糖尿病で失明寸前の脳梗塞患者は今日も前向き。

私は61歳主婦。 約3年前、長年糖尿病に気づかず ある朝突然、目が見えなくなった事をきっかけに 緊急入院。レーザー手術。その後脳梗塞発症。。 半年もリハビリ病院に入院するハメに… こんな私の一番のテーマは、ほとんどを見えぬ目で明日を見ること…

2012年11月

第200話。次の試練は?





トンネルを抜けようとしている私に、さらなる試練が待っていたが、

私はそのことにはもう負けなかった。



低血糖。




さくら大学病院に入院中、ほとんど食べることが難しくなった私に、

本来なら食直前に打つインスリン注射を、食後打ちと決められた。

食べることができた量が半分以下であれば、インスリンは半分の単位。

半分以上食べることができたら、インスリンは本来決められた単位。




脳梗塞発症前までは、即効型インスリン、ノボラピッドは、

朝6、昼4、夜4、

一日1回の時効型ランタスは、10と決められていたが、

脳梗塞発症とともに、ストレスのせいか、血糖値は高くなり、

主治医からインスリンの単位を修正された。




朝6、昼8、夜4、時効型が19。

もし、朝のおかゆを半分も食べられなかったらインスリンは3、

半分以上食べたら6。

時効型のランタスは、食べた量にかかわらず毎日19。



さくら大学病院で、たった1口しか食べられなかったときでも、

半分以下ということで、インスリンを半分打たなければならなかった。

私は、低血糖を恐れ、1口くらいしか入らないと感じた日は、全く食べずにインスリンをスキップしてもらうようにした。

半分の単位を打っても大丈夫、と感じた日も低血糖を恐れ、何としても半分は食べる努力をした。

そんな努力もむなしく、1口2口しか食べられないことばかりで、半分の単位を打つインスリンにおびえた。


幸か不幸か、ストレスの真っ只中にいる私は、低血糖症状を起こすことはなかった。

ストレスからいつも血糖値は高めだった。

インスリンの打ち方については、ここ森野リハビリ病院にもそのまま引き継がれた。

ほんの少しの食パンから始まり、1ヶ月近くが立つ頃には、

半分以上食べられる日も多く、しばらくは、全単位か半分かの打ち方でうまくいった。

しかし最近、食事の量の割に、ナースが測ってくれる血糖値が低いことに気づいていた。



そんなある日…

第199話。身体障害者の自覚。




普通の人間ではないと自覚させられるさまざまな出来事にも慣れてきた。

手が冷たくて手袋をつけようとして、

思わず手袋に右手を入れようとする。


瞬間無理だと気づく。

そんな力はなかった。

感覚も失っている。



最近はそんな時思わず苦笑いをするようになった。

少し前まで、朝目覚めた時、まだ自分が右半身麻痺になる前の体なのではないか?と一瞬思い、それから打ち消して、私麻痺してたんだ。

と気づくと、寝ている間に寝返りどころか手足もほとんど動かしてもいないことを物語るように布団に全く乱れがないことに気づき、納得していた。

それがこのごろ、目覚めた時すでに、障害者の自覚がある。

お風呂場で負けた、障害者を受け入れ始めていた。

体は健康ではないが、心が健康であれば、私は普通の人間。

いや、もしかすると、貴重な体験を通して、大切なことに気づいた分だけ、

より素敵な人間になれるかもしれない。

そう思い始めていた。

悲しいこと、辛いこと、不自由なことがいっぱいあっても、私は間違いなくトンネルを今まさに抜けようとしていた、光の射す方へ。

第198話。痒いところが掻けない。





入浴の辛さと、リハビリ中の低血圧は、

長いトンネルの向こうにやっと光を見つけた私の足を止めそうになったが、

子供たちのために止まることも引き返すことも絶対にしたくない。



自分の気持ちを奮い立たせて、トンネルの出口に向かうのだった。




そんな切ない決意に水を差すような出来事はいくつもいくつもあった。




ある夜のこと。

いつものように、私のパジャマの乱れを直し、

枕の位置を整え、布団を着せて、

お湯やリモコンやティッシュの位置を確認して娘が帰った後、

左腕がかゆくなった。



何かゴミや髪の毛でもついているのか、気にし始めたらかゆみはますます激しくなった。

しかし私にはかくことができない。

その頃、右腕の肘がなんとか弱弱しくも曲がるようになっていたので、

かゆいところに右手を持っていった。

しかし右手の手首はあまりにも弱く、かくことができない。

パジャマの袖をめくることさえできない。

泣きたくなった。

かゆいところに手が届く、という言葉がうかんだ。

ナースコールを押してしいものだろうか?


まさか…


こんなことでナースを使うわけにいかない。

いや、かゆいということはかなりのストレスになる。

実際今、私はストレスで押しつぶされそう。

ナースコール。

いやだめだ。

そんな葛藤をしているうち、幸いに眠ってしまった。



また、こんなこともあった。

ベッドサイドに座っていられるようになって、

時々テレビを見るようになり、

ある日使い慣れない左手でリモコンを操作しているとき、

不覚にもリモコンを落としてしまった。

私は咄嗟に床に落ちたリモコンを左手で拾おうとした。

その瞬間、体がフラッと前に傾き、床に転げ落ちてしまいそうになった。


慌てて、何とかほんの少し力を取り戻しつつあった右手でベッドの柵をつかみ、

上半身を立て直した。

転ぶ!!と感じた恐怖心で、心臓のドキドキがしばらく治まらなかった。

そういうことはいくつも。

お風呂の時以外は、自分を普通の人間と錯覚することで、

心身の健康を取り戻そうとする私に、

普通の人間ではなかったのだ、と感じさせるこういう出来事が、

なまじ少し筋力を回復したがために、頻繁に起きるようになった。

そんなとき、一瞬の憂鬱の後、そんな自分をクスッと笑う私がいた。

半身麻痺、障害者を、早く自覚してしまわないと、

危険だよ!と教えてくれる私がいた。



第197話。あきらめないセラピスト。





リハビリ中に苦しくなると、「血圧が低いようです」と言って、

セラピストにすぐに血圧を測ってもらう。

低ければ頭を低くして寝かせてくれるが、落ち着くとすぐにリハビリ再開。


それを繰り返し、40分のリハビリが終わる。

そういうことを一日4回

ほんの少しこの病院になり慣れ始めた頃の試練は、

入浴の次がリハビリだった。

やっと少し食べられるようになり、

暗くて長いトンネルから抜けようとしている私を、

トンネルの中の悪霊たちが、引き戻そうとしているかのようだった。

そんな中、私の低血圧でリハビリが中断してしまうことを、

セラピストに申し訳ないと感じる私に、セラピスト全員、とても優しいことが支えになった。

何度中断しようと、イラな顔一つせず、心配そうに見守りながら待ってくれる。

ほとんど動かない右半身の訓練は、血圧とともに、憂鬱の材料だったか、セラピストの優しさに支えられて続けることができた。

第196話。低血圧に苦しむ。





八階に引っ越して、本格的にリハビリがスタートした頃から、

私は頻繁に低血圧症状を起こすようになった。


リハビリを始めて少しすると、めまいがして息苦しくなる。

ひどい時にはこのまま意識を失うのではないか、とさえ思う。

初めて低血圧症状になったときは、もしかすると、低血糖では?と思い、

セラピストにナースを呼んでもらい、測ってもらった。




しかし、血糖には異常がなくて、そのときに初めて、もしや低血圧??と思い、

血圧も測って下さい、と頼んだ。

ナースは、急いで、ナースステーションに血圧計を取りに行った。



上が84。

下が40。




ナースはあわてて

「すぐ横になってください。」

といって、私の体をささえて、ベッドに戻してくれた。




いつも少しベッドの上体を起こしているので、ナースはリモコンでベッドをフラットにして、

「頭を低くして、少し足を高くしておきましょう。」

と言って、リモコンで、ベッドの足の方を高くした。



20分くらいで血圧は回復したが、呼吸がしにくく、倒れてしまいそうなとても不安な感覚は、リハビリに自信をなくさせた。



ほどなく白川ドクターがやって来た。




「永井さん、血圧が低くなったんですか?

低いときは寝ていれば必ず治りますから大丈夫ですよ。

血圧が高いよりいいですからね安心してください。」



と優しく言った。




リハビリの不安を抱えた私に、白川ドクターの思いやりのある声かけは救いだ。

しかしその日から、私はリハビリ中何度も低血圧症状に見舞われるようになった。

セラピストはみんな、リハビリの時、血圧計持参でやってくるようになった。

セラピストによっては、リハビリ中に何度も血圧を測った。

低くなると休憩ししばらく休んでまた血圧を測りリハビリ再開。

低血圧の苦しさと不安から、その時は私はリハビリをやめたかった。

しかし1人としてセラピストはあきらめなかった。

危険なほど下がった場合のみリハビリは中断された。

その時はむしろほっとしてベッドに横たわるのだった。

やっと食べられるようになり、水分もとれるようになり、これからリハビリだけに集中しよう、と決めた矢先だった。


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