c36b9568.jpg定期入れを改札にフッとかざして何事も無かったように改札口を通過する人は、JRを使った事がある人なら必ず見た事はあるだろう。


それを見た人は口を揃えてこう言う。『スマート!』と。現代のIT技術を集約したと言っても過言ではないから人間としてごく当たり前の反応である。


そんなSuicaを見事に使いこなす人を横目に、『おじちゃんたち、かっこいいなぁ〜』なんて指をくわえて見てたのは今や過去。


そう、おれもついにSuica族の仲間入りを果たしてしまったのだ!メロンじゃない、Suicaだ。酢イカじゃない、Suicaだ。スリラーではない、Suicaだ。マイケルじゃない、JRなんだ。


最近のおれは不本意ながら都内をあっちこっちに放浪してるから、JRのお世話になる機会が異常なまでに増えたんだ。


おれは古きよき鉄道の伝統『切符(tickt)』をこのまま使い続けるか、もしくはSuicaの持つ利便性をとりいれてこの情報社会を生き抜くか迷ったよ、Suica販売機の前で。行列を作りながらもね。


『よし!もうちょっと考えよう』


ってその列をどいたら、『結局買わないんかーい。』ってツッコミが飛んでくる雰囲気満点だったよ。いや、そこはやっぱO型だしね。


でも、やっぱ買ったよ。そのへん新しい分野への進出って大丈夫だしね。Suicaが欲しくんじゃないんだ。ただ新しい挑戦をした形が欲しかったんだ。


んで、1000円札を二枚ぶっこんで震える右手を押さえながら、


『落ち着けー、落ち着けー。2ちゃんねる用語でモチツケー。あ、ハルヒ廚乙』


高ぶる感情を押さえながら、購入ボタンを押してやった。力いっぱい。腕立て伏せ95回(分)を記録した腕で。


機械も勘忍したんだろう。スッと差し出してきたよ。文明が生み出したカードを。


『坊主、今日からよろしくな。おれはお前の相方さ。さぁ、財布にしまっておくれ。』


カードが話し掛けてくる。おれはうなづく。始まったんだ、新しい歴史が。





…そんな事もあったなーなんて思いながらケータイをポチポチ打ってる寂しい大学生さ。


あ、メール打ちすぎてケータイの電池一個減ったし。そんな感じ。じゃーねー