大阪・リウマチ・パーキンソン・癌(ガン)難民・緩和ケア・自律神経失調症・氣よし鍼灸院日記

新大阪駅から電車で5分 御堂筋線江坂駅徒歩3分 難病(リウマチ、パーキンソン、変形性股関節症、突発性難聴,メニエール病など)に積極的に取り組んでいます。 癌の緩和ケアにも力を入れています。 日本東洋医学財団 評議員 氣よし鍼灸院 大阪府吹田市豊津町1−14サンマンション江坂407号室 TEL(06)6170−9671

2009年11月

病気になるならないは、心や考え方が影響します。

心と身体は大いに関係しています。

つまり、病気の多くは心の部分、その人の考え方が影響していると思っています。

こんな話をすると、「へ〜」と軽く話を流されることが多いので、

どうすれば、上手く伝えることができるか勉強中です。

 

    痛みと身体の心理学 新潮選書  身体症状に「宇宙の声」を聴く―癒しのプロセスワーク  こころと体の対話―精神免疫学の世界 (文春新書)

    身体が「ノー」と言うとき―抑圧された感情の代価 身体心理学―姿勢・表情などからの心へのパラダイム 皮膚は考える (岩波科学ライブラリー 112)
    心身医学おもしろレクチャー―心身医学と臨床心理学の接点 内なる治癒力―こころと免疫をめぐる新しい医学 からだの知恵―この不思議なはたらき (講談社学術文庫 (320))

どか〜と、身体心理学や精神免疫学関係の本が多いですが、

他にもカウンセリング関係の森田療法、論理療法やトランスパーソナルのケン・ウィルバーなど読んでいます。

 

心と身体は関係します。

関節リウマチ、癌、パーキンソン、慢性の腰痛症などなどメンタルな部分が大いに関係します。

以前、ブログに書きましたがまだまだ、この心の部分と身体の関係を考える治療家はかなり少ない。

慢性の腰痛症や坐骨神経痛なんかも結構、心が関係する部分も大いにあいます。

有名な本だと・・・

腰痛放浪記 椅子がこわい (新潮文庫)


 

腰痛は<怒り>である 普及版


「椅子がこわい」のほうは以前、鍼灸師の方から、そんな本を読まない方がいいと言われましたね。

否定的な意見もありますが、とりあえずいろんな考え聞いたり読んだ上でいい、悪いは考えたほうがいいと思うな。

もっと視野を大きく持った方が、治療の幅が広がると思う。

 

西洋医学と東洋医学、違いはなんですか?よく聞かれます。

世間一般では、西洋医学は原因療法と考えている方が多いと思います。

僕が病院勤務時代によく見た方々はそう考えていた方がほとんどでした。

点滴やれば、治る、元気になる、寝たきりにならない、風邪にならない、いつもだも元気でいれる。

そう考える方が非常に多かったと思います。

所謂、点滴信仰というやつですね。

 

薬もそうです。飲んだら治ると思っている方が多いのではないでしょうか?

例えば、風邪薬・・・

風邪薬なんかありません。

 

「へ?私もらいましたよ。」

 

そう言う方もいるかと思いますが、そんなのないです。

病院に風邪をひいて行くと症状を聞かれます。

 

「咳がでて、熱がでて、鼻水がでて・・・」

 

そう訴えると、咳を止める薬と熱を下げる薬と鼻水を止める薬が出るだけのことです。

風邪を治すのは、自分自身、自分の免疫が治すわけです。

薬は症状を抑えているだけです。

手術もそうですね。

胃の3分の1切る手術をするとします。

医師は胃を切り取って、またつなげてくれます。

そしてお腹も縫います。

医師はつながただけです。胃やお腹をつなげて胃の機能を正常に働けるようにするのは自分自身のがおこなっています。

自分の治癒力です。

 

僕は別に薬や西洋医学を否定しているわけではありません。

西洋医学のいい部分もたくさん見てきましたし、

子供が肺炎で入院した時は西洋医学の力で助けて頂きましたから。

薬は使い方だと理解しています。

しかし、年配の方ほど薬信仰が強いですね。

病院時代、点滴ばかりしている方に説明しましたがまったく理解されませんでしたから。

 

西洋医学は「心身二元論」を基本としてます。

なので、心と別ものと考える身体は「物」のようにとりあつかわれます。

心も体も計量、操作可能なものとしてあつかわれます。

 

東洋医学は昔から一元論です。

身体も心もつながってると考えるわけです。

 

点滴を毎日する方々は、心に不安な部分を持っている方が多いように思いました。

1人なので、寝たきりになったら嫌だ、子供に頼りたくない、考え方の偏り、心のさみしさ・・・

しかし、心の部分の悩みを点滴という薬品で補ったところで回復しません。

点滴をやったところで、寝たきりならない保証もない。

 

いま私の治療院に来ていただいている方には心の話をしています。

病院勤務時代は、保険治療という時間的な問題や西洋医学の現場なので言いにくい話もありました。

ありがたいことに、みなさん理解していただいています。

もっと、上手く説明できるようにしたいので、日本メンタルヘルス協会で心理学やカウンセリングを学びに行っています。

修了レポートも受理されたので、後は修了パーティーに参加すれば、

日本メンタルヘルス協会公認基礎心理カウンセラーになります。

 

しかし、やはりカウンセリングももっとやっていきたいので、来年からは研究コースに参加することになりました。

これが僕の役目のような気がします。

 

 

難病(リウマチ・パーキンソン・変形性股関節症・メニエール病・ガンの緩和ケア・突発性難聴など)・自律神経失調症。パニック症候群に力を入れている治療院

電話(06)6170−9671

メールはこちらまで クリック

氣よし鍼灸院

リウマチ専門サイト

 

 

日本メンタルヘルス協会基礎コース終了〜

昨日は8月から参加している日本メンタルヘルス協会基礎コースの最終日でした。

あとは、レポートを提出して12月23日に行われる終了パーティーに参加すれば、

基礎コース終了心理カウンセラーになるわけです。

しかし、これからですね。

メンタルヘルス協会のいいところは、再受講システムです。

最低でも、同じ講座3回は聞く予定です。

それと、1月からは研究コースに参加します。

今度は、8か月間。

楽しみですね〜



8年前から参加を考えていましたが、病院勤務のため昼も夜も仕事で無理でした。

確か当時は、梅田のスカイビルで講座を開いていたかと思います。

独立してようやく参加でいるよになり、多くの学びを得ました。

それと、今後の自分自身の方向性も見つかりました。

 

癌の患者さんは猛烈な痛みと死への不安が伴います。

抗ガン剤をすれば、ガンが治ると考えている人は多いと思いますが、

抗ガン剤の目的は延命です。

これは医者に聞けば聞けることです。

別に薬を全否定しませんが、薬だけではなく考え方、思考も重要です。

つまり、患者さんのメンタルな部分です。

ガンに限らず、リウマチやパーキンソン病の方にも治療をする上で、とても必要なことです。

このあたり前なことが、現代医療でみません。

なぜなら、科学的に数値化できないからです。

エビデンスとれないんですよ。


僕は鍼灸師です。

この業界、はっきり言って頭の固い人が多い。

鍼以外での治療のことをブログで書いたら、

「鍼灸師は鍼で治さないといけない!」やら、何とかコメントを書かれました。

まあ、すぐ削除さしていただきましたが・・・


べつに、人それぞれなんで鍼だけで治せる人はそれでいい。

僕は自分の技術不足かもしてないが、リウマチやパーキンソンが鍼だけで治るとは思っていません。

食事も重要だし、関節を動かすことも必要です。

それと一番重要なのは、考え方と心の部分です。



「この世の中は、人それぞれの受け取り方で決まる」



ゲシュタルト心理学では、どこに焦点を当てているかが重要になっています。

部下の足りない部分に目がいく上司

相手に完璧を求める女性

などなど


病院勤務時代の10年間、今の日本の医療現場を見てきて感じました。

心が満たされない・・・

毎日、毎日、点滴をする人たち。

朝ごはんをしっかり食べているのに、点滴しても出て終わりです。

毎日、どこか調子を悪いとこ見つないと気がすまない人。



みんながみんなとは言わないが、多くの人が心の闇の部分に目が行き過ぎてました。

中には治りたくない方もいます。

これは、潜在的なものと、自分自身感じている方と分かれます。


この方たちの焦点を変えたくて、病院時代は頑張りましたが、担当を外された方もいました。


心の部分の癒し、治療、アプローチ、これが今後必要なのではないでしょうか?


たぶん、もっと増えますよ。確実に。


心の部分にもアプローチできる鍼灸師が必要です。



「見ている景色を変えてみませんか?」




 

難病(リウマチ・パーキンソン・変形性股関節症・メニエール病・ガンの緩和ケア・突発性難聴など)・自律神経失調症。パニック症候群に力を入れている治療院

電話(06)6170−9671

メールはこちらまで クリック

氣よし鍼灸院

リウマチ専門サイト


続きを読む

開業1周年!!

報告遅れました・・・

 

実は、先週の7日で氣よし鍼灸院は江坂で開業して1年になりました。

 

この1年はほんとに早かったですね。

約10年間、病院勤務をして独立。

病院ではリハビリ科で東洋医学的な治療やリハビリをして責任者をしていたので、経済的には安定していました。

しかし、この業界を選んだ時から独立開業を考えていたので病院でやっていく気はありませんでした。

今でも勤務していた病院の院長や副院長、そしてスタッフの方たちにはとても感謝しています。

 

この1年、色々な方に助けてもらったと思います。

本当にありがとうございました!!

 

話は、すごく変わります。

月曜日、以前治療に来て頂いたYさんの奥さんから電話がありました。

先月の28日にYさんは亡くなられたとのことでした。

かなり驚きました・・・

このYさん、リウマチでした。

はじめて来院された時は腫れが強く、杖をついて歩いていました。

奥さんが今までの症状の経過を丁寧にまとめられていたので、

治療計画が立てやすかったですね。

来院5カ月になると、ほとんど痛みもなくなり1人で車を運転してこれるまでになりました。

しかし、今度は癌が発見されました。

最初の検査では異常は無かったのですが、1カ月後の検査で発見されました。

発見された時ですでに、ステージ4、末期でした・・・

膵臓癌、わかりにくい癌です。

発見された時は悪くなっている時です。

eクリニックの岡本先生を紹介してベース治療とハイパーサーミアと転移があったので弱い抗がん剤での治療。

とても効果があり、今年4月に来られた時には元気になられていました。

しかし、先月状態が徐々にわるくなり亡くなることになりました。

 

今回、電話で色々と話を聞くことができました。

そして、色々な気づきがありました。

 

残されたご家族のケアの重要性。

私も3年前に母親が亡くなってはじめて自分自身体験しました。

病院で緩和ケアをしている時には、治療のことだけしか目が行きませんでしたが、残されたご家族の心のことまで目がいきませんでした。

学んでいるカウンセリングが役に立ちそうです。

 

Yさん、治療に来て頂いてありがとうございました。

ご冥福をお祈りします。

 

 

難病(リウマチ・パーキンソン・変形性股関節症・メニエール病・ガンの緩和ケア・突発性難聴など)・自律神経失調症。パニック症候群に力を入れている治療院

電話(06)6170−9671

メールはこちらまで クリック

氣よし鍼灸院

リウマチ専門サイト


 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウツは薬じゃ治らない!

04e50904.jpg 

写真は精神科医師の宮島先生とスタッフの皆さんの方々。

昨日は湯島清水坂クリニックの宮島医師のセミナに参加してきました。

宮島先生は薬を出さない精神科の医者です。

普通、精神科と言えば安定剤やら抗ウツ薬をださいますが、

宮島先生は薬を出しません。

これすごいことです。

 

d2317d42.jpg病院、クリニックを経営していれば薬を出した方が経営的には安定します。

現在の日本の医療制度では、薬を出せば出すほど儲かります。

病院といえども経営がありますので、何も出さないわけにはいけません。

自然治癒能力を発動させて、薬を減らす治療を考えている医者ほど経営的に難しくなるのが今の医療システムです。

 

ウツの場合、薬を飲んだところでやくなりませんよ。

だって、薬は症状を抑えているだけのことですよ、根本的な解決になりません。

 

今回、宮島先生もそのことを話されていました。

それと、こんな話もされていました。

 

心療内科の医者はカウンセリングはしてくれません。

 

医学部で習っていないからです。

あらためて聞くと確かにそうですよね。

全員ではないが、多くの医者は対処療法です。

大学の教授たちは薬の研究をしてきた方です。

ウツを根本から治すことはしていません。

 

宮島先生は、「病気というものはそもそもないのではないのか?」と話されていました。

「病気とは浄化ではないのか?」

 

例えば、パニック症候群の方がおれれて通勤中、発作が起こり息苦しさや吐き気がしたとします。

これは、身体が会社に行くなとサインを出しているわけです。

行けば、もっと悪くなるぞ!とのサインです。

黄色信号が点滅しているのに、まだ会社に行こうとするから症状が出るわけです。

 

この続きは次回・・・

 

 

 

 

 

 

 


 

薬を使わずウツを治す

291a107c.jpg午後からは、湯島清水坂クリニックの宮島先生のセミナーに参加します。

 

宮島先生は東京で薬を使わない、ウツ治療をしています。

非常に楽しみですね。

 

次回のブログで報告します!

 

 


 

あなたのリウマチを無料診断
livedoor プロフィール

kiyoshi532

国家資格 鍼灸師
日本メンタルヘルス協会基礎心理カウンセラー
日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー

日本東洋医学財団 評議員

コメントありがとう!
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ