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ベニーいえでするベニーいえでする
著者:バルブロ・リンドグレン
販売元:徳間書店
発売日:2001-03
おすすめ度:5.0
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「だめよ」「まちなさい」「こらっ」。こぶたのベニーはママに怒られてばかり。おもしろくないベニーは大事なぶたのぬいぐるみのぶうちゃんを連れて家出。でも、行くあてもなく、行った先々でもいやなことがあって……。

小さい子どもが誰でも経験するような感情をあたたかく描いていて、子どもへの愛情が感じられる作品です。不安になったり、悲しくなったり、さびしくなったり、うれしくなったり、得意げだったりする、ベニーの表情やしぐさはとてもユーモラス。

「おかあさんとおなじ」。これを読んだ息子はベニーに共感していました。大人の勝手さにつき合わされて腹が立つことがあっても、小さな子どもは親が大好き。でも、いつか離れていってしまうんですよね。そんなとき、この本を読んで、子どもが小さかったときのことを思い出してみよう。