アーカイブ:2016年08月

えた恐ろしい瞬間に

トラクの巨大な手がぴくぴくと開き、クスゥレク?ゴルが力なく指のあいだから滑り落ちた。かれが悲鳴をあげようとして口を開けたとたん、青い炎がまるで血のように噴き出した。トラクは顔をかきむしって、鋼の仮面を引きはがし、その下のおぞましく焼きただれた膚をあらわにし

「りんごの木の男爵ね」「そのとおりです、女王さま」若者は彼女が、父の名前と、ベルガラスがかれの父親に課した奇妙な仕事のことを知っているのを聞いて喜んでいるようだった。「父はコロダリン王の側近として従軍するでしょ。この怪我さえなければ、父とともに今夜の戦い

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