは、自分と夫の性格を考えた時だ。


人は必ず”お世話したい人””されたい人”に分かれていると思う。我が家の場合は、私がやってしまう(”あげたい”とは言わずとも)タチ。そして夫は子供の頃から(望んだわけでは無いだろうが)世話をされたい人間だ。末っ子だから・・・という事もあるだろうけれど。だからと言って自分はお世話されるのが苦痛なわけでは無い。お世話されたらすごくうれしィ。でも、お世話されて、それが自分の好みに合わなかったらちょっと嫌・・・。メンドクサイ奴なワケ。もちろん口には出さないが。


だから、話を戻すと、私が古代からの夜間警備員の遺伝子を受け継いだから「夜更かしさん」で「ちゃんと見ててあげるから、ゆっくり寝なさいね!」なタイプで、夫が朝早く起きてしっかりお仕事に出かける「早起きさん」で、「じゃあ後はよろしくね!」と言うタイプなのも何となく納得できると思うのだ。


こじつけ? かしら?



それでもちゃんと夫婦としてやってきていられるのは、どこかで+(プラス)-(マイナス)の規則がきちんと働いているからでは無いだろうか?なんて思う。うん、それは確かと思う。


夜間警備役のこんな私だから、毎日の生活のリズムを崩すことはとてもつらく感じる。朝早く起きないといけないから、早く寝ないといけない・・・なんて、そんな理屈はわかっていても、実際はうまく移行出来ない。出来るまで時間がかかる!特に冬の間は。朝まだ暗い中もぞもぞ起きて仕事に出かけるなんて間違ってる!・・・人間はお日様が上がると共に目覚めて、一日を始めるというのが自然な正しい生活と言うもんだ!!・・・という屁理屈を理由に、早起きは極力避けたいタチである。夫はその逆の立場でやはりつらいと思う。彼の場合は、外が暗くなってきたらベッドに呼ばれるのが自然なのであろう。


本当に本当に、人間も熊みたいに冬は冬眠すれば良いのに・・・!と感じることもある。


冬の長い眠りに入る前に超豪勢な食事をし、満腹になってから暖かいブランケットに包まって春が来るまで眠りの世界を漂う。時々はトイレに起きる必要もあるかもしれないが、春の花が芽を出すまでは起きてはいけない・・・!起きたら何か悪いことが起きる・・・憲法に違反する!!・・・そんな掟が出来れば良いのに。


それが常であれば、「早起きさん」が先に冬眠に入り、全ての環境が整うまで起きていても構わない。家の鍵がかかっているか確認して、暖房が心地よく入っているか調整。それから暖かいサイダーを飲み、歯磨きをしてからベッドに入る。そんな世界を想像していたらあくびが出てきた。


うちの「早起きさん」は、私が「夜更かしさん」である事をちゃんと知っている。でも嫌味を言ったりはしない。


違いを認めてその差を楽しむことを知っているから。


時々ホントに朝遅く起きてしまっても、そんな事は大した事じゃない。怠けモノなわけじゃない。家事をサボったり仕事を怠けたりしなければ、It's OK. No harm done!


「夜更かしさん」としてのルールを守って一日を過ごせば良いのだから。


こんな事をぐだぐだと考えていたら、クリスマスカードを仕上げる事を忘れていたことを思い出した。


Ancient Personであったら、クリスマスカードの心配などせずに済んだのになあ・・・なんて、またぼんやりする前にやってしまおう!


今夜好きなテレビ番組を見た後に、仕上げてから寝ることにしよう。秋の夜長、時間はたっぷりあるのだから。