2005年07月
2005年07月31日
昨日紹介しました「永遠の旅行者」(幻冬舎刊)ですが、週末にかなり読みました。といってもまだ下巻にははっていませんが。内容は、前作のマネーロンダリングを彷彿させる読み応えある内容に仕上がっているようです。
表題にもなっています永遠の旅行者とは、PT(Perpetual Traveler)といわれ租税回避のために非居住者として外国諸国を渡り歩く人を指します。ネットの普及と経済のグローバル化によって、国を超えた法治がますます難しくなってきていることがこの本を読むとよくわかります。
毎日こうしておこなっている為替取引も、それを職業とするプロのトレーダと、子育てで忙しい主婦がほぼ同じ土俵で取引している今日のグローバル化した社会が我々の日常の生活にあり、この小説の現実性が強く感じられます。
さて、今週ですが今週は5日の経済指標の発表と、国内では国会の動きがキーポイントだと思っています。予想は結局のところ103円にあっさり入ってくるのではないかと思っていま
す。
(19:48)
2005年07月30日
私が愛読する橘玲さんの話題の新刊が発売されました。
今回は金融情報小説「永遠の旅行者」幻冬舎刊です。資産20億円のすべてを、息子ではなく孫娘に相続させたい、しかも相続税をただ1円も払うことなくという。
私が橘玲さんの本を知るきっかけになった本は、「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」で、読まれた方も多いのではないでしょうか?この本には資産運用、保険、税金などお金に関する合理的な考え方がすべて語られており、非常に参考になる本です。読まれていない方にはぜひお勧めです。
(09:07)