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働き方革命
  ―あなたが今日から日本を変える方法

著者:駒崎 弘樹
価格:¥735
出版:筑摩書房
発行:2009年05月10日
ページ数:200
ページ構成:40段 ×15行 縦書き
      Max600文字/Page
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オススメです!

あらゆる人に、ぜひ読んでもらいたい1冊だと思います。

アタクシ…

なにかにつけて、
「プライベート優先だから…」

と、明言してなんのはばかりもありません(^^;

いや、もちろん「やることはやって」ってのが大前提ね。
そのやり方を貫き通そうとする時に、最大の障害となるのが

「定時」

ってやつ…
「9時から5時半までは、会社にいなけりゃならない」

と言う、拘束。
いや、もちろんお店なんかで働いてる方は、
違うと思いますが、たまたま今アタクシが生業としてるのは
「モノを作る仕事」なんですね。

って事は、「仕様を満たすモノ」を「納期」までに
完成させればなんの問題もないわけです。

そしたら…

仕事が乗ってきたら、別に12時に昼ごはん食べなくてもいいわけ…
定時まで、不必要に残らなくてもいいわけ…
「国民の休日」とか言って、無理やりに休ませられなくてもいいわけ…

そして、プライベート…
つっても、遊ぶことばかりじゃないよ(^^;
なんか急な用事とか、トラブルとかあった時の対処も含むよ

を優先するためには、ちゃんとやる事をやった上での「余裕」が
必要なわけでしょ?

その、自分に対する自分のマネージメントは自分でやりたいわけよ。

するとね。

・周りの非効率な仕事の進め方
・無駄な会議(進め方、その頻度、内容)
・しなくていい残業
・余計な社則

等々、等々、等々…

非常に気になるわけです。

そんな、アタクシのイライラの溜飲を下げてくれたのがこの本でした。

アタクシも思っていたような事の、一歩、二歩、三歩、
いや、もっとかな… (^^;
先を行く考えも盛り込んだ 「働き方革命」…

非常に感銘を受けました。

まだまだ日本にはびこる、変な風習、無駄な慣習…

あぁ〜〜〜 やだやだ(^^;

そういう事をね、アタクシなんぞが言った所で、
単なるたわごとで終わるわけですが、
こうやって、実際に成果をあげている方が
きちんとした書籍という形で、そのメッセージを
発信してくれたってのは、非常にありがたいですね。

だから! たくさんの人に読んで欲しいんです。この本…

ほんと、大袈裟な話じゃなくて、日本を変えていけるかもしれない
パワーを含んだ内容だと思いますからね。 (^^)

いろんな所で、「行過ぎた資本主義」の終焉について
語られる時代になってきました。

でもさぁ、だからって「社会主義」に戻るわけはないわけで…
「働いても働かなくても同じ」なんてのは、どう考えても
納得のいかないところ…

NPOや、社会起業家、に代表される
中庸的な、社会活動が今後どうなっていくのか
新しい社会が作られる過程で、どの様に影響していくか、
そのあたりの、布石になっていく本だとも思うんです。

だから! たくさんの人に読んで欲しいんです。この本…

って、しつこいですか? (^^;

またねぇ、なかなか文章がうまいんだ、著者の駒崎さん…

それまでの働き方を「泥の中のほふく前進」…
「働き方革命」後を、「ハイウェイのドライブ」…

と、例えた表現はとてもうまいと思いましたね。

随所に、自虐的な笑える表現もあるしね。

冒頭… 妻を専業主婦にしてしまう「監禁男」の件で、
「それって俺もじゃないか?」
って言う所は、声出して大笑いしちゃったよ。(^^)

それと、「ルー・タイス」っておっさんの話が出てくるんだけど、
このおっさん、アタクシが尊敬している、
「トマベッチー」こと苫米地英人氏が、今、一緒に能力開発
プログラムの仕事やっている有名な人なんだよね。
(苫米地さんの本も結構このBlogで紹介してます。)
『 残り97%の脳の使い方 』
『英語は逆から学べ』
『 英語は逆から学べ! 実践トレーニング編 』

別に直接知っているわけじゃないけど、<= あたりまえ!
いきなり知人が、この本の著者に影響を与えていたような感じで
ちょっとうれしいような不思議な感じもしました(^^;

って事で!

感銘を受けたアタクシ!

タイムリーな事に、著者の駒崎さんのセミナーがあったので、
参加してきました。

その内容は、別のBlogにて、報告させて頂きます。
『ビジネスセミナー 【働き方革命】 by 駒崎弘樹 氏 』 <= クリック

※参考書籍
『 働き方 』 <= クリック



     -2  0     5    10
読み易さ:■■■■■■■■■■■■□
笑ったよ:■■■■■■■■■□□□□
お役立ち:■■■■■■■■■■■■■
心地よさ:■■■■■■■■■■■□□
嵌ったね:■■■■■■■■■■■□□
泣けた!:■■■■■■□□□□□□□
※あくまで今の自分、今の環境にて思った個人的な感想です。



※以下は個人的なメモです。
ネタばれですので、ご注意ください
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危機的状況の日本
 2030年 => 働く人口 現在の84%
 GEM(働く女性の割合) => 世界54位
 家族に対する対策費 => GEP比0.75 フランス、イギリス3%
 夫の家事に対する協力 => それが許されない企業体質
 生産性の低さ => 先進7か国最下位=> 長時間労働で補う=>作れば売れた時代

著者の経験
 働き万な自分が好き
  ITベンチャー設立=>オフィスの住人、生活=仕事
  NPO設立=> 仕事が趣味 2年間のワーキングプア
   以下の病気を併発 => しかしそれに満足していた
   「無駄な時間恐怖症候群」
   ・メールチェック中毒:常にメールをチェック
   ・インプット不全症:メールの弊害 読書等ができない
   ・エンターテイメント忌避症:映画も見ない
   「常時多忙症候群」
   ・コミニュケーション逃避症:あとでメールで送って!
   ・常時不機嫌症:
   ・表情喪失症:「久しぶりに笑顔をみました」
   ・ネットワーク断絶症:友人とのつながりー>消失
 現在の会社と働き方がもたらすもの
  ・凶器と化す会社
   メンタル面への影響大
  ・夫の為に辞めていく女性
   優秀な女性の退職:自分の仕事(家事)ができない
    「監禁男」 => 自分もそうなのでは?
 「ルー・タイス」との出会い
  リーダーシップの研修 => アメリカへ
  潜在意識の中にある自己イメージ => 自分の行動を決定する
    そう言う人間だと思えば、そういう行動をする
    恒常性(ホメオタシス)の発動=>イメージと違う自分 => バランスを取ろうとしてしまう
  会社の現在のよくない状態はすべて自分のせい? => 鬱、女性の退職等
   => 自分が変わるしかない
  「働く」:傍を楽にさせる
   仕事だけではない、生活全般を含んだ「働く」=>他者への貢献

ライフビジョンを描く
 ・「働き方革命」の実現
  目標設定:言語化し、繰り返し見て、自分に刷り込む

「働き方革命」の起点
 ・自分の手持ち時間を見直す
  「定時退社経営者」
   最重要作業のピックアップ
 ・仕事時間をダイエット、生産性を上げる
   仕事のスマート化:時間を節制、さらに効果を上げる
    スリムタイマー
   会議の効率化
    ・時間制限:90分
    ・議事録はその場で、プロジェクタ活用
    ・議題は前日までに、議題以外の議論はしない
    ・タスクはその場で期限設定
    ・ファシリテーターとロガーを決める
   仕事の仕組化
    マニュアル化 => マニュアルのフォーマット化
    ダブルワーク制度
   メール処理迅速化
    メールコード:して欲しいこと、期限
   電話会議
    複数人で話せるサービス
   中間マネージャのスマートワーク化
    自分がいなくてもまわる職場
   その他
    がんばるタイム
    在宅勤務
    パーソナル引きこもり
    強制カフェ送り
「働き方革命」でたくさんの「働く」を持つ
 ・パートナーに対する「働く」に時間投資
  パートナーとの関係=>よくなった
   レポート・トーク:仕事
   ラポール(安心)・トーク:プライベート
  家事をマネジメント
   目標設定ー>楽しく=>★「裁量権を持った仕事」
  ・好きな事をする時間
  ・運動のある生活
 ・家族や学びに対する「働く」に時間投資
  ・家族とのつながりの時間
  ・地域社会のために働く時間
  ・学びという投資
  ・本を書く事で恩返し

「働き方革命」が見せてくれた世界
 ・「働く」とはあるべき人生を形作ること
  「やむ事のない不安」からの脱出
   今まで=>泥の中のほふく前進 => 常に不安
   働き方革命=>ハイウェイを愛車でドライブ
    目指すべき所がわかる
    今の位置がわかる
    まわりの景色を楽しむ
  自分の身体のメンテナンス

「働き方革命」で職場が変わる
 ・残業代が減ってコストが下がる
 ・優秀な女性社員
 ・優秀な学生
 ・マネージャの成長と組織の成長
 ・危機の発生と対応

「働き方」を革命し、日本を変えよう
 日本 => 『課題先進国』
  少子高齢、労働人口減少、社会保障破綻