ウルトラジャンプ4月号掲載、第84話「TG大学病院の院長 その①」感想。
新ロカカカの果実収穫まで残り
【 6日と04時間12分 】
(前回の終わりから1日後か)
大学病院に乗り込む定助、豆銑礼そして康穂。東方邸に新ロカカカの枝はある、という彼女の考えは変わらないが、取り敢えず謎の「院長」を探す定助たちに付いて行く事を決めた。
その謎の「院長」、名前は「明負悟」年齢は89才。受付は事前の予約が無ければ院長には会わせられないと断るが、強引に進もうとする礼。サイトの何処にも写真が無い。病院の外で待ち伏せしようにも、相手の顔を知らないのでは無理だ。
そこを、礼の横をス・・・と通り抜けていく男性、黒のスーツに山高帽、右手に杖をついて、後ろ姿だけだが60は超えているだろう。それを見て受付の男性は「院長…」と声を出す。外出の予定の無かった筈なのに…と。
しかしこの病院、今何のアポも取らずに院長に会わせろと言ってきた不審人物…院長の顔も知らない…の前で院長だと明かすのは、セキュリティ的にどうなの?そこは、あれおかしいな?と思っても黙ってやり過ごすのが出来る大人だと思うけど(※)。
大声で呼び止めようとしても、高齢で耳が遠いからと歩き続ける。後ろ姿で顔は解らない。追跡するが、「院長」は敵なのか?それとも唯の人間なのか?彼らの前に現れたのは何かの「罠」なのか?病院関係者の使う階段を下りる「院長」。その歩みはヨロヨロとしている。
階段の踊り場、 3人の一番後ろに立っていた定助、その更に背後、天井に張り付くスタンドが…!見た目はロボット、下半身はページの端、暗くて判らないが、黒いボディにリングが配される。
ハッ!と気付き振り向きざまにソフト&ウェットで攻撃。しかしその時には姿は消えていて拳は宙を切る。気付いたのは定助だけ。「何か」をしていた、または「何らか」の攻撃をしようとしていた。あれが「院長」のスタンド…?
階段を下りて病棟に出る「院長」、慌てて追う礼だが、そこに急患を乗せた担架とぶつかる。出たのはICU病棟。「院長」の姿が消えた。「本当に89か?」と何度も…本人もくどいようだが、と…言う礼。担架を押していたのが元カレ=透龍だと気付く康穂。ちょうど良かった、と彼女に応急処置を手伝わせる透龍。急患は男の子、チキンを食べている時に糖尿の発作を起こし、同時に気管にチキンの破片を詰まらせた、と。彼、医大生で医師免許も無いが、康穂に男の子を押さえさせ、自分は管を使って気管に詰まった破片を吸い上げる。男の子の呼吸が戻る。くっつく程顔が近づく2人。「出会うタイミングが…良いね…いつも僕たち…」と口説くような透龍、顔を離す康穂。
それに気付いた定助、透龍が「院長」を追う邪魔をしたと決め付けるが、何の事かさっぱり、という感じの透龍。「院長」なら…と定助の後ろを示すと、そこに座る「院長」が。いつから?ずっとそこに座っていて、定助たちは気付かなかったのか?そして再び立ち上がる「院長」…。
場面変わって東方密葉とつるぎ。前回の終わり直後か。密葉、つるぎと向かい合って「ママに