糖尿病で失明寸前の脳梗塞患者は今日も前向き。

私は61歳主婦。 約3年前、長年糖尿病に気づかず ある朝突然、目が見えなくなった事をきっかけに 緊急入院。レーザー手術。その後脳梗塞発症。。 半年もリハビリ病院に入院するハメに… こんな私の一番のテーマは、ほとんどを見えぬ目で明日を見ること…

2013年08月

第528話。やっと下がった眼圧。



失明を完全に受け入れるほど

執拗に繰り返した眼圧上昇と、主治医の献身。

しかし、1~2分ほど押して眼圧を測ったら

45に下がっていた。

奇跡が起きた、と思った。

「下がったわ。」

北山ドクターは嬉しそうだった。

「もう一回。」と、同じことを繰り返し

「次は上見てくれはる?」と言って

下まぶたを強く押した。

下を押されると、眼球は上から飛び出しそうになった。

気味悪く感じた。

こんなに強く押しても大丈夫なんだろうか

と心配になるほど何度も押され

涙はポロポロこぼれて

第三者がみると異様な光景だろうと思った。

眼圧は38に下がった。

「あと一回だけ我慢してね。」

と言って、また上まぶたを強く押した。

息が止まりそうになりながら、必死に痛みに耐えた。

失明より断然いい、と言い聞かせて

手術よりつらいマッサージに、涙ポロポロで耐え抜いた。

眼圧は28まで下がった。

ホッとした顔をした北山ドクターは

「痛いでしょう。」と気の毒そうに言って

「あともう少し。」と、下まぶたを押した。

眼圧は21。

本当はもっと押したかったのかもしれないが

「これくらいにしときましょうか。」

私は嬉しかった。

痛みに強い私でさえ、辛くなるこの処置は

息も止まりそうになる。

眼科診察室の真っ暗な空間で

若いイケメンドクターと患者のこの行為は、異様。

手術よりも忍耐力を必要とするマッサージから

一刻も早く解放されたかったが

押すことにより眼圧が下がったことを、心の底から感謝していた。

人は、追いつめられるほど感謝を知る。




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第527話。私、もう失明してもいいんです!



向かいの患者さんの苦しむ様子と

頻繁に出入りするナースの気配に

すっかり目が冴えてしまった私は

イアホンの音量を上げて音楽番組に集中した。

9時過ぎ、懐メロ番組を音だけに集中していると

「永井さん!診察行きましょか。」

北山ドクターが今夜も来てくれた。

私が入院してから、一日も休んだ日がない北山ドクターは

今朝、診察と手術の後おそらくいったん帰宅したはずだが

連休最後の今日、また夜に出勤してくれたのだ。

そんなことを思いながら

きっと今日の眼圧は落ち着いているはず

と思っていたら

「56あるわ~。」

北山ドクターが、とても辛そうに言った。

さすがの私も
「えーっ!」と声に出した。

入山ドクターが、何度も受けることができる。

と言った手術ではあるが

どこかできっとこれで大丈夫、という予感があったのに…

悲しい。

神様に見捨てられた、と思った。

何故?どうして?何が起きたの?

北山ドクターの辛そうな表情を見ながら

一瞬の間に、私は、緊急手術からスタートしたこの4日間を思い出していた。

あれから、一日も休まず

朝早くから夜遅くまでややこしい患者に寄り添い

いつも全身全霊で私の目を守ろうと精一杯の努力をする若きドクターの様子は

まぶしいほどだった。

そのとき、私は不思議な感情に支配された。

それは、もう失明してもいい。
というもの。

北山ドクターは、すぐに気を取り直し

「押しますよ。顎を引かないでね。」と言った。

下を見ての指示に従うと

両手の指の爪の部分をまぶたに当て

ゆっくり、しかし強くグイグイと押した。

そういえば北山ドクターの爪は

長く伸びて先が丸くなっている。

このときに患者のまぶたを傷つけないためなのだ。

今夜も痛みはとても強く、ついつい頭が診察台から逃げるが

それを自覚するとすぐに自分から顔を近づけ

マッサージと呼ばれるその行為に協力した。

ポロポロと涙を流しながら

息が止まりそうな苦しさに耐えながら

北山ドクターの、真剣な雰囲気を感じて

私は覚悟を決めた。

「失明」

口にこそしないが

北山先生!もう十分です。この4日間、本当に有難うございました。

私生活を捨てて、私の目を守ろうと全力で努力して下さっただけで

患者冥利につきます。

これ以上何を望みましょう。十分です。有難うございました。

さすがにこのときは、失明の覚悟を決めて

ただ二人のドクターへの感謝の感情だけが私を支配していた。

痛みに耐えながら、こう思った。

ドクターの究極の在り方は、患者を諦めさせることかもしれない、と。

絶望を受け入れ、それでも、ドクターへの感謝だけが存在する。

そんな気持ちにさせた北山ドクターの

患者への献身。

眼球が飛び出すマッサージを受けながら

顔が逃げないように必死に耐えながら

私は、感動していた。
そして、ただ感謝していた。

悔いはなかった。失明を完全に受け入れていた。




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第526話。「失明」「眼圧」にサヨナラ。


これまでの手術とくらべれば、とても短い時間で終わった。

ただ、手術で傷ついた左目に

赤茶色の消毒液が「これは痛いです!とても染みますが。」

の言葉とともにジャブジャブとかけられたときは

息が止まりそうなほど痛かった。

最後に眼球になにかが触れて
「眼圧21ですね。」

という入山ドクターの声で

無事に眼圧が下がったことが分かった。

入山ドクターは
「お疲れ様でしたー。」と

今日一番優しい大きな声で言って

目の周りを優しくていねいに拭いてくれて

私が起き上がるのを手伝い

車椅子に移るとき支えてくれて

「お大事になさって下さい。」

最後まで一貫して優しい笑顔だった。

これから自宅に帰り、ごめんなさい!と家族にも優しく言いながら

案外お料理なども手際良く済ませるのかもしれないと思った。

北山ドクターは車椅子を押しながら

休日のエレベーターを、持っていた鍵の束で動かし

「良かったですねー。安心したでしょ。」と言った。

「本当に安心しました。お二人に感謝します。」

「いえいえ。」

部屋に戻り、久しぶりの大きな安堵感に包まれた。

何日ぶりだろう。
「眼圧」「失明」から解放されたのは。


次第に分かり始めた他の患者さんのことが気になった。

いつもカーテンを閉めたままの人ばかりだが

医療スタッフとの会話や

医療スタッフの一方的な言葉で

その患者さんの症状や様子が想像できる。

この部屋に少し慣れてきたが

カーテンを開けて過ごしたい私と違い

他の4人の患者さんのカーテンはすべて閉め切られていて

そのせいで、この狭い部屋で、私からは窓の景色も一切見えず

ただ、廊下を行き来する
医療スタッフと患者さんを見るだけということに気づいた。

もし、見にくい目でも

窓の外に広がる空を感じることができれば

少しは明るい気分になれるのに。

人は勝手なもので、眼圧、失明に振り回されているとき気にならなかったことを

急に現実として自覚する。

やっと失明の危機から脱出した証拠だと

もう一人の自分が諭す。

本当にそうだ。

この2週間を永遠とも感じ、一瞬とも感じるような緊迫した時間を過ごしたと

今日やっと分かる。

毎日夢中だった。

今分かる。

笑顔を忘れたことは一日たりともなかったが

ティンカーベルに祈った切迫した後半だった。

ああ、本当にこれで救われた。

この日の夕食は、そんな私を祝福するように豪華だった。

体育の日を記念して松花堂弁当。

病院でこれ。

味よりまず患者思いの食事に感激。

血糖値を気にして、いくつか残したが

プラスチック容器の食事と違って

心底の安らぎを味わえる夕食を終え

面会時間が終わり、娘とサヨナラするときも

今夜は気持ち良く眠れるだろうと思い

とびきりの笑顔で「じゃあまた。」と言った。

向かいの患者さんは、明日退院らしい。

優しい旦那様が「明日11時に介護タクシーが来るから、9時には来るからね。じゃおやすみ。」

と言って、7時半頃帰って行った。

私は、一人になってからすぐにウトウトし始めた。

二週間の疲れが安心したために一気に出たのだと思い

何も気にせずに眠りに身を任せようとしたとき

向かいの窓側の患者さんのカーテンの中から

ウーン、ウーンとうめき声が聞こえ

苦しそうにもがくような声も聞こえて目が覚めた。

すぐにナースがやってきて「吐いた?」という声。

小さくうめくような声で

「頭が割れそうに痛うて…」

その患者さんにはそういうことが頻繁に起きているようだが

今夜は特に苦しそう。

何度もナースコールをしているようだ。

気の毒で可哀想でドキドキした。

失明、眼圧の言葉は冷静に受け止めても

誰かが苦しむ様子には弱い私。

S院では個室に逃げた。

ここももしかして?

実はそんな場合ではなかった。

このとき私の目は、再び、いや何回目かもわからない眼圧上昇の危機に見舞われていたのだ。




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第525話。「神」の領域。入山ドクター。



手術用のベッドに寝てくださいますか。の指示。

高さが50cmほどしかないベッドに移るのを

一瞬怖がるような表情をしたかもしれない。

すると「あっ!ごめんなさい。少しお待ちになって。」

と言って私には見えなかったが
何かを操作してベッドを少し上げてくれた。

そして脇を支えてくれた。

無事にベッドに横になりまた枕が低すぎることに気づいた。

申し訳なさそうに

「すみません。枕を少し高くしていただけますか?」

「あっ、そうでしたね。ごめんなさい。」

金曜日にも同じお願いをしたことを思い出したのか

優しい笑顔でそう言った。

こんなときに、そうでしたね、ごめんなさい。

という言葉を加えることで

患者がどれほど救われるか、分かってのことか

または、入山ドクターの生来の優しさなのか

と考える。

北山ドクターに「タオルありますか?」の後

北山ドクターが持ってきたタオルを自分で折りたたんで

「これでいかがでしょう?」

「はい、これで楽になりました。有難うございます。」

笑顔で「それは良かったです。」

と言って、手術が始まった。

「手術」という言葉にすっかり慣れた私は

このとき少しの不安もなかった。

入山ドクターの対応にも原因があるに違いない。

入山ドクターは

「かなり沁みると思いま~す。ごめんなさーい。お顔左に向けて下さいますか?」

左に向いた私のこめかみからほほにかけて金属の器が密着して

目にジャブジャブと消毒液がかけられた。

本当にしみた。

あいたたた!と言いたくなるほど。

手術で傷ついているから余計にしみるのだ、と思った。

「しみるでしょう?ごめんなさいね。」

「大丈夫です。」

小さい声で返事をした。

「痛み止めの目薬で~す。痛み止めの注射で~す。」

と、一つ一つ説明つきで進み

いよいよ本番は

「ご協力いただくことは一つです。」

一貫した優しい声で

「下を見ていただくことです。」

私は下を見て、できるかぎり眼球を固定しておくことに努力した。

「ありがとうございます。とてもいい位置です。」

と言って手術が始まった。

金曜日に手術したあたりに何かが進入してきたのを感じた。

この機を利用して、北山ドクターに指導しているような言葉を聞いた。

二人のドクターからは、真剣な雰囲気が伝わって来る。

小さい声で手術のことについて会話する二人からは

余裕と同時にピーンと張り詰めた空気も感じる。

目という狭い空間で

失明を食い止めるために動かす自分の手と指に運命がかかっているという自覚からなのか。

ドクターという仕事の尊さを思った。

元気なときにはなるべく縁のない存在でありたいドクター。

しかし、病を得てしまうと

ドクターの価値観と人間性が患者を幸せにもしてくれるが

悲しみのふちに突き落とすこともできる、大きな存在。

ドクター運に感謝し続けて来た私を

入山ドクターは、更に驚かせるドクターだ。

あまりの素晴らしさに、まだまだ油断大敵

などと身構える小さな私を

入山ドクターはこの後も決して裏切ることはなかった。




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第524話。病気にお休みはありません。




入山ドクターは

「お聞きしました。お孫さんのお顔を見てから右目の手術を受けたい、ということですね。」

「はい、申し訳ありません。今の状態だと、ほとんど見えないので、このまま右目の手術をしたら、たぶん孫の顔は見えないと思うので…」

すると入山ドクターは

「そうですよね。お孫さんの顔はみたいですよねー。」

と共感してくれて、

「眼底出血のご経験おありになると思うのですが、あれと同じ状態が今、永井様の目で起きてるんですね。段々見えては来ますが。」

と前置きして

「もし、今度の入院中に右目の眼圧も50とか60とかになるようなことがあれば、また緊急手術を覚悟だけしていったん退院しましようか。もちろんご自宅で眼圧が急に上がることがあれば、お孫さんの顔は見れないかもしれないのを覚悟しておいていただけますか?」

例の、穏やかな優しい言い方をした。

「有難うございます。」

としか言えなかったが

私は、患者の心や感情にも寄り添うドクターに感激し、自分のわがままを申し訳なく思った。

それでも、両目ともほぼ見えない状態での入院生活には耐えられそうにないし

生まれたての赤ちゃんに会いに行ってあげなければ、という決意に支配されていた。

手術の予定を入れてあるということは

スタッフの確保や段取りがすでにできていたであろうに

爽やかに患者の願いを受け入れようとするドクター。

こんなに素晴らしいドクターがいるんだ…

「出産予定はいつですか?」

「11月8日です。」

入山ドクターは、壁のカレンダーを見ながら

「遅くても11月中には入院になると思っていてくださいね。」

「はい。有難うございます。」

と返事をしながら

それまでに右の眼圧が下がって、再びの入院は必要なくなるといいのに。と思った。

「では、手術しますので、下に下りてくださいますか?」

私は北山ドクターに車椅子を押されて

入山ドクターは、先に一人で

エレベーターで3階処置室へ。

ここは、去年の夏、市川海老蔵似のドクターから抗がん剤の注射を受けた部屋。

あのときのドクターは、現在イギリス留学中。

ナースに教えてもらった。

先に来ていた入山ドクターは

テキパキと一人で手術の準備をしていた。

北山ドクターも指示されて準備に取り掛かり

あっと言う間に準備完了。

そのとき初めて

「せっかくの連休に私のために申し訳ありません。」

と言ったら

「いいえ~病気にはお休みはありませんもの。」

と、とびきりの笑顔で答えた。

どこまで素晴らしいドクターなんだろう。

日本女性の強さや優しさ

そして、こういう人に限って健気であることを思い

手術直前に涙がこぼれそうになった。






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