心と身体は大いに関係しています。
つまり、病気の多くは心の部分、その人の考え方が影響していると思っています。
こんな話をすると、「へ〜」と軽く話を流されることが多いので、
どうすれば、上手く伝えることができるか勉強中です。
どか〜と、身体心理学や精神免疫学関係の本が多いですが、
他にもカウンセリング関係の森田療法、論理療法やトランスパーソナルのケン・ウィルバーなど読んでいます。
心と身体は関係します。
関節リウマチ、癌、パーキンソン、慢性の腰痛症などなどメンタルな部分が大いに関係します。
以前、ブログに書きましたがまだまだ、この心の部分と身体の関係を考える治療家はかなり少ない。
慢性の腰痛症や坐骨神経痛なんかも結構、心が関係する部分も大いにあいます。
有名な本だと・・・
「椅子がこわい」のほうは以前、鍼灸師の方から、そんな本を読まない方がいいと言われましたね。
否定的な意見もありますが、とりあえずいろんな考え聞いたり読んだ上でいい、悪いは考えたほうがいいと思うな。
もっと視野を大きく持った方が、治療の幅が広がると思う。
西洋医学と東洋医学、違いはなんですか?よく聞かれます。
世間一般では、西洋医学は原因療法と考えている方が多いと思います。
僕が病院勤務時代によく見た方々はそう考えていた方がほとんどでした。
点滴やれば、治る、元気になる、寝たきりにならない、風邪にならない、いつもだも元気でいれる。
そう考える方が非常に多かったと思います。
所謂、点滴信仰というやつですね。
薬もそうです。飲んだら治ると思っている方が多いのではないでしょうか?
例えば、風邪薬・・・
風邪薬なんかありません。
「へ?私もらいましたよ。」
そう言う方もいるかと思いますが、そんなのないです。
病院に風邪をひいて行くと症状を聞かれます。
「咳がでて、熱がでて、鼻水がでて・・・」
そう訴えると、咳を止める薬と熱を下げる薬と鼻水を止める薬が出るだけのことです。
風邪を治すのは、自分自身、自分の免疫が治すわけです。
薬は症状を抑えているだけです。
手術もそうですね。
胃の3分の1切る手術をするとします。
医師は胃を切り取って、またつなげてくれます。
そしてお腹も縫います。
医師はつながただけです。胃やお腹をつなげて胃の機能を正常に働けるようにするのは自分自身のがおこなっています。
自分の治癒力です。
僕は別に薬や西洋医学を否定しているわけではありません。
西洋医学のいい部分もたくさん見てきましたし、
子供が肺炎で入院した時は西洋医学の力で助けて頂きましたから。
薬は使い方だと理解しています。
しかし、年配の方ほど薬信仰が強いですね。
病院時代、点滴ばかりしている方に説明しましたがまったく理解されませんでしたから。
西洋医学は「心身二元論」を基本としてます。
なので、心と別ものと考える身体は「物」のようにとりあつかわれます。
心も体も計量、操作可能なものとしてあつかわれます。
東洋医学は昔から一元論です。
身体も心もつながってると考えるわけです。
点滴を毎日する方々は、心に不安な部分を持っている方が多いように思いました。
1人なので、寝たきりになったら嫌だ、子供に頼りたくない、考え方の偏り、心のさみしさ・・・
しかし、心の部分の悩みを点滴という薬品で補ったところで回復しません。
点滴をやったところで、寝たきりならない保証もない。
いま私の治療院に来ていただいている方には心の話をしています。
病院勤務時代は、保険治療という時間的な問題や西洋医学の現場なので言いにくい話もありました。
ありがたいことに、みなさん理解していただいています。
もっと、上手く説明できるようにしたいので、日本メンタルヘルス協会で心理学やカウンセリングを学びに行っています。
修了レポートも受理されたので、後は修了パーティーに参加すれば、
日本メンタルヘルス協会公認基礎心理カウンセラーになります。
しかし、やはりカウンセリングももっとやっていきたいので、来年からは研究コースに参加することになりました。
これが僕の役目のような気がします。
難病(リウマチ・パーキンソン・変形性股関節症・メニエール病・ガンの緩和ケア・突発性難聴など)・自律神経失調症。パニック症候群に力を入れている治療院
電話(06)6170−9671
メールはこちらまで クリック