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環境問題はなぜウソがまかり通るのか/武田邦彦
「地球にやさしい」という言葉が嫌いな私にとっては、胸のすくような一冊となるはずでした。
しかし、内容には失望せざるを得ませんでした。
第一章から、身近なペットボトルを題材にして読者を引き込もうとしたのだと思われます。
しかし、『確か、リサイクルをしようということになったのは「大量消費はもう止めよう!」といことからではなかったか。』とありますが、そうではなくて「大量消費するためにリサイクルする」ことが始まりだったと思います。
そのほかにも基本的なところで認識がずれています。
また、文書が拙い・数値の扱いが雑・図表の解釈が不自然など、低レベルなところが気になります。
「バカらしい」という言葉が何度も出てきて読む気が失せます。
高名な大学教授ともあろう方がこんな文章を書くとは思えません。
おそらく、下手なゴーストライターに書かせて、よくチェックもせずに出してしまったのではないでしょうか。
ダイオキシンの毒性については、マスコミで騒がれているほど毒性はないというのは理解できます。
ダイオキシンは焚き火からでも発生するといわれています。
つまり、人間が誕生する以前から山火事などでダイオキシンは発生していたのです。
ですから、ダイオキシンの毒性に弱い生物は早い段階で死滅していったはずです。
そして、人間を含めた今の生物はダイオキシンの毒性に強いからこそ生き残ったのです。
安い作りの本でも内容はちゃんとしているというコンセプトの本だそうですが、内容も安い作りとなっています。