2009年05月02日

862 今から始めたい“瞳”の紫外線対策:記事の再録とコメント

紫外線

















私もインタビューを受けた2009年6月号ボディプラスのタイアップ記事を紹介いたします。図をクリックしていただくと拡大画像が現れます。

私がお答えした内容は、紫外線が皮膚に当たってそれが直接皮膚のメラニン産生細胞を刺激して皮膚を黒くするメラニンの産生を増進するという回路のほかに、網膜が可視光線を受け、その刺激が脳から脳下垂体でのメラニン産生細胞刺激ホルモンの分泌増加を介して、皮膚その他でのメラニン産生を増加させるという経路がある、というお話です。アイウエアというのは眼鏡、サングラス、コンタクトレンズを含む目に装うものという意味の単語のようです。アイウエアを上手にお使いになり、目を正しく守ってください。
ーーー引用開始ーーー

スポーツシーンからオフタイムまで、いつでもあなたの瞳をプロテクト

OAKLEYで彩る初夏のEyewear Style

守るべきは肌だけではありません

今から始めたい“瞳”の紫外線対策

5月から真夏にかけて、紫外線と太陽の光量がぐんと増加します。この時季、守るべきは肌だけではなく瞳も同様。瞳の健康を考えて、今からUV対策を心がけましょう。

(監修)
お話を伺ったのは
吉田健次先生
銀座スポーツクリニック院長。数多くの症例を元に、最新のアイレーシックに対して独自の技術を加味し、より精度の高い治療法を実践。○問■0120-980-115

清澤源弘先生
清澤眼科医院院長。緑内障、花粉症などの眼科疾患のほか、複視や視野障害の治療を専門に、PETでの脳機能評価も手掛ける。○問;03-5677-3930

瞳に多大なダメージを及ぼす紫外線の影響とは
 肌は日焼け止めでガードしていても、瞳のケアには無頓着という人も多いはず。では瞳に紫外線が当たるとどのような影響があるのでしょうか。
 「紫外線は皮膚の加齢に関連するUV-Aと、日焼けやガンを引き起こすとされるUV-Bに分けられ、UV-Bがより悪影響を与えます。UV-Bの大部分は角膜や水晶体といった目の全面で吸収されてその組織に障害を及ぼし、UV-Aは目の深くまで浸透。目の加齢や、さまざま眼疾患を引き起こす原因にもなりますが、帽子やサングラスで防護することができます」(清澤先生)。

紫外線同様に気をつけたい可視光線によるトラブル(本文)
 夏に生じる目のトラブル対策というと、紫外線ばかりを意識しがちですが、実は可視光線(人間の目で見える光)も目にダメージを与える原因の一つ。
「直射日光の強い刺激を目に受けると、目の表面の細胞に傷がついて虹彩炎を引き起こすことがあります。夏場は看板や道路に反射した光が原因で、角膜に損傷を与える可能性が考えられるでしょう。そのため目のトラブルを防ぐには、紫外線だけでなく、可視光線を遮ることが大切なのです」(吉田先生)。

可視光線が目に当たるとメラニンが増えるって本当?

 シミ、ソバカスの原因となるメラニン。実は紫外線を肌に浴びなくても、目に可視光線が当たることによりメラニン細胞が刺激されると言われているのです。「目に入った可視光線によりメラニン細胞ホルモンが刺激され、全身のメラニン合成が促進されるという経路があります」(清澤先生)。この仕組みからするといくら肌をガードしていても、目を守らなければ肌が黒くなるのは避けられません。「紫外線はコンタクトレンズでも防ぐことはできますが、可視光線のコントロールはサングラスでしかできません」(吉田先生)。

(囲み)
紫外線と可視光線による目のトラブル例

虹彩炎 虹彩と毛様体の炎症。症状は眼痛、視力低下など

角膜炎 角膜の炎症。疼痛や流涙などの症状が表れる

角膜びらん 角膜の上部が剥離した状態。流涙や羞明が起こる

白内障 眼の中の水晶体が濁る病気。視力障害を起こす

角膜変性 角膜が混濁したり形状が変化する病気

翼状片 結膜から角膜に向かって組織が被さる症状

[目に光が当たると肌が黒くなるメカニズム]
いくら日焼け止めを塗っていても、目をきちんと守らなければメラニンが分泌されてしまうのです

可視光線が目に当たる
(cap)
強い可視光線を目で受ける

脳に情報が伝達される
(cap)
脳下垂体に可視光線の刺激が伝わる

メラニンが分泌
(cap)
メラニン細胞刺激ホルモンにより全身のメラニン細胞が刺激

肌が黒くなる原因に!
(cap)
全身のメラニン合成が促進される
ーーー引用終了ーーーー

さていかがでしょうか?

これから光の強い季節になります。日本人では虹彩の色が欧米人に比べて濃く、ほとんど黒いですから、今までサングラスの必要性はあまり気付かれていなかったように思います。
紫外線ばかりでなく、可視光線も適切にガードして目をお守りください

当ブログの関連記事

2008年12月21日
748 紫外線の眼への影響とその防御に関するお話

2009年01月23日
773 眼と紫外線: 紫外線の眼への影響が知りたい 


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プロフィール
院長 清澤源弘
”すべては患者さんのために”を目指す江東区南砂駅前の眼医者です。眼科知識普及に役立つブログの作成が趣味。緑内障、小児眼科、花粉症などの眼科疾患を治療し、コンタクトレンズにも注目。眼瞼痙攣のボトックス治療、複視や視野障害の治療が専門でPETでの脳機能評価も手がけます。東京医科歯科大臨床教授(07年4月-、現在も毎水曜午後の神経眼科外来を担当)、2006年国際神経眼科学会副会長。日本眼科医会学術部委員
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