2005年10月25日

23 老人と眼

◎秋の健康診断の季節になりました。

◎江東区でも一定の年齢に達する住民に成人・老人・一般 基本健康診査が行われています。

◎このうち10月末までで今行われているのが老人健康診査8昭和16年4月1日以前に生まれた方が対象。入院中の人などは除かれます。

◎このうち”眼底検査”は基本(選択)検査に分類されていています。

◎これは”全員に実施しますが医師が不要と認めた場合は省略することができる”と言うものです。

◎この場合、眼科以外の科の医師が眼底の写真を眺めるよりは、眼科医が患者さんの話を聞きながら病気を考えたほうが見落としが少ないだろうことは明らかです。

◎ですから、内科で検診を受けるときに担当医にあなたの眼の症状をお伝えいただき、”xxさんは当院で実施しました基本健康診査の結果眼底検査を実施するのが望ましいと判断されましたのでよろしくお願いいたします”という眼科あての眼底検査依頼書を是非発行していただいてください。

◎そうしますと、本人負担なしで眼科医の診察を受けることができます。

◎老人健診を受けることができる人数は30000人もいるのに、実際に受けた方は6000人に過ぎないようです。

◎その受診の際の参考にするために老化に伴う潜在的な眼疾患の兆候を列挙してみましょう。

◎区の検診を受けられる方以外でも、これらの症状がありましたら、時を移さずに、どうかお近くの眼科を御受診ください。(私の医院の予約電話は5677-3930です。)

・ 一過性であったとしても、視力の低下がある。
・ 黒い糸が視野の中に見える、ごみが浮かんで見える。
・ 光源を見ていないのに光の閃光が見える。
・ 視野をさえぎるカーテンのようなものが見える。
・ 光の笠、つまり光源を取り囲む色の付いた輪が見える。
・ 眼に痛みがある。
・ 眼の充血、または眼周囲皮膚に発赤がある。
・ 眼脂と流涙がある。
・ 片方または両方の眼球が前に突出している。
・ 斜視がある。
・ 物が二重に見える。
・ 糖尿病がある。
・ 家族に重要な眼の病気の人がいる。

アメリカ眼科学会American academy of Ophthalmologyの市民用スライド集“眼の老化”では、この様な症状があったらすぐに眼科の受診をすることを勧めしてます。
上段左;網膜剥離野模式図(網膜に穴)、上段右;白内障(瞳孔が白い)

白内剥離









下段左;眼底、左側が緑内障、右は正常、下段右;ヘルペス帯状疱疹
緑内眼瞼腫瘍


今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。
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職員2007.9.15改丁


kiyosawaganka at 13:12│Comments(0)TrackBack(0)全身疾患と眼、健康一般 

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プロフィール
院長 清澤源弘
”すべては患者さんのために”を目指す江東区南砂駅前の眼医者です。眼科知識普及に役立つブログの作成が趣味。緑内障、小児眼科、花粉症などの眼科疾患を治療し、コンタクトレンズにも注目。眼瞼痙攣のボトックス治療、複視や視野障害の治療が専門でPETでの脳機能評価も手がけます。東京医科歯科大臨床教授(07年4月-、現在も毎水曜午後の神経眼科外来を担当)、2006年国際神経眼科学会副会長。日本眼科医会学術部委員
診療案内
◎診療時間◎
【月・火・木・金】
・9:00〜12:30 
・15:30〜19:00
【水・土】
・9:00〜12:30

【休診日】
水曜と土曜の午後、日曜と祭日


毎週水曜は院長不在のため、代診の医師による診療となります。

診療終了時間30分前に受付をお済ませください。

診察内容によってお時間のかかる検査をする場合もありますので
お時間に余裕をもってお越し下さい。

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