恬淡(てんたん)

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これは、心がやすらかで、無欲なこと。あっさりしていて物事に執着しないさまを意味します。

お客様が既に希望のメニュー(商品)を注文された直後に別のちょっとした料理(商品)をおすすめする場合、 商品のすすめ方をいかに感じよくできるかよりも、商品をおすすめして断られた時にいかに感じよく対応できるかで、 販売員の真価が問われます。

勧められた料理を断ると、急に態度が変わる感じの悪いスタッフもいますが、断られて顔に出るようでは、まだ半人前です。 断られた時こそあなたの販売員としての資質が問われているのです。

断られた時こそ笑顔で、「ありがとうございます。とっても美味しいので、よろしかったらぜひ次回はご注文ください。 うちの店の自信の○○です。よろしくお願いします。」と恬淡としてさわやかに答えましょう。 それがお店の売り上げや印象をよくしていく第一歩になります。

笑顔の対応を見たお客様は「今日は断ったけど、次回はちょっと食べてみようかな」という気になるものなのです。

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独学孤孤陋(どくがくころう)

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これは、中国古典の五経の一つ「礼記」にある言葉で、先生にも就かずあるいは同僚もなく独学すると、とかく見識が狭くなったり、独りよがりに陥りやすいという意味です。

独創性というのは、先輩や先行商品のものまねから始まるものです。師や先輩をお手本にして、徹底して真似、盗み取るうちに基本が身に付いて、次にそこへ自分なりの工夫を加える事でやっと一人前になっていくものです。真似が独創の第一歩です。

成功している商品やサービスから徹底して学ぶ事、それは単なる真似事ではなく、売れ筋に従っているという事です。独創性は大切ですが、お客様のニーズや売れ筋をまったく無視してヒット商品やサービスはありえません。
常につくる側、提供する側は理想や革新性を追求しなければなりませんが、革新を求め過ぎてお客様のニーズ・使い心地・懐具合を勘案する事を忘れてしまわぬようにしましょう。

従容不迫( しょうようふはく )

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これは、ゆったりと落ち着いて慌てないという意味です。

たとえば、旅館やお店が平日にもお客様を呼びたいならば、一番忙しい土・日にこそゆったりした気分でお客様を迎える心が必要です。

たいていの人は土・日、祝日にしか休みが取れません。やっと取れた楽しみにしていた旅行(お店)で、仲居さんや従業員がドタバタせかせかしているのを見たり、注文したものが遅く運ばれたりでがっかりさせられたら、平日にこの旅館に来ようなどと思う人はいません。

一流の旅館やお店ならば、一番混雑する日こそ、その忙しい内情をお客様に見せないように用意周到、従容不迫として、お客様をのんびり、ゆったりさせる応接を知っている事でしょう。

長い目で見ると、少し損をしたとしても、「利」より「信」を育てていく事が大切なのです。

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