2018年08月09日

10060:清澤眼科医院通信:(サザン40周年 ほか)第2449号


 (管理ページ)

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私は来週バケーションを戴きますが、その間も医院は夏休みお盆休み無しでカレンダー通りに診療いたします。この間、殆どの診療を続けますが、ボトックス投与には対応できません。
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本日は長崎原爆から73年だそうです。

被爆者援護法に基づく医療扶助という物があります。
大学病院勤務当時から引き継いだ方を含めて、私が担当したのを意識した患者さんは(3万余名のカルテのうちで)2人おられました。長い間拝見しておりましたが、その方々も見えなくなって数年になります。
被爆者援護手帳での診療には診療施設が初めに都庁にその登録をする必要があります。その窓口の方と初めて話をしたのはもう14年も前のこと。「治療を引き受けてくれてありがとう」という意味の声をかけられて、逆にびっくりしたのを思い出しました。
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10059:40周年プレミアム クローズアップ!サザン

清澤のコメント: 医科歯科大学の神経眼科学会はグループリーダーが夏季休暇のため、臨時で入れた3人の患者さんだけお相手して早めに終了とさせていただきました。台風13号が東京に近づいていますので、交通の途絶に備えて、今夜は南砂町駅近くの職場に近い院長室に泊まり込むことにしました。そこで偶然見ることができたのが「40周年プレミアム クローズアップ!サザン」

最後に桑田氏が「音楽活動を、仕事っぽくなくしたい。」と言っていたのが印象的でした。

来週は私がバカンスに入ります。医院の診療はボトックス投与以外はカレンダー通りでお盆休みもなく診療を続けてもらいます。現在、航空機の運休が多発していますが、週末までには落ち着くことを期待しています。

東京医大の調査委員会が調査結果報告書を出しています。全文を通読してみました。^貅〇邯海ら数人に対して相当大きな加点がなされたことと、■下〇邯海能子と多浪に大きなハンデをつけていたことが書かれています。特に、理事長の感覚麻痺を批判していました。女子へのハンディが2次試験の段階で強く加えられたはずという私のデータ読み取りは正しかったようです。調査結果の公表
http://www.saijuken.com/swiki/index.php?2018%C7%AF8%B7%EE7%C6%FC%C5%EC%B5%FE%B0%E5%B2%CA%C2%E7%B3%D8%B2%F1%B8%AB

そこでお勧めしたい記事がハフィントンポストに採録されていました。東京医大目指し2浪の女性「当事者として差別を受けたのは初めて」「女性を手助けしたいと医師を志したのに、女性だから、という理由でチャンスが奪われるとは皮肉です」という記事です。今回の問題について、「あからさまな性別による差別を当事者として受けるのは初めて」などと綴り、差別への無念さを隠さない心情を述べています。
https://www.huffingtonpost.jp/2018/08/03/opinionletter_a_23495092/?ncid=other_huffpostre_pqylmel2bk8&utm_campaign=related_articles



このブログをこの形で運営するのも今週いっぱいの予定で、模様替えを考えています。来週いっぱいはページ更新はできなくなります。

新しいページへの書き込み方は来週末以降に習う予定です。

サザンオールスターズによる一夜限りのスペシャルスタジオライブ!壮年JUMP・勝手にシンドバッドなどデビュー曲から最新楽曲まで盛りだくさんでお届けする音楽ショー!

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41Fsyu4THnL10055:ワンデーデファイン5枚パック取り扱い開始のお知らせ

利用者の多いカラーコンタクトレンズですが、当医院では最も安全だとされるデファイン(ジョンソンエンドジョンソン社)をすでに扱っています。

従来は、ひと箱30日分でしたが、今回はジョンソン社が5枚パックというものを販売開始するということです。

新規のカラーコンタクトレンズを試される方には朗報であるかもしれません。

当医院では、ワンデーアキュビューデファインモイストの5枚パック(ラディアント スウィートのみ)の取り扱いを始めます。8月24日金曜日から。

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10051:「神経眼科におけるボツリヌス治療」
講師:山上明子 先生 (井上眼科病院)を聴きました。(日本神経眼科学会 認定講習会 201884 午前11 15 分〜)

zutsu清澤のコメント: 片頭痛やうつ病へのボトックス適応拡大の可能性の話(下記末尾の文献、別記事に抄録を掲載http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/54841745.html)は、先日患者さんから問われた「眼瞼の痙攣(運動症状)がはっきりせず、疼痛が主である眼瞼痙攣例にボトックス投与は有効か?」という質問に対して、「経験的にはイエス」と私が考えていた状況を一歩進めてくれる情報であったと言えそうです。

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ボツリヌスA毒素は1996年に眼瞼痙攣への適応を承認され、2000年に片側顔面痙攣、2015年には斜視に対する適応も認められられた。

斜視へのボトックス治療について述べる。

作用機序は神経終末でのアセチルコリンの放出を止めること。 

斜視に対する治療法には、屈折矯正、プリズム、視能訓練、手術があったが、そのほかにこのボトックスが加わった。

ボトックス注射は手術による筋弱化手術に対応する。

長所は:可逆性、侵襲が少ない、何回も可能なこと

短所は効果が非永続的で、定量性に欠ける、眼瞼下垂や上下斜視を起こすことも有ることである。

適応は12歳以上、機械的制限がないもの、手術希望が乏しい患者。微調整など手術リスクの高いものは避ける。

良さそうなケースには、両眼視の良い急性内斜視(内直筋に5単位以下)、輻輳痙攣も良かろう。

禁忌には筋無力症、ランバートイートン、アミトロ。妊婦と授乳中。女性は2月、男性は3月の投与後の避妊を要す。

慎重投与には狭隅角眼、呼吸器疾患、筋弛緩剤投与中の患者を含む。

今後の適応拡大には片頭痛(PREEMPTスタディー)やうつ病が考えられている。

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鈴木幸久先生のビジュアルスノーに関する演題抄録が出来て送られて来ました。早くも原著が楽しみです。::

Visual snow患者にみられた視覚連合野の糖代謝低下
鈴木幸久1, 2, 3 清澤源弘 2, 4 若倉雅登5 石井賢二3
1; JCHO三島総合病院 眼科 2; 東京医科歯科大学 眼科 3; 東京都健康長寿医療センター 神経画像研究チーム  4; 清澤眼科医院 5; 井上眼科病院

神経眼科学会抄録、2018

keyword: extrastriate cortex, positron emission tomography, visual snow

【目的】visual snowは、視野全体に砂嵐または霧雨様のものがみえる現象である。残像現象や羞明、感覚過敏など多彩な視覚・感覚症状を伴うことが多く、その発症メカニズムについては不明である。visual snow患者の脳糖代謝変化についてポジトロン断層法(PET)を用いて調べた。
【対象・方法】visual snow症例48例(男性 18例、女性 30例)の安静時脳糖代謝を測定し、健常人82例(男性 41例、女性 41例) と比較した。visual snow症例48例中23例に片頭痛の既往があった。26例に残像現象、22例に羞明、12例に光視症などの視覚陽性現象、19例に暗所での見えずらさ、7例に感覚過敏を伴っていた。
【結果】健常群と比較してvisual snow群では、両側視覚連合野の糖代謝低下がみられた。片頭痛を伴うvisual snow群、片頭痛を伴わないvisual snow群においても同様に両側視覚連合野の糖代謝低下がみられた。
【考察】visual snowは、片頭痛との関連が疑われているが、片頭痛を伴う群と伴わない群とで糖代謝分布に違いはみられなかった。視覚連合野は、形態覚や運動視、色彩の認知などに関与しており、同部位の機能低下がvisual snow症状の発現に関連していると推測された。
【結論】視覚連合野の糖代謝低下が、visual snow症状と関連している可能性がある。

清澤のコメント:きれいなデータが鈴木先生の手でまとまったようです。ビジュアルスノーの脳糖代謝については一つだけ先行研究があります。それはSchankin CJ, Goadsby PJ. Visual snow--persistent positive visual phenomenon distinct from migraine aura.Curr Pain Headache Rep. 2015:19:23.です。

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btn_netyoyaku_top下記:ご利用ください
ネット予約


https://www.kanja.jp/017057tab9.html#tNavi
btn_qa_soudan

ネット質問箱:http://www.kanja.jp/017057tab3.html#tNavi

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facebook登録できています。⇒リンク https://www.facebook.com/motohiro.kiyosawa?fref=ts

ブログの記事をシェアいたします。

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受診予約は電話 03-5677-3930 。

昼休み中も留守番を置き、電話対応いたします。カルテを確認し、何を検査するのかを確認しながら予約を入れます。

遠方からの神経眼科のための新患患者さんも来院されます。

当医院はあくまで町の無床診療所ですから、その目指すものは神経眼科に関する本物の疾患のトリアージュ(弁別)。画像診断と採血検査で私だけの手におえないものがないかどうかを判断します。難しい疾患が見つかれば、東京医科歯科大学脳外科や神経内科、膠原病内科など最適な治療専門施設に早急に治療の依頼を出します。

 

「ネット予約ページにリンク」 ネット予約。自動予約ではなく、お申し越しの内容に合わせ、翌朝にリコンファームの電話を差し上げます。

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この先を毎日は書き換えてはおりません。最終改定 清澤眼科院通信 (2018.6.19) です

ここからが医院紹介の本文です

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清澤眼科医院通信 136-0057江東区新砂3−3−53 清澤眼科医院

電話  03-5677-3930 FAX  03-5677-3929

 

1 目標;すべては患者さんのために

 

1-1)一人でも多くの患者さんに利用していただけるよう、自分と職員を励まして居ます。(諸メディアの取材にも協力します、取材のご希望があればお電話ください。)

 

1-2)近況: 丁寧な診療のために医師2人ないし5人で診療体制の充実を図っています。ご参加くださる事の可能な医師はご相談ください。

2014年11月診療所面積も最初の3倍強に拡張しました。緑内障専門外来(週3枠)、網膜硝子体外来(週3枠)、神経内科外来、神経眼科外来、眼科形成外来、臨床心理学外来、リハビリコスメセッションも設置。

 

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2-1)医院独自のホームページ。 (こちらをご覧ください)

眼科医療に関するご質問は患者の気持ちの質問箱(⇒リンク)にお寄せください。

問答の公開を前提にお答えしています。またこのブログの記事に戴いたコメントにも随時応答しています。 (無料電話相談は対応しておりません)

 

2-2)患者の気持ちページ”の眼科質問箱http://www.kanja.jp/017057tab3.html#tNaviこの質問箱には様々な質問と答が掲載されます。

 

ネット用予約システムでは、夜間でも予約ができます。

ネット診療予約には、日中の時間帯に確認電話を差し上げます。

初診は問診表に記入して持参されますと、所要時間を短縮できます。

(⇒印刷用問診票にリンク:)

 

3、清澤の水曜午後は2018年も東京医科歯科大学臨床教授を拝命し神経眼科外来で最初の1度だけ診療します。担当医としての継続的診療希望にはむしろ南砂町の医院をお訪ねください。

 

公開情報

開業して約15年ですが、有り難いことに、まだ英文及び邦文の論文を出し続けています。

 

◎2013年−2017年清澤眼科(および東京医科歯科大学神経眼科研究グループ)関連業績⇒リンク;http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/54649009.html

 

4:特殊外来担当者一覧:

〇神経眼科外来は、眼科専門医石川弘(元日大講師)、鈴木幸久(総合三島病院、東京医科歯科大学講師)

〇神経内科専門外来:浅見医師(東京医科歯科大学神経内科)。

〇臨床心理士に依るカウンセリング:小野木臨床心理士。

〇緑内障外来は木村至教授(東海大八王子病院)、西尾医師、伊藤医師。

〇網膜硝子体外来:寺松医師(竹内眼科)担当。

〇眼形成外来:土井医師(聖隷浜松病院:月一度)。

 

清澤の担当する一般外来は赤井医師、柏倉医師、小林医師、桜井医師、大竹医師によって常にサポートされており、手前味噌で恐縮ですが、迅速丁寧な対応ができます。

(2018改定記事です⇒) 情報公開

 

5:801 当院の眼瞼痙攣患者調査(眼瞼痙攣の患者像 そして眼瞼痙攣治療を成功させる10のコツ)

 

6、当ブログは、最近は少し減り一日閲覧数で1000件、一日訪問者数で800人程度です。ブログを取り込んだ新ホームページへの移管を準備中。

 恐縮ですが未受診者からの電話医療相談や電話での医師推薦依頼には対応できません。

お困りの方も保険診療として一度は受診し、当医のセカンドオピニオンや適切な専門医への紹介を有料でお求めください。

当医の専門は神経眼科ですが、長年の経験と人脈を生かして、眼科に関する相談を各疾患万遍無くお受けします。

 

7、眼科の医学的相談には、”患者の気持ち”サイト内の質問箱をご利用ください。

質問欄⇒(ここでリンク)。質問を歓迎します。恐縮ですが、質問箱の答は公開とし、多くの方々に共有していただきます。

 

8、コンタクトレンズ:

○コンタクトレンズ希望の方は保険証を持ち、清澤眼科医院を御受診ください。丁寧で迅速な診療での処方を心がけます。販売は新砂コンタクトレンズです。  

9、 眼瞼痙攣の治療について

◎当医院のボトックス投与予定:再初診とも電話でボトックス治療希望とおっしゃってご予約ください。水曜(院長不在日)はボトックスが施療できません。

10、 ◎病名説明記事の検索○検索方法

1)直接Googleに(病名x清澤)でご検索ください

(グーグルの検索アルゴリズム変更で現在HPに比べてブログ記事は探されにくくなっています。) 

11、関連記事: ーーー

〇藤野貞先生の教えを受けたメンバーで、「神経眼科臨床の為に」の改訂第3版を作りました。

〇改版した『目がしょぼしょぼしたら、眼瞼けいれん?片側顔面けいれん』です。


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kiyosawaganka at 07:58|PermalinkComments(0)

10059:40周年プレミアム クローズアップ!サザン

40周年プレミアム クローズアップ!サザン

清澤のコメント: 医科歯科大学の神経眼科学会はグループリーダーが夏季休暇のため、臨時で入れた3人の患者さんだけお相手して早めに終了とさせていただきました。台風13号が東京に近づいていますので、交通の途絶に備えて、今夜は南砂町駅近くの職場に近い院長室に泊まり込むことにしました。そこで偶然見ることができたのが「40周年プレミアム クローズアップ!サザン」

最後に桑田氏が「音楽活動を、仕事っぽくなくしたい。」と言っていたのが印象的でした。

来週は私がバカンスに入ります。医院の診療はボトックス投与以外はカレンダー通りでお盆休みもなく診療を続けてもらいます。現在、航空機の運休が多発していますが、週末までには落ち着くことを期待しています。

東京医大の調査委員会が調査結果報告書を出しています。全文を通読してみました。^貅〇邯海ら数人に対して相当大きな加点がなされたことと、■下〇邯海能子と多浪に大きなハンデをつけていたことが書かれています。特に、理事長の感覚麻痺を批判していました。女子へのハンディが2次試験の段階で強く加えられたはずという私のデータ読みは正しかったようです。
http://www.saijuken.com/swiki/index.php?2018%C7%AF8%B7%EE7%C6%FC%C5%EC%B5%FE%B0%E5%B2%CA%C2%E7%B3%D8%B2%F1%B8%AB

そこでお勧めしたい記事がハフィントンポストに採録されていました。東京医大目指し2浪の女性「当事者として差別を受けたのは初めて」「女性を手助けしたいと医師を志したのに、女性だから、という理由でチャンスが奪われるとは皮肉です」という記事です。今回の問題について、「あからさまな性別による差別を当事者として受けるのは初めて」などと綴り、差別への無念さを隠さない心情を述べています。
https://www.huffingtonpost.jp/2018/08/03/opinionletter_a_23495092/?ncid=other_huffpostre_pqylmel2bk8&utm_campaign=related_articles



このブログをこの形で運営するのも今週いっぱいの予定で、模様替えを考えています。来週いっぱいはページ更新はできなくなります。

新しいページへの書き込み方は来週末以降に習う予定です。

サザンオールスターズによる一夜限りのスペシャルスタジオライブ!壮年JUMP・勝手にシンドバッドなどデビュー曲から最新楽曲まで盛りだくさんでお届けする音楽ショー!
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kiyosawaganka at 00:34|PermalinkComments(0)

2018年08月08日

10057:清澤眼科医院通信:(チャージ症候群 ほか)第2448号


 (管理ページ)

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暑い日が続きます。夏バテにご注意ください。

久しぶりのボトックス投与で来院される方や、珍しい診断名でヨーロッパや東南アジアなど海外からの一時帰国の機会に受診されるような方々もちらほらおいでになります。

今月からは、月曜午前と火曜午前に眼瞼痙攣(他)の専門外来枠を作り、眼瞼痙攣に多少ゆっくりと対応できるような外来診療を清澤自身が担当し始めました。その間の一般外来は経験ある2人の眼科医にお願いしました。この時間でも清澤診察希望の方の診療は致しております。

私は来週バケーションを戴きますが、その間も医院は夏休みお盆休み無しでカレンダー通りに診療いたします。この間、殆どの診療を続けますが、ボトックス投与には対応できません。
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300px-Myopia10056:血中ビタミンD濃度の低下で近視リスクが増加:記事紹介
公開日:2018/08/07

清澤のコメント:日光に触れると近視が減るという説は最近よく引用されますが、ビタミンDを活性型に変換するのに日光が必要であるというのも良く知られたお話。そこでビタミンEの各フォームの血中濃度と近視の頻度の関係をメタ解析で考えたという事のようです。
メタアナリシス(meta-analysis)とは、複数の研究の結果を統合し、より高い見地から分析すること、またはそのための手法や統計解析のことです。メタ分析、メタ解析とも言います。 ランダム化比較試験(RCT)のメタアナリシスは、根拠に基づく医療において、最も質の高い根拠とされています。

ーー論文の要点ーー
中国・香港中文大学のShu Min Tang氏らは、血中ビタミンD25-ヒドロキシビタミンD25(OH)D)濃度およびビタミンDパスウェイの遺伝子と、近視との関連についてシステマティックレビューとメタ解析を行い、血中25OHDが低濃度の場合は近視のリスク増加と関連することを明らかにした。著者は、近視がビタミンDパスウェイの遺伝子と関連が認められなかったことから、「野外活動の代用としてビタミンDを利用するには遺伝子学上の関連が乏しい」とまとめている。British Journal of Ophthalmology誌オンライン版2018717日号掲載の報告。

研究グループは、MEDLINEおよびEMBASEを用いて、2018129日までに発表された、近視または屈折異常のリスクに関する血中25OHD濃度、血中25OHD3濃度もしくはビタミンDパスウェイの遺伝子を評価した横断研究やコホート研究を検索した。近視群と非近視群間の血中25OHD濃度の標準化平均差(SMD)を算出し、要約オッズ比を用いて血中25OHD濃度とビタミンDパスウェイの遺伝子の遺伝子多型との関連を評価した。

主な結果は以下のとおり。

・メタ解析において、計7件(25,008例)の研究を要約した。

・近視群は、非近視群より血中25OHD濃度が低かった(SMD:−0.27nmol/Lp0.001)。

・すべての解析において、日光に当たったり屋外で過ごしたりした時間で調整後、近視リスクと血中25OHD濃度は反比例の関係を示した(10nmol/L当たりの補正後オッズ比[AOR]0.92p0.0001)。

・しかし、その関係は18歳未満では統計学的に有意ではなかった(同:0.91p0.13)。

・また、その関係は血中25OHD3濃度(主に日光に当たって生成される)においてのみ有意であり(同:0.93p0.00007、血中総25OHD濃度において有意差はなかった(同:0.91p0.15)。

2つの研究から、ビタミンD受容体(VDR)遺伝子において4つの一塩基多型(SNPs)を解析したが、近視との有意な関連はなかった。

(ケアネット)

原著論文はこちら

Tang SM, et al. Br J Ophthalmol. 2018 Jul 17. [Epub ahead of print]

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41Fsyu4THnL10055:ワンデーデファイン5枚パック取り扱い開始のお知らせ

利用者の多いカラーコンタクトレンズですが、当医院では最も安全だとされるデファイン(ジョンソンエンドジョンソン社)をすでに扱っています。

従来は、ひと箱30日分でしたが、今回はジョンソン社が5枚パックというものを販売開始するということです。

新規のカラーコンタクトレンズを試される方には朗報であるかもしれません。

当医院では、ワンデーアキュビューデファインモイストの5枚パック(ラディアント スウィートのみ)の取り扱いを始めます。8月24日金曜日から。

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10058:チャージ症候群 CHARGE syndromeとは?

チャージ症候群 CHARGE syndrome
というものがあります。

(清澤のコメント:以前、コロボーマとしてこの内容を記載しましたが、そのブログ記事はチャージ症候群からですとヒットしないので、本日、単一の記事として表題を付けて加筆し独立させます。)

これはコロボーマと口唇裂、口蓋裂(cleft lip、palate)、難聴を伴う耳の異常、耳孔閉鎖(choanal atresia)、成長の遅れ(delays in growth and development)、中枢神経の異常(central nervous system anomalies)、そして先天性心奇形をあわせたものです。


遺伝様式 コロボーマが家族にはそのような人が居ない弧発性の場合と、遺伝性が見られる場合とがあります。小眼球を伴ったりまた伴わなかったりしますがいくつかのコロボーマの遺伝子が見つかっています。

コロボーマに関してみると:PAX2とPAX6の優性の変異は視神経のコロボーマを起こし、MAF遺伝子の変化は虹彩のコロボーマを起こします。 SHH遺伝子の変化は小眼球を起こします。 

眼のコロボーマがあることがわかっている家系では、遺伝相談は遺伝子異常が特定されていれば可能です。しかし、現状では弧発例のコロボーマの遺伝的な検査は研究レベルでしか行われては居ません。 

更に:ウィキペディアを引用すれば;CHARGE症候群


Charge.jpg
CHARGE症候群に特徴的な耳の形。彼女は人工内耳を付けている。



CHARGE症候群とは、視覚聴覚二重障害を呈する先天性疾患である。

  • 虹彩欠損(Coloboma of iris)
  • 心疾患(Heart disease)
  • 後鼻孔閉鎖(Atresia choanae)
  • 成長障害と精神発達障害(Retarded growth and mental development)
  • 性器の低形成(Genital hypoplasia)
  • 耳介の変形と難聴(Ear anomalies and deafness)

これらの症状の頭文字を取って命名された。症状の組み合わせや程度は個人により様々である。

難聴は92〜95%に認められる。混合性難聴あるいは伝音性難聴、ときに感音性難聴。

1979年に初めて報告された。2004年にCHD7遺伝子突然変異と関係があることが報告されたが、すべての患者に変異が見られるわけではない。


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10054 ブラウン症候群(Brown症候群)の診断と治療

_160_brown1先天的な癒着や外傷などで上斜筋が眼窩の上内側の前端に有る滑車(trochlea:滑車の位置はこの図の左上端。)と癒着して運動制限を受ければ、それがブラウン症候群(Brown症候群)と呼ばれるものです。

眼球運動の障害は単なる筋や神経の麻痺なのか筋の伸展や運動の障害かを見分けることも治療の前には是非必要なことです。

 Brown症候群はHarold W. Brownによって1950年に "上斜筋腱鞘症候群と名付けられました。 この症候群の定義は「癒着などの機械的な障害で、内転時に上斜筋が伸展制限を持つために上転が制限されるもの」ということになっていました。

患者は顎を上げて、体軸に対して正面を向く眼が、顔に対しては左に寄った位置をとれる顔位を好みます。

ブラウン症候群の臨床症状が次のようにまとめられています。

1. 視力と立体視は通常は正常です。

2. 麻痺側とは反対側へむき顎を挙げた顔位を取ります。

3. 内転下眼が麻痺側では上転しません

4. まっすぐ上を見たときと反対側で斜め上を見たときの上転も制限されています。

5. 広がった瞼裂が外転時にみられます。

6. 内転時に患眼が下に引き込まれることがあったりなかったりします。

7. 必ずしも先天性ではなくて、(外傷や炎症などによる)後天性のものもあります。

8. 間歇性で痛みがないこともあります。

ブラウン症候群の治療:

自然発症は、後天性および先天性の両方の症例で起こりうる。先天性の場合、眼球運動の問題は通常は一定であり、自然に解決する可能性は低いのです。

ブラウン症候群の治療法の推奨は、原因と重症度によって異なります。 軽症例では、通常、観察のみで十分である。

Sprungerらによれば、現在、ブラウン症候群と呼ばれる上斜筋腱鞘症候群の外科的処置が、第一眼位におけるにおける頭部の位置異常または明らかな患眼の下斜視の患者に対して提唱されています。

⇒元記事全文: http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/54841849.html
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10051:「神経眼科におけるボツリヌス治療」
講師:山上明子 先生 (井上眼科病院)を聴きました。(日本神経眼科学会 認定講習会 201884 午前11 15 分〜)

zutsu清澤のコメント: 片頭痛やうつ病へのボトックス適応拡大の可能性の話(下記末尾の文献、別記事に抄録を掲載http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/54841745.html)は、先日患者さんから問われた「眼瞼の痙攣(運動症状)がはっきりせず、疼痛が主である眼瞼痙攣例にボトックス投与は有効か?」という質問に対して、「経験的にはイエス」と私が考えていた状況を一歩進めてくれる情報であったと言えそうです。

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ボツリヌスA毒素は1996年に眼瞼痙攣への適応を承認され、2000年に片側顔面痙攣、2015年には斜視に対する適応も認められられた。

斜視へのボトックス治療について述べる。

作用機序は神経終末でのアセチルコリンの放出を止めること。 

斜視に対する治療法には、屈折矯正、プリズム、視能訓練、手術があったが、そのほかにこのボトックスが加わった。

ボトックス注射は手術による筋弱化手術に対応する。

長所は:可逆性、侵襲が少ない、何回も可能なこと

短所は効果が非永続的で、定量性に欠ける、眼瞼下垂や上下斜視を起こすことも有ることである。

適応は12歳以上、機械的制限がないもの、手術希望が乏しい患者。微調整など手術リスクの高いものは避ける。

良さそうなケースには、両眼視の良い急性内斜視(内直筋に5単位以下)、輻輳痙攣も良かろう。

禁忌には筋無力症、ランバートイートン、アミトロ。妊婦と授乳中。女性は2月、男性は3月の投与後の避妊を要す。

慎重投与には狭隅角眼、呼吸器疾患、筋弛緩剤投与中の患者を含む。

今後の適応拡大には片頭痛(PREEMPTスタディー)やうつ病が考えられている。

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鈴木幸久先生のビジュアルスノーに関する演題抄録が出来て送られて来ました。早くも原著が楽しみです。::

Visual snow患者にみられた視覚連合野の糖代謝低下
鈴木幸久1, 2, 3 清澤源弘 2, 4 若倉雅登5 石井賢二3
1; JCHO三島総合病院 眼科 2; 東京医科歯科大学 眼科 3; 東京都健康長寿医療センター 神経画像研究チーム  4; 清澤眼科医院 5; 井上眼科病院

神経眼科学会抄録、2018

keyword: extrastriate cortex, positron emission tomography, visual snow

【目的】visual snowは、視野全体に砂嵐または霧雨様のものがみえる現象である。残像現象や羞明、感覚過敏など多彩な視覚・感覚症状を伴うことが多く、その発症メカニズムについては不明である。visual snow患者の脳糖代謝変化についてポジトロン断層法(PET)を用いて調べた。
【対象・方法】visual snow症例48例(男性 18例、女性 30例)の安静時脳糖代謝を測定し、健常人82例(男性 41例、女性 41例) と比較した。visual snow症例48例中23例に片頭痛の既往があった。26例に残像現象、22例に羞明、12例に光視症などの視覚陽性現象、19例に暗所での見えずらさ、7例に感覚過敏を伴っていた。
【結果】健常群と比較してvisual snow群では、両側視覚連合野の糖代謝低下がみられた。片頭痛を伴うvisual snow群、片頭痛を伴わないvisual snow群においても同様に両側視覚連合野の糖代謝低下がみられた。
【考察】visual snowは、片頭痛との関連が疑われているが、片頭痛を伴う群と伴わない群とで糖代謝分布に違いはみられなかった。視覚連合野は、形態覚や運動視、色彩の認知などに関与しており、同部位の機能低下がvisual snow症状の発現に関連していると推測された。
【結論】視覚連合野の糖代謝低下が、visual snow症状と関連している可能性がある。

清澤のコメント:きれいなデータが鈴木先生の手でまとまったようです。ビジュアルスノーの脳糖代謝については一つだけ先行研究があります。それはSchankin CJ, Goadsby PJ. Visual snow--persistent positive visual phenomenon distinct from migraine aura.Curr Pain Headache Rep. 2015:19:23.です。

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ネット予約


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ネット質問箱:http://www.kanja.jp/017057tab3.html#tNavi

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facebook登録できています。⇒リンク https://www.facebook.com/motohiro.kiyosawa?fref=ts

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受診予約は電話 03-5677-3930 。

昼休み中も留守番を置き、電話対応いたします。カルテを確認し、何を検査するのかを確認しながら予約を入れます。

遠方からの神経眼科のための新患患者さんも来院されます。

当医院はあくまで町の無床診療所ですから、その目指すものは神経眼科に関する本物の疾患のトリアージュ(弁別)。画像診断と採血検査で私だけの手におえないものがないかどうかを判断します。難しい疾患が見つかれば、東京医科歯科大学脳外科や神経内科、膠原病内科など最適な治療専門施設に早急に治療の依頼を出します。

 

「ネット予約ページにリンク」 ネット予約。自動予約ではなく、お申し越しの内容に合わせ、翌朝にリコンファームの電話を差し上げます。

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この先を毎日は書き換えてはおりません。最終改定 清澤眼科院通信 (2018.6.19) です

ここからが医院紹介の本文です

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清澤眼科医院通信 136-0057江東区新砂3−3−53 清澤眼科医院

電話  03-5677-3930 FAX  03-5677-3929

 

1 目標;すべては患者さんのために

 

1-1)一人でも多くの患者さんに利用していただけるよう、自分と職員を励まして居ます。(諸メディアの取材にも協力します、取材のご希望があればお電話ください。)

 

1-2)近況: 丁寧な診療のために医師2人ないし5人で診療体制の充実を図っています。ご参加くださる事の可能な医師はご相談ください。

2014年11月診療所面積も最初の3倍強に拡張しました。緑内障専門外来(週3枠)、網膜硝子体外来(週3枠)、神経内科外来、神経眼科外来、眼科形成外来、臨床心理学外来、リハビリコスメセッションも設置。

 

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2-1)医院独自のホームページ。 (こちらをご覧ください)

眼科医療に関するご質問は患者の気持ちの質問箱(⇒リンク)にお寄せください。

問答の公開を前提にお答えしています。またこのブログの記事に戴いたコメントにも随時応答しています。 (無料電話相談は対応しておりません)

 

2-2)患者の気持ちページ”の眼科質問箱http://www.kanja.jp/017057tab3.html#tNaviこの質問箱には様々な質問と答が掲載されます。

 

ネット用予約システムでは、夜間でも予約ができます。

ネット診療予約には、日中の時間帯に確認電話を差し上げます。

初診は問診表に記入して持参されますと、所要時間を短縮できます。

(⇒印刷用問診票にリンク:)

 

3、清澤の水曜午後は2018年も東京医科歯科大学臨床教授を拝命し神経眼科外来で最初の1度だけ診療します。担当医としての継続的診療希望にはむしろ南砂町の医院をお訪ねください。

 

公開情報

開業して約15年ですが、有り難いことに、まだ英文及び邦文の論文を出し続けています。

 

◎2013年−2017年清澤眼科(および東京医科歯科大学神経眼科研究グループ)関連業績⇒リンク;http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/54649009.html

 

4:特殊外来担当者一覧:

〇神経眼科外来は、眼科専門医石川弘(元日大講師)、鈴木幸久(総合三島病院、東京医科歯科大学講師)

〇神経内科専門外来:浅見医師(東京医科歯科大学神経内科)。

〇臨床心理士に依るカウンセリング:小野木臨床心理士。

〇緑内障外来は木村至教授(東海大八王子病院)、西尾医師、伊藤医師。

〇網膜硝子体外来:寺松医師(竹内眼科)担当。

〇眼形成外来:土井医師(聖隷浜松病院:月一度)。

 

清澤の担当する一般外来は赤井医師、柏倉医師、小林医師、桜井医師、大竹医師によって常にサポートされており、手前味噌で恐縮ですが、迅速丁寧な対応ができます。

(2018改定記事です⇒) 情報公開

 

5:801 当院の眼瞼痙攣患者調査(眼瞼痙攣の患者像 そして眼瞼痙攣治療を成功させる10のコツ)

 

6、当ブログは、最近は少し減り一日閲覧数で1000件、一日訪問者数で800人程度です。ブログを取り込んだ新ホームページへの移管を準備中。

 恐縮ですが未受診者からの電話医療相談や電話での医師推薦依頼には対応できません。

お困りの方も保険診療として一度は受診し、当医のセカンドオピニオンや適切な専門医への紹介を有料でお求めください。

当医の専門は神経眼科ですが、長年の経験と人脈を生かして、眼科に関する相談を各疾患万遍無くお受けします。

 

7、眼科の医学的相談には、”患者の気持ち”サイト内の質問箱をご利用ください。

質問欄⇒(ここでリンク)。質問を歓迎します。恐縮ですが、質問箱の答は公開とし、多くの方々に共有していただきます。

 

8、コンタクトレンズ:

○コンタクトレンズ希望の方は保険証を持ち、清澤眼科医院を御受診ください。丁寧で迅速な診療での処方を心がけます。販売は新砂コンタクトレンズです。  

9、 眼瞼痙攣の治療について

◎当医院のボトックス投与予定:再初診とも電話でボトックス治療希望とおっしゃってご予約ください。水曜(院長不在日)はボトックスが施療できません。

10、 ◎病名説明記事の検索○検索方法

1)直接Googleに(病名x清澤)でご検索ください

(グーグルの検索アルゴリズム変更で現在HPに比べてブログ記事は探されにくくなっています。) 

11、関連記事: ーーー

〇藤野貞先生の教えを受けたメンバーで、「神経眼科臨床の為に」の改訂第3版を作りました。

〇改版した『目がしょぼしょぼしたら、眼瞼けいれん?片側顔面けいれん』です。


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kiyosawaganka at 04:31|PermalinkComments(0)

10058:チャージ症候群 CHARGE syndromeとは?

チャージ症候群 CHARGE syndromeというものがあります。

(清澤のコメント:以前、コロボーマとしてこの内容を記載しましたが、そのブログ記事はチャージ症候群からですとヒットしないので、本日、単一の記事として表題を付けて加筆し独立させます。)

これはコロボーマと口唇裂、口蓋裂(cleft lip、palate)、難聴を伴う耳の異常、耳孔閉鎖(choanal atresia)、成長の遅れ(delays in growth and development)、中枢神経の異常(central nervous system anomalies)、そして先天性心奇形をあわせたものです。


CHARGEは Colobomas and Cranial Nerves Heart Problems Atresia of the choanae Retardation of Growth / Development Genital and urinary abnormalities Ear and Hearing Abnormalities の頭文字の羅列です。

遺伝様式 コロボーマが家族にはそのような人が居ない弧発性の場合と、遺伝性が見られる場合とがあります。小眼球を伴ったりまた伴わなかったりしますがいくつかのコロボーマの遺伝子が見つかっています。

コロボーマに関してみると:PAX2とPAX6の優性の変異は視神経のコロボーマを起こし、MAF遺伝子の変化は虹彩のコロボーマを起こします。 SHH遺伝子の変化は小眼球を起こします。

出生前の診断 解像力の高い超音波検査:妊婦の腹部に小さな切開を作り、超音波のプローブを腹腔にいれて、胎児の目の精密な評価をすることが受胎3月では可能であるという記載があります。

眼のコロボーマがあることがわかっている家系では、遺伝相談は遺伝子異常が特定されていれば可能です。しかし、現状では弧発例のコロボーマの遺伝的な検査は研究レベルでしか行われては居ません。 

更に:ウィキペディアを引用すれば;CHARGE症候群

Charge.jpg
CHARGE症候群に特徴的な耳の形。彼女は人工内耳を付けている。



CHARGE症候群とは、視覚聴覚二重障害を呈する先天性疾患である。

  • 虹彩欠損(Coloboma of iris)
  • 心疾患(Heart disease)
  • 後鼻孔閉鎖(Atresia choanae)
  • 成長障害と精神発達障害(Retarded growth and mental development)
  • 性器の低形成(Genital hypoplasia)
  • 耳介の変形と難聴(Ear anomalies and deafness)

これらの症状の頭文字を取って命名された。症状の組み合わせや程度は個人により様々である。

難聴は92〜95%に認められる。混合性難聴あるいは伝音性難聴、ときに感音性難聴。

1979年に初めて報告された。2004年にCHD7遺伝子突然変異と関係があることが報告されたが、すべての患者に変異が見られるわけではない。

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kiyosawaganka at 04:16|PermalinkComments(0)

2018年08月07日

10056:血中ビタミンD濃度の低下で近視リスクが増加:記事紹介

300px-Myopia血中ビタミンD濃度の低下で近視リスクが増加:記事紹介
公開日:2018/08/07

清澤のコメント:日光に触れると近視が減るという説は最近よく引用されますが、ビタミンDを活性型に変換するのに日光が必要であるというのも良く知られたお話。そこでビタミンEの各フォームの血中濃度と近視の頻度の関係をメタ解析で考えたという事のようです。
メタアナリシス(meta-analysis)とは、複数の研究の結果を統合し、より高い見地から分析すること、またはそのための手法や統計解析のことである。メタ分析、メタ解析とも言う。 ランダム化比較試験(RCT)のメタアナリシスは、根拠に基づく医療において、最も質の高い根拠とされる。

ーー論文の要点ーー
中国・香港中文大学のShu Min Tang氏らは、血中ビタミンD25-ヒドロキシビタミンD25(OH)D)濃度およびビタミンDパスウェイの遺伝子と、近視との関連についてシステマティックレビューとメタ解析を行い、血中25OHDが低濃度の場合は近視のリスク増加と関連することを明らかにした。著者は、近視がビタミンDパスウェイの遺伝子と関連が認められなかったことから、「野外活動の代用としてビタミンDを利用するには遺伝子学上の関連が乏しい」とまとめている。British Journal of Ophthalmology誌オンライン版2018717日号掲載の報告。

研究グループは、MEDLINEおよびEMBASEを用いて、2018129日までに発表された、近視または屈折異常のリスクに関する血中25OHD濃度、血中25OHD3濃度もしくはビタミンDパスウェイの遺伝子を評価した横断研究やコホート研究を検索した。近視群と非近視群間の血中25OHD濃度の標準化平均差(SMD)を算出し、要約オッズ比を用いて血中25OHD濃度とビタミンDパスウェイの遺伝子の遺伝子多型との関連を評価した。

主な結果は以下のとおり。

・メタ解析において、計7件(25,008例)の研究を要約した。

・近視群は、非近視群より血中25OHD濃度が低かった(SMD:−0.27nmol/Lp0.001)。

・すべての解析において、日光に当たったり屋外で過ごしたりした時間で調整後、近視リスクと血中25OHD濃度は反比例の関係を示した(10nmol/L当たりの補正後オッズ比[AOR]0.92p0.0001)。

・しかし、その関係は18歳未満では統計学的に有意ではなかった(同:0.91p0.13)。

・また、その関係は血中25OHD3濃度(主に日光に当たって生成される)においてのみ有意であり(同:0.93p0.00007、血中総25OHD濃度において有意差はなかった(同:0.91p0.15)。

2つの研究から、ビタミンD受容体(VDR)遺伝子において4つの一塩基多型(SNPs)を解析したが、近視との有意な関連はなかった。

(ケアネット)


原著論文はこちら

Tang SM, et al. Br J Ophthalmol. 2018 Jul 17. [Epub ahead of print]

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kiyosawaganka at 23:21|PermalinkComments(0)

10055:ワンデーデファイン5枚パック取り扱い開始のお知らせ

41Fsyu4THnL利用者の多いカラーコンタクトレンズですが、当医院では最も安全だとされるデファイン(ジョンソンエンドジョンソン社)をすでに扱っています。

従来は、ひと箱30日分でしたが、今回はジョンソン社が5枚パックというものを販売開始するということです。

新規のカラーコンタクトレンズを試される方には朗報であるかもしれません。

 

当医院では、ワンデーアキュビューデファインモイストの5枚パック(ラディアント スウィートのみ)の取り扱いを始めます。

8月24日金曜日から

 

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kiyosawaganka at 15:22|PermalinkComments(0)
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プロフィール
院長 清澤源弘
”すべては患者さんのために”を目指す江東区南砂駅前の眼医者です。眼科知識普及に役立つブログの作成が趣味。緑内障、小児眼科、花粉症などの眼科疾患を治療し、コンタクトレンズにも注目。眼瞼痙攣のボトックス治療、複視や視野障害の治療が専門でPETでの脳機能評価も手がけます。東京医科歯科大臨床教授(07年4月-、現在も毎水曜午後の神経眼科外来を担当)、2006年国際神経眼科学会副会長。日本眼科医会学術部委員
診療案内
◎診療時間◎
【月・火・木・金】
・9:00〜12:30 
・15:30〜19:00
【土】
・9:00〜12:30
【水】
・9:00〜12:30
・14:00〜17:30
毎週水曜は院長不在のため、
代診の医師による診療となります。

【休診日】
土曜の午後、日曜と祭日




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診察内容によってお時間のかかる検査をする場合もありますので
お時間に余裕をもってお越し下さい。

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