2016年01月27日

7411:寝ている間に着けるコンタクト:日経ビジネス記事紹介

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当医院では2年前に導入を開始し、300人ほどに紹介しました。患者さんにも好評で、既に30人ほどもの利用者のいるナイトレンズです。

このオルソケラトロジー用のレンズを開発して販売しているユニバーサルビュー社が雑誌:日経ビジネスの「フロントランナー・少なれど新」に紹介されています。ユニバーサルビューの社員の3人が本日医院を訪ねてきて記事のコピーを見せてくださいました。
ここにその記事の要点を採録してみます。


--要点です--
〇就寝中に装着することで、起きている間は裸眼で生活できる矯正レンズを開発・製造する。
〇東レから素材供給を受け、日本だけでなくアジア市場での販売も目指す。
---
小学生の2割、中学生の4割、そして高校生では5割、視力の矯正が必要な0.7以下の近視患者の割合だ。テレビゲームやスマートフォンなどの普及により、日本人の視力は過去最低と言われている。ーーー

『手術をしなくても、近視患者が裸眼で過ごせるようにしたい」。こんな思いで開発されたのが、ユニバーサルビューの視力矯正レンズ「ナイトレンズ」だ。東レの特殊素材を使ったナイトレンズ「ブレスオーコレクト」は2012年の販売開始以降、利用者が増えている。

近視の進行も遅らせる
 通常のコンタクトレンズは日中に装着するが、ナイトレンズはその逆。夜眠っている間に装着する。レンズに特殊なカーブが付いており、寝ている間に角膜の形状を平らに近づける。−−臨床試験では、視力が0.06から0.5の患者の9割で視力が1.0以上に改善する効果を確認している。−−

 この技術は「オルソケラトロジー」と呼ばれ、1960年代に米国で開発された日本では2009年に厚生労働省が医療機器として初めて承認、現在は3社が製造販売している。その先駆け的存在がユニバーサルビューだ。同社のレンズは既に累計1万5000人以上に処方されており、販売数量で国内シェアは約5割の最大手だ。−−−

 レンズは約3年使える。現時点では保険対象外のため、費用は初期の検査料を含めて約19万円と安くはない。それでも利用者の満足度は高いという。導入している眼科は徐々に増え、一年前に比べて5割伸びた。

 −−創業当時は苦労の連続ーー
山口県内の眼科病院で臨床技術者として働いていた見川素脩氏(現最高技術責任者CTO)並行輸入から2001年ユニバーサルビュー創業。

資本面でも東レがサポート
 出資を打診した投資会社の一社で医療分野を担当していたのが現社長の鈴木太郎氏。2006年にユニバーサルビューに参画。
 2008年にリーマンショックが発生し、東レに協力要請。−−

2012年ナイトレンズを発売。2018年をめどに上場も計画。
「目に特化したベンチャーとして、今後も新しいコンタクトレンズの開発を加速していく」

 創業16年目を迎え、開発や営業、技術などを含め社員数は17人に増えた。苦難を乗り越え世に出たレンズは、アジアの人々の「目」を変える可能性も秘めている。(nikkei business 2016.01.16 斉藤美保)


kiyosawaganka at 11:34│Comments(0)TrackBack(0)

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プロフィール
院長 清澤源弘
”すべては患者さんのために”を目指す江東区南砂駅前の眼医者です。眼科知識普及に役立つブログの作成が趣味。緑内障、小児眼科、花粉症などの眼科疾患を治療し、コンタクトレンズにも注目。眼瞼痙攣のボトックス治療、複視や視野障害の治療が専門でPETでの脳機能評価も手がけます。東京医科歯科大臨床教授(07年4月-、現在も毎水曜午後の神経眼科外来を担当)、2006年国際神経眼科学会副会長。日本眼科医会学術部委員
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