師走に入り、今年も残すところあと僅かとなりました。

12月23日は天皇誕生日です。
上海でも毎年12月、在上海日本国総領事館が主催する天皇誕生日記念式典が執り行われているんです。初めて聞かれた方もいらっしゃるでしょうね。
とはいえ12月23日その日に開催されるのではなく、12月の第一週目と決まっていて、今年は12月4日(木)。
日本側からは総領事、各団体の役員、自治体関係者等々、中国側からも政府関係者を中心に、総勢約600名が参集します。結構な人数になるんですよ。
私も毎年、式典に呼ばれていて、今年も参列することになっているのですが、一方でちょうどその時期に名南の忘年会もあるので、双方が重ならないか、ヒヤヒヤしているのですが、今年はバッチリ、バッティングしてしまいました。
という事情から、本当に楽しみにしていた名南の忘年会には参加できなくなってしまいました。

中国で、日本の天皇誕生日を祝うという習慣は、実は戦前から行われていて、昔は「天長節」と呼んでいました。
この天長節は上海の、現在は魯迅公園という穏やかな公園になっていますが、当時はこの魯迅公園で執り行われるのが常でした。
1932年、この天長節で発生したのが有名な「天長節事件」。
1932年という年は、満州事変の翌年、リットン調査団の年、日本が国際連盟から脱退する前年、
という、まさに激動のさなかです。

中国にはもちろん、現在も君主という存在がありません。習近平主席が最高位で、国の元首ですね。
ですから、この天皇誕生日を上海、北京、広州などの各地で行うことに対して、中国の方たちがどのように感じているのか、少しばかり興味のあるところではありますが、
いずれにせよ、日本の伝統行事を日中双方の関係者で祝うということは、お互いの理解を深める上でもいいことかな、と感じています。