糖尿病で失明寸前の脳梗塞患者は今日も前向き。

私は61歳主婦。 約3年前、長年糖尿病に気づかず ある朝突然、目が見えなくなった事をきっかけに 緊急入院。レーザー手術。その後脳梗塞発症。。 半年もリハビリ病院に入院するハメに… こんな私の一番のテーマは、ほとんどを見えぬ目で明日を見ること…

2012年09月

第147話。今日からのうどん。











元旦を感じることのできる唯一のテレビを見る体力はなく、

何もかも全てが普通ではない普通の一日が始まった。




朝一番はヘルパーがおしぼりを持って来る。

顔を洗えない患者のために。



寝たままで、左手で全体を拭いて、ベッドの柵にかけておくと、

また回収に来てくれる。




そのとき、楽のみにお茶の補充をしてくれる。

脳梗塞発症後から、ほとんど飲めなくなったが、

さくら大学病院で、血液検査の結果、脱水症状になっている、と注意されたから、

動かぬ体を何とか動かし、口をつけて見る。



一滴がやっと

飲めないことでまたストレスを感じる。

脱水症状が脳梗塞にいい訳ない。

それでもどうしても飲めない。

点滴治療を受けているからまだ少し気は楽。





朝食は、やっぱりパン一枚を不自由な苦しい姿勢で何とか食べた。

もがきながら薬も飲んだ。

ベッドに倒れこんでしばらくすると、インスリンと朝の目薬。

そのあと点滴開始。




2~3時間はトイレに行くのが余計に大変だから、その前に行っておく。



今日はこの病院には珍しい敬語のナース。

それだけで嬉しい。

今日は夕方までこのナース。

ほっ!とする。




掃除のおばちゃんはさすがにお正月休み。

言語リハビリも休み。

テレビが見れない私は、点滴中にやることは考えることだけ。

今日からのうどんのことを思った。

どうかうどんを食べられますように。





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第146話。まだ生きられるかもしれない。










新しい年が来た。


4時に目覚めた。




まさか病院のベッドの上で、

それも半身麻痺の体で新年を迎えるなんて考えてもみなかった。


今年一年無事に生きる自信はないが、

今は、今日一日をとにかく無事に過ごしたい。




睡眠中もピクリとも動けぬ体を物語るように、布団に乱れがないのは幸い。



辺りを見回してみる。


ボヤーとしか見えない視力でも、まだ真っ暗なのが確認できる。

7時から寝て、9時にインスリンと目薬でナースに起こされたが、

ほとんど気絶したように眠っていたので、もう眠れそうにない。




この時間は、大晦日に多少の夜更かしをした家族もさすがに熟睡しているだろうとおもうと気持ちが楽になる。


しかしもうすぐ、新しい夜明けを自覚すると同時に、

私のことを思い出し、胸を痛めるかと思うと苦しくなるから考えないことにする。

だから、他のことを考えよう。





今回の出来事で、いつか必ず訪れる「死」を、

予期せぬときに突然突きつけられると分かった。




さくら大学病院で夢中で過ごした23日間でも、いつも「死」については考えた。





再梗塞と脳出血のリスクを抱えて、食べられなくなって行き、

急激に衰弱して行く中で、そのことは不思議なほど冷静にとらえていた。




過酷な現実を前に、案外覚悟ができるものなのかもしれない、と思った。





58歳だからか、まだまだ遠い将来のことのように感じていたそのことが、

ある日突然目の前に現れた。



そして、そのことを受け入れ易くするためのように、体が衰弱して行く。

元気に活躍していて、突然「死」をつきつけられたら、

悲しみ落ち込みはかなりのものなのではないか。





そういう意味では、こんな風に死んで行くのは幸運かもしれない、と思った。





そんなことまで考えたさくら大学病院での日々を思い出す。

しかし今、たった一枚のパンと点滴が、ほんの少しの力をくれた。

まだ生きられるのかもしれない。



生きないといけない。

子どもたちのために。







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第145話。考えることだけで。










夕食もほとんど食べられずに、次女が帰る時間が来た。


目覚めているだけで奪われる体力が、

限界の悲鳴を上げる頃、また明日、と同時に夢の中へ。



これから数時間を私を案じながら過ごす家族のことも忘れて熟睡できるのが、

唯一の救いだった。



今年が終わる。




長男の結婚という慶び事から始まり、

失明の危機、

糖尿病入院、

そして脳梗塞、右半身麻痺、身体障害者。




仕事を失い、一番大切な家事能力を失った私の一年が終わる。

明日から、来年から、パンと点滴の力を得て、

何もできなくなった私に、何ができるか、と、

そして、今必要な食べることについて考えよう。




私にとって、考えることは生きること。

考えることは希望。

神様!私から考える力を奪わないでいてくださって有難う



心から感謝します。




リハビリがどんな結果をもたらすかは分からないが、

もしこのまま寝たきりでも、考えることが出来て、

回りにくい呂律でも子どもたちと話すことができるなら、それで十分です。



夫はもともと話したがらない人だし、

孤独が好きな人だから、こういうとき気持ちが楽。



明日から、来年から、私は子どもたちのためだけに生きる、と決めた。

おやすみ、みんな。





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第144話。完璧な優しさ。











弱り切った肉体のノシイカは、

そばに次女がいるという幸福を味わいながら、リハビリを受ける。



リハビリ室に行ける体調ではないので、

部屋のベッドに寝たままでリハビリを受ける。




ナースやヘルパーと違い、患者を尊重している言動にほっとしながらも、

消耗した体で受けるリハビリはかなり疲れる




今日も夕方があっという間に来た。

あと何時間で次女は帰るのだろう?


4時頃になると、

「今何時?」

を連発した。




次女の辛い気持ちを思いやる余裕をなくした58歳の子どもに、

娘は完璧な母親だった。



「〇〇時だよ。」

「まだちょっといられるよ。」




嫌な顔も悲しい顔も一度も見たことがなかった。

完璧な優しさの前にあって、人は容易に子供になる。



理解できた。



どうしてみんな、私に甘えてばかりなんだろう?と思うことがあった。

私の優しさは完璧だったのかもしれない。

今の次女のように。



病に付して気づくことがある。

病に付さなければ気づけないことがある。






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第143話。生きる意味死ぬ意味。









1時ジャスト、ドアに次女の影が。

思わず涙が出るほど嬉しい



笑いながら「調子どう




ドアのそばまで涙をこらえるのに必死の次女が、

ノックと同時に哀れな子どもになってしまった私の母親に切り替わる。

私は、そのことに気づく体力と気力を失った哀れな子ども。



次女の強さに甘え、安心して不安の緊張を解くのだった。



不自由でも、不便でも、見下されていても、不安な夜が怖くても、

次女という天使のいる時間だけは、

全部忘れて幸せに浸ろうとする子どもになってしまった私だった。




次女はすぐに、何もできない私のために、

枕の位置やアイスノン、パジャマの乱れ、靴下を直して、


「トイレ行く?」


もちろん、トイレは、次女と行きたい。



トイレに行くことにかなりの覚悟が必要な身体機能と体力しかないが、行くしかない。

行くなら今のうちに。

ナースやヘルパーよりはるかに優しく丁寧な介助で行くトイレでも、

最中に何度も、「疲れた。」を弱々しい声で連発する。




終わってベッドに戻ると、喋る元気どころか、息をする力も失ってしまう。


息することに体力が必要なのだ、とこの頃いつも思った。


これ以上弱って行く想像はできても、

回復する自分を想像するのは難しかった。




こんな状態で、再梗塞と脳出血のリスクを抱えた今、

私はいつ死んでも変じゃない、と思った。



そしてその覚悟はしておかなければ。



パン一枚分の思考のパワーが、そんなことを考える余裕を与えてくれた。

まだ言葉を発する体力はないが、生きる意味や死ぬ意味について、

久しぶりに考え始めていた。








でぃあべ前向きなう

一昨日からまたさくら大学病院に入院。

目の手術で。


私の場合、常に失明の危機にさらされている

まず担当ナースの挨拶と説明に感激。

患者より目線を下にするためか、話す間しゃがんだ姿勢。


丁寧な言葉遣い。柔らかな笑顔。温かい。優しい。親切。そして美人。

さっきまでの不安が和らぐ。

ここなら大丈夫

ナースの対応次第でドクターへの信頼まで獲得できる。

ナースの存在の大きさをあらためて思い知る。

不安な患者を救ってくれる美しいナースに感激






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