2008年02月05日

505 ボトックスで顔面の痛みがとれる?。

504(管理頁

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(不完全ですがgoogle自動翻訳です。I hope this google Japanese-English translation service may help you a little.)

8やや古いお話で恐縮ですが、ボトックスが顔面の神経痛の痛みを取るという記事をみつけましたので、ここに引用してコメントしておきます。

ニューヨークタイムズ2005、12、1
(http://www.nytimes.com/2005/11/01/health/01prac.html?_r=1&pagewanted=print&oref=slogin)
アメリカ歯科学会
(http://www.ada.org/prof/resources/topics/science_botox_relief.asp)



9引用ーーー

ボトックスは、いまや、美容外科などでもすっかり定着した。そのボトックスが、あのつらい三叉神経痛の痛みを軽減させるのに有効であることがわかったと雑誌「神経学」(Neurology)2005年10月25日号で報じられた。



10
Piovesan EJ, Tieve HG, Kowacs PA, Della Coletta MV, Werneck LC, Silberstein SD. An open study of botulinum-A toxin treatment of trigeminal neuralgia. Neurology 2005;65:1306-1308.

11それによると、フィラデルフィア市のジェファーソン医科大学の神経科教授、スティーブン・シルバースタイン博士らが行った研究で、三叉神経痛の患者13人にボトックスを注射したところ、全員が、部分的または完全に痛みが取れたという。

12

投与量は、ボトックス10ユニットずつ、年間4ー5回注射したもので、試験期間の60日間で、ほとんどの患者が、それまで手放せなかった痛み止めの薬を、大幅に減らしたか、完全に不要にしたという。



13
この著しい効き目に、シルバースタイン博士はじめとする研究者たち驚いている。同博士は、「ボトックス投与は安全で、これといったリスクはない。試験規模が小さく、しかも、薬のテストの常道である、偽薬との比較も行っていないが、これだけの効き目のある薬を使わないという手はない」と述べている。




14三叉神経痛は、三叉神経の障害による顔面の激烈な痛みで、現在、治療法としては、抗けいれん薬の投与か、神経外科的な手術しかないのが現状である。

しかし、抗けいれん薬の投与には不快な副作用がある。神経の減圧手術はリスクが大きく、しかも費用が大きく、いずれの方法でも、完治することは難しい。
そこで、ボトックスが治療法として使えるとなると、患者にとっては大きな福音となり費用も安い。


15今後、顔面の神経痛の治療法として、ボトックスは非常に有望だと研究者たちはのべた。なお、これまでも、ボトックスは、眼の周辺のけいれん、片頭痛にも効くと言う報告がある。さらに最近では、わきがの治療にも役に立つ、と言われ、その効用がますます広がっている。

ボトックスは、食中毒の原因となるボツリヌス菌がつ放出する毒素を薄めて無毒化たものである。
ーーー引用終了ーーー

16さて、偏頭痛や有痛性チックと共に顔面に痛みを生ずる三叉神経痛にもボトックスは使える薬剤であるらしい。いつもは鎮痛剤を用いたり、抗痙攣剤を用いているのだが参考になる記載です。顔面への出口付近に打つのか?もう少し文献調査が必要です。



4ジェファーソン大学はペンシルバニア大学と並ぶフィラデルフィアの有名医科大学です。私が20年ほど前に、神経眼科の手ほどきを受けたウイリス眼科病院はこの大学の眼科部門です。この著者の中には知った名前はありませんが、この論文はその大学の神経学部門から出たものです。内容的には臨床実験の型式が整って居ないパイロット研究的なものですが、実地に試すための材料としては十分なものでしょう。



6自分の経験でも、眼瞼痙攣で強い目の渇きを示して、その結果で目に強い痛みを訴える患者がいます。その場合には眼瞼痙攣としてボトックスを打ちますと、目の動きの改善に伴って痛みがよく止まります。

7この論文の述べるのは三叉神経痛であって、ドライアイの角膜痛ではないのですが何らかの類似性はありそうです。


今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。


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院長 清澤源弘
”すべては患者さんのために”を目指す江東区南砂駅前の眼医者です。眼科知識普及に役立つブログの作成が趣味。緑内障、小児眼科、花粉症などの眼科疾患を治療し、コンタクトレンズにも注目。眼瞼痙攣のボトックス治療、複視や視野障害の治療が専門でPETでの脳機能評価も手がけます。東京医科歯科大臨床教授(07年4月-、現在も毎水曜の外来を担当)、順天堂江東高齢者医療センターで手術(順天堂大非常勤講師)。2006年国際神経眼科学会副会長。

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