そう言って、カズはあのポテトチップスを取り出した。二人はそれを黙って食べた。やがて、車内販売が来ると、弁当とお茶をそれぞれ買った。夜の電車内は静かだ。弁当を食べてまうとほかにやることもなく、カズはシートを少し倒して、目を閉じていた。ケンはぼんやりと窓の外