糖尿病で失明寸前の脳梗塞患者は今日も前向き。

私は61歳主婦。 約3年前、長年糖尿病に気づかず ある朝突然、目が見えなくなった事をきっかけに 緊急入院。レーザー手術。その後脳梗塞発症。。 半年もリハビリ病院に入院するハメに… こんな私の一番のテーマは、ほとんどを見えぬ目で明日を見ること…

2012年06月

第53話。ランゲルハンス島の奇跡。



ある日、朝食のとき、かなり太った20代の男性が嬉しそうに

「俺今日晴れて出所やねん。」

と挨拶してくれた。



糖尿病歴長い患者たちは、

「もう舞い戻ってくんなよ。」と、エールをおくった。



女性たちは、拍手で祝福した

その人は、それまでしていたインスリン注射をもうする必要がなくなり、これからは、飲み薬だけになった、と誇らしげに語ってくれた

入院中に自分のすい臓でインスリンが出始めたとか。

ランゲルハンス島に観光客が戻ってきたのだろう。



良かった、本当に良かった

若い彼にいつまでも元気でいてほしかった




私の血糖値は、インスリンの単位が少しずつ増えるのと反比例して低くなっていった。

インスリンの力とは言え、何だか嬉しかった

少しずつ血糖値に敏感になるのを自覚した。

退院後は、得意な料理で血糖コントロールはバッチリの自信があった




談話室では、毎日、色んな人の武勇伝を聞かされる。



60代のある女性は、自宅で吐血下血、救急車で運ばれ、糖尿病が判明。

「糖尿病で吐血するんですか

「そうやと思うで。」

またしても思うだけ。ドクターに聞いた訳ではなさそう。新人患者を脅かすのってよほど楽しいらしい




別の60代の女性は、低血糖で意識不明で救急車で運ばれてきて、そのまま入院。


「意識不明になるまで気がつかないことってあるんですか

「インスリン打ってご飯食べるの忘れてたんよ。」

なんと、大物




50代の女性は、スラリとしたスタイルで、糖尿病には無縁のように見えたが、

この二ヶ月で14kgも痩せたのだとか。



患者どうしでの原因調査は、気楽に行われる。いわば情報交換だ。

毎日のおやつが何十年間も菓子パンだったそうだ。






ボスは、中肉中背の70代。

とにかく食べるのが趣味で、一日中ダラダラ休みなく食べるのだとか。

退院すればすぐにダラダラ食いを始めてしまい、またすぐにお縄にかかるらしい。

そのせいか、ボスは、食事への愚痴が多かった。




寝食をともにすると、特別な親近感を覚える

糖尿病という共通点と、パジャマ姿が余計に近づける。



談話室の女子会の話題は、次第に病歴武勇伝から、もっと立ち入った内容になって行く。

その内容には共通点があった。


夫の愚痴。

嫁姑問題、子供の自慢(こちらは愚痴より自慢がほとんで)

田原さんだけは、40年以上も前の、夫との出会いや熱烈恋愛ストーリーも話すのだった。


(聞きたくねえ~。。話し盛ってるだろうけど。
でか盛りじゃなくて、並でお願いします。へい、喜んで


とにかく女はよく喋る。

このときはのんきだった。12月に脳梗塞で入院する私は、涙を流す体力もないほどに、深刻な状況に陥るのに



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第52話。様々な人種。It’s a small world.




かくして談話室で食事をすることになり、急に他の部屋の患者たちと知り合い、食事の度に言葉を交わすようになった。



初め頃のボスは既に退院して、新しいボスが誕生していた(´▽`)。



全てのグループにボスは必要なのだろう。



ボスはボスであることで、息がし易く、ボス以外は、その他であることで居心地が良いのかもしれない。



私は、というと、実はどちらにもなれるタイプ。

適任者がいなければ、ボスをやらなくもないが、そういうことをしたくて仕方ない人がいれば、とてもおとなしいその他をやるのも得意。


ここではその他だ。


今回の談話室は、全員がボケとツッコミでお祭り騒ぎというのではなく、何種類かの人種で構成されていた。



大阪のおばちゃんタイプ

あなた方とは人種がちがいますことよタイプ

人の話は聞いてませんタイプ

弱虫タイプ


そして私



タイプは様々だが、同じ病気の患者たちには、不思議なつながりが存在するのか、すぐに打ち解け合って、一日3回の粗食パーティーを楽しんだ。


同病相憐れむ…


談話室では、男性患者とも知り合いになる。


談話室で食事をする患者は、ほとんどが糖尿病。

それ以外の病気の人は、移動が難しい人ばかり。



ここで、糖尿病にも実に様々な病状があることを知った。
女性より男性の方が、若い人が多いことにも気付いた。

不機嫌なナースのおかげで、談話室が世界を広げてくれた。





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第51話。不機嫌な、ナース。



ガンの疑いから解放され、家族と離れて暮らす寂しさにも慣れて来た頃、ある出来事が


突然666号室に入って来たベテランナースが、

「今日から田原さんと永井さんは、談話室で食事してもらいます。」
と、始めから不機嫌そうに言った




私は、

「視力に問題があるので、佐藤先生に部屋で食べるように言われてるんですが。」

はっきり伝えた。




何の問題もないが、談話室まで歩くのが面倒くさいし、理由は分からないが、始めから部屋に食事が運ばれて来ていた田原さんは、ただ、




「はい、わかりました。」と答えた。




ナースは、私の言葉に、あらそうなの

ではなく、ますます語気を強めて




「いいえ歩ける人はみんな談話室です
と、顔まで歪めて言った。




このナースの雰囲気じゃ勝ち目はない


話し合いが無駄な精神か、何らかの理由がありそう、と思い、


「はい、わかりました。」と答えた。


佐藤ドクターに報告した方がいいのだろうか?何かの間違いで、


報告すれば即座に部屋食の指示が出たりして。




イヤイヤ分からんぞ。案外ドクターはナースに頭が上がらないのかも


既に佐藤ドクター承知のことかもしれぬ。


そういえば、最近666号室には部屋でしか食べられない患者が増えて、ナースステーションから一番遠いこの部屋に、食事を運ぶナースは大変なんだろうな。

ヘルパーのいない病院だし。


こう考え直して私は妥協した。





しかし、ひとつ許せないのは、ナースの言動。


スタッフの中で、様々な行き違いや誤解があったり、もしくは、恋人にふられたか、はたまた生理か分からぬが、
個人の感情丸出しの命令は、いかがな最中。あっ!ものか

そしてこのナースは、脳梗塞の私にも、優しい笑顔はなかった。

さくら大学病院に対して、かなり良い印象を抱いている私は、残念に思った。

他のナースやドクターが素晴らしいだけに


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第50話。深夜のアルコールとメロンソーダ。



友人、知人に質問攻めにされたことの中でも、自分でも一番興味があったのが、糖尿病になった原因。



長く検診も受けず重症化したことはさておき、そもそも何故




それをつきとめて、体質を引き継いでる子供たちの健康を守らなければ。


そう思い、暇さえあればそのことを考えた。



田原さんが昼寝しているときや、夜眠りにつくときなど。


好きな読書は視力的に厳しいので、頭の中はむしろ自由な時間が多かった。






私は幼くして両親をガンで亡くしたせいで、医食同源という考え方を生活に積極的に取り入れて
若いときからバランスの良い食事を心がけて来た



幸いお料理が趣味で、メニューを考えることも好きだ。

1週間の献立をあらかじめつくり、食材は回転食という考え方で決めるのだ。

同じ食材はできる限り1週間の間に2度3度とは使用しない。

肉、魚も交互に。

豚肉の次はさば、その次はとり肉、次は鮭、次は牛肉、という具合に。

野菜も同じやり方。

それを基本に献立作成。

次男のひどいアトピー性皮膚炎も、これで乗り切った。

そういう意味では、医食同源の実践者として、多少の自負があったのに…






何故糖尿病に






毎日毎日考えて、少しずつ少しずつ分かってきた。思い当たることがある。


私は4回の妊娠中すべて妊娠中毒症と診断された。




二人目の長女のときは、妊娠後半から糖が出ていた。




三番目の次女のときも、四番目の次男のときも。



しかし、出産後は必ず改善していたので、私も産婦人科医も、さほど気にしていなかった。


次男が小学校に入った頃、ひょんなことから自宅で学習塾を始めたのだが、次第に忙しくなり、夕方から夜にかけては、椅子に座りっぱなし、という生活が、入院するまで続いた。

3~4年前に、長女が大手進学塾に就職したが、就職後一年も経たないうちに教室長に任命された。


教室長の責任から帰宅が深夜に及ぶ。

教室長には様々な悩みはつきもので、帰宅後、私に悩みを打ち明けてはすっきりする、という毎日が始まった。
私は11時ころ仕事を終え、お風呂に入りくつろいでいるころに、悩みを聞いてもらいたい長女は、コンビニで、ビールや酎ハイやおつまみなどを買って来て、悩み相談料のつもりだったのだろう。


アルコールが嫌いではない私は、断ることもなく、話しに付き合いながら、それらを胃袋におさめた。



もうひとつの原因。それはドリンクバー



NPO理事長やらマンション管理組合理事長をしていると、会議やちょっとした話し合いの機会が多く、そういうとき、ファミレスはちょっと便利なミニ会議室になる。

それも、百円玉2~3枚も出せば、ソフトバンク飲み放題。

ここ数年はよく利用した。




朝、NPOでドリンクバー、昼、友人とランチドリンクバー、夜は塾の保護者と懇談ドリンクバー、なんて日もあった。


しかも、私は、メロンソーダが大好き

あの人工的な甘ったるさと、ぎとぎとの着色料が作る絵の具色の緑が、妙にさそってくるのだ





原因が次第に判明した。

常識的な人ならば、頻回のドリンクバーでは、無糖ドリンクを飲むくらいの判断力はあるはず。

私にはなかった。

と、いうより、多忙過ぎて、さっき自分がなにを飲んだなんてすっかり忘れてしまうのだ。


全ての原因は多忙。

働きすぎた

また都合のよい人間になって、自分を甘やかしてみる。

現実逃避

妊娠中のことを考えれば、生まれ持った体質かもしれないし、運動不足かもしれない。


しかし、一番大きな要因は深夜のアルコールとメロンソーダだ。



と、答えを出してはいたが、そんなみっともない恥を、何度も何度も説明させられるのはつらい。


運命論者の私も、ファミレス林立時代の前にタイムスリップしたいと思った。


そうすれば、メロンソーダは飲みません。お許しください神様



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第49話。不幸のお裾分け。




車椅子で入院してきた40代の吉川さん(仮名)は、私と同じ佐藤ドクターが主治医だった。




これまでも幾度か糖尿病での入退院を繰り返しているらしく、今回なぜ車椅子でなのかは分からないが、

数ヶ月前に受けた手術の傷が塞がっていないらしいこと。

どうやらそれが下腹部であるらしいこと。

退院のたびに糖尿病を悪化させて又入院してくること。


などが、カーテンの中で処置しているナースとの会話から推察できた。






吉川さんが入院してまもなく、
回診に訪れた佐藤ドクターは、これまで聞いたことのない激しい口調で、吉川さんを叱った。




「人間の前に母親として真剣に血糖コントロールしなさい!
お子さんを悲しませるのはいいかげんにしないとダメでしょう!」





私はビックリするとともに、佐藤ドクターをもう一度見直した

本当に患者に寄り添うドクターなんだ、と。





しかし、吉川さんが隠れてオヤツを食べているところを目撃した私は、何だか佐藤ドクターが気の毒になった


そしてこの患者は、ナースや同室の患者さんをつかまえては、泣きながら身の上話をするのだった。





私は決して近づかないようにした。

立ち直る力を持っている人なら、多少の不幸話は聞いてあげる価値はあるかもしれないが、自ら積極的に不幸を楽しみ、それを人にも分けてあげるのが趣味の人種は、さわらぬ神にたたりなし。


おそらく何体か憑いてるはず

田原さんが可愛い人に思えた。

ウンコの話題にはたいした罪はないもんな。


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