2009年03月18日
経営目標は個人目標じゃないですよ!
こんにちは!気づき塾の長谷川です。
以前、私がお世話になっていた企業の話です。
その会社、個人事業から法人へ移行した直後の会社でした。
社長に「社長、経営理念はありますか?」と聞けば特にないとの返事。
まぁ、そうかもしれないなと思い「じゃ、将来の目標は?」と質問を変えました。
すると驚くべき答えが返ってきたんです。
あまりの答えなのでここで書くわけにいかないのですが、本当にお粗末な答え。
その答えを聞いた私は「いえ、そういう社長の目標ではなくて、企業としての目標です。どんな目標をお持ちですか?」と聞きなおしたほどです。
その社長から帰ってきた目標は、本当に個人的な目標でした。
目標というより夢と言った方が良いかもしれません。
当時のその会社には数名の従業員がいました。
その待遇は劣悪といっていいでしょう。
従業員と言う体をなしていませんでしたから。
その社長、判断基準は「自分の懐にいくら入るのか?」ということぐらいでした。
全ては自分の目標に向かって動いていたからです。
日常の判断、決定は全てがそこに繋がっていたと言っても言い過ぎではありませんでした。
ほどなく、従業員は全て退職しました。
その後入社した人も数ヶ月もいればいい方で、何人も入っては辞めるという繰り返しです。
当たり前です。
従業員にとって、その会社で仕事をする、働くということは、お金のためだけではないからです。
働き甲斐を求め、生きがいを求め、将来の自分の姿をそこに重ねて、日々努力できるから頑張れるわけです。
お金のために働くことが第一の目的であるにしても、業績を伸ばして収入を増やしたいでしょう。
収入を増やして、豊かな暮らしを得たいと思うでしょう。
若い未婚の人たちなら、そこに幸せな家庭をもつことを夢見ることでしょう。
経営目標や企業理念というものは、企業の根幹です。
企業の根幹であるものが見当違いのものであったなら、それはそういう方向にしか進むことはありません。
経営者が経営者のために企業を起こしたのであれば、経営者のためにしか企業は動きません。
従業員やその家族、お客様に向かうことは、まずないでしょう。
どうも進んでいる方向がおかしいと感じるなら、企業の根幹である理念や目標を確かめてください。
それに間違いがなくても「おかしいぞ」と思うなら、それが絵に描いた餅になっていないかを確かめましょう。
今、働いている職場はもちろんのこと、これから転職しようとお考えの方には特にお勧めしたいことです。
以前、私がお世話になっていた企業の話です。
その会社、個人事業から法人へ移行した直後の会社でした。
社長に「社長、経営理念はありますか?」と聞けば特にないとの返事。
まぁ、そうかもしれないなと思い「じゃ、将来の目標は?」と質問を変えました。
すると驚くべき答えが返ってきたんです。
あまりの答えなのでここで書くわけにいかないのですが、本当にお粗末な答え。
その答えを聞いた私は「いえ、そういう社長の目標ではなくて、企業としての目標です。どんな目標をお持ちですか?」と聞きなおしたほどです。
その社長から帰ってきた目標は、本当に個人的な目標でした。
目標というより夢と言った方が良いかもしれません。
当時のその会社には数名の従業員がいました。
その待遇は劣悪といっていいでしょう。
従業員と言う体をなしていませんでしたから。
その社長、判断基準は「自分の懐にいくら入るのか?」ということぐらいでした。
全ては自分の目標に向かって動いていたからです。
日常の判断、決定は全てがそこに繋がっていたと言っても言い過ぎではありませんでした。
ほどなく、従業員は全て退職しました。
その後入社した人も数ヶ月もいればいい方で、何人も入っては辞めるという繰り返しです。
当たり前です。
従業員にとって、その会社で仕事をする、働くということは、お金のためだけではないからです。
働き甲斐を求め、生きがいを求め、将来の自分の姿をそこに重ねて、日々努力できるから頑張れるわけです。
お金のために働くことが第一の目的であるにしても、業績を伸ばして収入を増やしたいでしょう。
収入を増やして、豊かな暮らしを得たいと思うでしょう。
若い未婚の人たちなら、そこに幸せな家庭をもつことを夢見ることでしょう。
経営目標や企業理念というものは、企業の根幹です。
企業の根幹であるものが見当違いのものであったなら、それはそういう方向にしか進むことはありません。
経営者が経営者のために企業を起こしたのであれば、経営者のためにしか企業は動きません。
従業員やその家族、お客様に向かうことは、まずないでしょう。
どうも進んでいる方向がおかしいと感じるなら、企業の根幹である理念や目標を確かめてください。
それに間違いがなくても「おかしいぞ」と思うなら、それが絵に描いた餅になっていないかを確かめましょう。
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