しあわせな読書時間 ―北欧スウェーデンの絵本・児童書めぐり―

スウェーデン・フィンランド・ノルウェー・デンマーク・アイスランドにゆかりのある作家の書いた絵本・児童書、むかし話を中心に紹介します。小学校や図書館での「読み聞かせ」の記録も。

図書館で読み聞かせをしました。

yomi20170526

【プログラム】

1. ひげじいさん(手遊び)
2. いないいないばあ
3. まゆげちゃん
4. せんろはつづく(大型絵本)
5. バルボンさんのおでかけ(大型絵本)
6. どうぶつしんちょうそくてい(大型絵本)
7. ぺんぎんたいそう
8. きんぎょがにげた
9. ちびゴリラのちびちび(大型絵本)

今回はあいさつのあと乗り物に乗って、動物園に行って楽しみました、という流れを作りました。

私の少ない経験から、読む本と読む本につながりがある方が、幼いお子さんが次のおはなしの世界に入りやすいのではないかと感じています。

子どもが飽きないように変化を付けつつ、おはなし会の組み立てを考えるのは難しいです。

でも、楽しい。


終わったあと、『せんろはつづく』を「見せて」と声をかけてくれた男の子がいました。

そのお子さんは『せんろはつづく』、借りて帰ったようです。

もう一度読みたいと思える絵本に出会うきっかけになれたなら、こんなにうれしいことはないですね。
 

【大型判】わたしのせいじゃない せきにんについて
レイフ・クリスチャンソン
岩崎書店
2017-02-17



男の子が泣いている。
私は知らない、私のせいじゃない。
言い訳が続きます。


この絵本は友だち関係を題材に責任について書かれています。
みんながやってるから。
わたしには関係ないし。
何言っても聞いてもらえないし。
こんなふうに、直接は誰かを傷つけていなくても、放っておくことはよくあることです。
でもそれは事態を悪くするだけ。
ほんのちょっとの勇気でいい方に向かうかも。
でも、、、理想論だよね。
現実はそんなに簡単じゃない。
だからこそ、1冊の絵本を読むわずかな時間立ち止まって、自分の心に浮かんだ気持ちを見つめてほしい。
そして、その気持ち、大事にし続けてほしいです。


以前、このブログでも紹介したスウェーデン生まれの『わたしのせいじゃない』。
大型版が出ました。
機会があったら、ぜひみんなで読んでみてください。
 

図書館で読み聞かせをしました。

yomi201170513


【プログラム】

歌:ひげじいさん
絵本:いないいないばあ
絵本:みずたまレンズ
絵本:ブービーとすべりだい
絵本:つかまえた!
絵本:ぺんぎんたいそう
大型絵本:もぐらバス

朝、雨が降っていたので「みずたまレンズ」、そして次の日の「母の日」に合わせておかあさんが出てくる「ブービーとすべりだい」「つかまえた!」、旬の食材「たけのこ」が出てくる「もぐらバス」を選びました。

1冊目に「いないいないばあ」を取りだすと、子どもたちは「持ってる!」「知ってる!」と大喜び。
知らない絵本にワクワクする一方、よく知っている絵本が出てきてもうれしくなっちゃう年頃の子どもたちでした。
そんな様子に、よく知っている絵本を最初に持ってくると、子どもは安心して楽しめるのかなあ、とちらりと思いました。

「みずたまレンズ」は水滴がさまざまな形になったり、ものが逆さになって映るのがやはりおもしろいらしく、子どもたちは真剣に見入っていました。
読み始める前に、子どもたちには見えやすいように近くに来るよう促しました。

「ブービーとすべりだい」はすべり台を滑りたいのに、いざ滑ろうと思うと怖くなってしまうブービーが主人公。
そのことをお母さんに打ち明けたら、お母さん、自分の足をすべり台にして、ブービーを何度も滑らせてくれました。
楽しくなったブービーは本物のすべり台も、、、というお話。
奥付、裏表紙までがお話が続くので、慌てて閉じないことが読み方のポイントです。

「つかまえた!」の表紙にはお父さんらしき男性の絵。
今度はお父さんが出てくる絵本だと子どもたちは想像したと思います。
とかげがたんぽぽをつかまえ、そのとかげをネコが捕まえ、そのねこをぼくがつかまえ、そのぼくをお父さんがつかまえた!
そして、そしてお話は続き、一番最後に出てくるのはお母さん!
おかあさん、すごい!
で終わるお母さんの絵本です。
優しいお母さんと力持ちのお母さんが出てくるこの2冊。
母の日に合わせて読むのにぴったりだと思います。

ここで「ぺんぎんたいそう」で体を動かしてリフレッシュ。
2回繰り返しました。

最後は「もぐらバス」。
地面の下には地上とは別の世界があります。
そこにはもぐら建設が道路を作り、もぐらが運転手を務めるもぐらバスが走っているのです。
いつものようにバスが走っていると、たけのこが出てきてバスの進路をふさいでしまいました。
乗客が「たけのこじゃしょうがない」とのんびり待つこと1時間。
ようやくたけのこが掘り出されます。
そのたけのこはマーケットで配られ、その日の晩はみんなたけのこを食べて幸せな気持ちになったというお話。
たけのこがおいしい今の時期にふさわしいお話です。
かわいらしいお話なのですが、使われている言葉が幼児にはちょっと難しいかも。
小学校低学年向けかな、と思いました。

会を通して、子どもたちはよく聞いてくれたように思いますし、それでいて問いかけにはみんなが大きな声で答えてくれるなど、リアクションもしっかりありました。
全体的には楽しい雰囲気になったのではないかと思いますし、何より私自身が楽しみました。




サンタクロースのお手伝いをする妖精トントゥのミッラは、サンタさんに頼まれて、クリスマスパーティで歌をうたうことになりました。

さっそく練習しようとするけれど、大変!

声が出ないのです。

ネコのにやーにゃーもフクロウのペータンもおにいさんのマッティも、ミッラの声が出るように魔法のスプーンにお願いするのですが、ミッラの口からは変な声が出るばかり。

パーティの時間が近づいてきてもミッラの声は出ないまま。

しょんぼりするミッラ、どうなっちゃうの?



トントゥはみんなスプーンを持って生まれてくるのだそう(この絵本での設定なのか、フィンランドではそのように伝えられているのか、調べてみましたがわかりませんでした)。

そのスプーンに強くお願いをするとかなうんですって。

ミッラ、声が出なくて困っているけれど、みんなの前でうたうのは不安だったんだね。

みんなと一緒にうたうから楽しいのが歌。

みんなと一緒だからうたいたくなるよね。

そんなミッラの心の動きがとってもかわいらしいです。

季節はずれの紹介になってしまいましたが、クリスマスの寒い時期にぴったりのあたたかくてほんわかしたお話です。
 
 

小学校で読み聞かせをしました。

今回は選んだのは『くすのきだんちは10かいだて』。

yomi20170421


10階まであるくすのき団地には管理人のもぐさんのほかいろいろな動物たちが住んでいますが、7階と8階は空き部屋になっています。

ある日、かけすさんが部屋を見に来て7階に住むことが決まりました。

引っ越し後はお嫁さんも一緒に暮らし始め、たまごも生まれました。

そんなある日、へびさんが部屋を見にきました。

でも大変!

たまごを狙っているみたい!

もぐさんが機転を利かせて、、、。



新年度が始まって1ヶ月近くが立ちました。

子どもたちも新しい生活に慣れてきた頃です。

子どもたちが、お友だちと仲よく協力して楽しい学校生活を送れるようにと願いを込めて読みました。

このお話を知っているお子さんもいましたが、おもしろがってくれてたんじゃないかな? 
 

(別のメンバーさんが『みるなのくら』を読んでくださいました。) 

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