「無知の知」。これは、私が30代の頃からいわゆる座右の銘としている言葉です。
ギリシャの哲学者、ソクラテスによって概念化されたものです。

ソクラテスは、知恵者と評判の人物との対話を通して、自分の知識が完全ではないことに気がついています。
言い換えれば、無知であることを知っている点が優れていると考えました。
また、知らないことを知っていると考えるよりも、知らないことは知らないと考えるほうが優れているとも考えました。

私も、自分が知らないことを知っている人を、すごいなあと思っていつもみています。
自分が知らないことに対して興味があって、それが高じて毎月だいたい7、8冊の本を読んでいます。
会う人会う人が様々な分野の専門家なので、読む本も政治や経済、歴史、科学、文化など様々なジャンルになります。
読むのはたいてい移動時間。私の鞄の中にはいつも2、3冊の本が入っています。

知らないことがわかる楽しみや欲求というのは、いくつになっても枯れることを知りません。
謙虚に学ぶ気持ちを大切にしたいと思っています。

2013年10月18日 上海虹橋駅にて