思ったことを書き出しておきます。


・小さい頃に怒られた事について
朝方に、なぜか、小さい頃の記憶が
蘇ってきたのですが、
小学生や中学生の頃に、親から何か
怒られて、家の外に締め出された
ことがあります。

何かに対して怒られたというのは覚えて
いるのですが、どういう理由なのかは、
全く覚えていないですね。

何か注意されて言うこと聞かなくて、
締め出された気がしますが、
今から思うと、自分の何が悪いのかが
全く記憶にありません。

基本的に、親はあれこれ説明しないですし、
言うこと聞かなくて面倒くさいから、
そういうことをやっていると思いますが、
小学生や中学生とは言え、きちんと理屈を
説明すれば、ある程度理解はできると
思いますね。
今思えば。

なので、子どもでも、きちんと理由は
説明するべきな気がしましたね。
まず、理由が分からないと、
行動を変えようにも、変えられない
でしょうからね。

うちの親は、あまり言葉で説明するのが
どちらも上手ではないですからね。
でも、今の時代、そうも言っておられ
ないと思います。

家庭だろうが、会社だろうが、友人関係
だろうが、言葉でなるべく説明出来るように
ならないと、今の時代、いけない気がします。

なるべく、
「自分は、これこれこういう理由で、
 こう思っている。
 あなたは、どう思っているのか?」
といった感じで、やりとりしないと
いけないと思いますね。


・どういう人が評価されるのか?
先日、とある本を読んで、なるほどと
思ったことがあります。

その本の著者の会社では、どういう人が
評価されているかというと、
多少ミスや漏れがあっても、周りの人々
からきちんと受け入れられていて
成果を出している人と、
仕事が早くて、ミスもなく、情報収集も
すごいが周りとの関係がイマイチ上手く
いっていない人とでは、
前者の方を会社は評価していたそうです。

おそらくですが、組織単位でみると
前者の方がレバレッジが効いて、
成果が出やすいのでしょうね。

後者は、結局1人で頑張っている感じに
なってしまいますし、本人も周りの人を
見下す感じがあったのだと思います。

敢えてギバーとテイカーで言うならば、
前者はギバーな感じでしょうね。
後者は、テイカーとまでは言えないかも
しれないですが、ギバーからは
だいぶかけ離れている感じですね。
周りの人々に貢献するよりも、
自分の方が優れているという点に
焦点を当てている感じな気がします。

自分の経験上、この2人のパターンに
近い人を見たことがありますね。

前者のように、ちょこちょことミスは
あるけど、大事なところは抑えていて
言葉でもきちんと説明するし、
仕事の正しいやり方も心得ているし
人間関係も結構上手く構築できて
いる人がいましたね。
こういう場合、ちょっとしたミスなどは
周りからは、愛嬌として受け入れられて
いたと思います。

後者に近い人は、他の人のちょっとした
粗をすぐつつくし、仕事のやり方が
十分でない割には、意外と愚痴も多いし、
自分の方が優秀だと思っているのも
多少にじみ出ているのですよね。

基本的に、性格は易しい部分が多かったの
ですが、徐々に不満が溜まっていって
悪い面が伸びていった感じでしょうか。

本人は、すごく頑張っているけど、
周りからあまり評価されていない
というのが、不満としてあったと
思いますね。

自分も、後者の人とは、途中から嫌気が
さしてしまって、距離を置くようになりました。
近づいても、無駄にイライラするだけなので。

まだ、若いので、人間が未成熟という
面もあったと思いますし、本人は
足りない部分には気づいていないし、
周りの人も、この人には、何が足りないの
かが分かっている人はいなかったと思います。
良い指導者に恵まれたら、また、違った
のでしょうけどね。

今思えば、足りてなかったのは、
・周りの人の足りない部分を許容する心の広さ
・とある部分の仕事のスキル
・周りの人に貢献する姿勢
あたりですかね。

あと、
・早めに良い成果を出して認められたい
という気持ちに囚われすぎていた
ような気もします。
結構、周りの人と比較していたのですよね。
そして、自分の方が優秀であるという風に
思っていたフシがあります。
また、自分があれこれ指導しなくては
ならない、といった思い込みもあったと
思いますね。

こういうスキル的にも、人間的にも
まだ完成度が足りない人が上に立つと
やはり、組織的に良くはないですね。

今振り返ってみると、こういった点が
見えてくる感じでしょうか。
あの時は、自分もよく見えてなかったですが。

この人には、何かが足りていないけど、
なんだろうといった感じでしたね。


・学ぶことで見えてくること
最近、改めて思うのですが、継続的に学んで
いると、いろいろと見えてなかった部分が
見えてきますよね。

見えるという表現を使っていますが
これはあくまでも比喩表現でして、
本当に目に見えるのではなくて、
気づきが増えていく、といった
感じでしょうか。

上に書いた出来る人と、出来ない人との
違いもそうですが、そういった違いに
気づけるようにになってきますね。

分かりやすい例でいうと、
「全か無か思考」
という思考の偏りがありますが、
この概念を学ぶと、これをやっている人と、
そうでない人との違いが、一発で分かります。

例えば、糖質制限で言うと、
A:「血糖値が心配なので糖質制限をするつもりだ」
B:「糖質制限をして、好きなものが食べられなくなる
  のは不憫だね」
というやりとりがあったとしますが、
これは、別に、糖質制限をしたからといって
好きな物が全く食べれなくなるわけでは
ありません。

実際は、糖質制限をしても、刺し身やお肉は
食べれますし、糖質オフの甘いものもありますし、
いろんな選択肢がありますからね。

野菜やタンパク質を取って、その後、
少量のご飯も食べようと思えば、
食べれますし。

しかし、なぜかしら、Bさんの頭の中では、
偏った思考が発生しており、
糖質制限をする → 好きなものが食べられない
ということになっています。

他の例としては、
B:「これを達成できないなら、やる意味がないよね」
A:「いやいや、100%達成出来なくても、80%出来る
  だけでもOKでしょう」
といった類でしょうか。
この例でも、Bさんの方が偏った思考ですね。

全か無か思考という思考の偏りを
学ぶことで、その後、こういう偏りに
すぐに気がつけるようになりますよね。


心理学方面で言うならば、正義と正義の
ぶつかり合いもそうですね。

結局、人の視点は、その人の視点でしか
なくて、絶対的な視点というのは、
まずありえないですね。
他の人の視点とは、やはり違います。

A:「このやり方が良いと思うのだけど?」
B:「それは絶対間違っているよ。こちらの
  方が絶対正しいよ」
といったものは、大抵は、正義と正義の
ぶつかり合いですね。
どちらが正しい(正義)かは、やってみないと
分からないですし、やってみたとしても
結局、どちらが良かったのかは、はっきりとは
分かりませんからね。

こういった正義と正義のぶつかり合いという
のも、だんだん見えてきますよね。
なので、発言が自然と自分の視点というものを
意識したものになっていきますね。

ということで、堀紘一が言うように、
「最低でも月4冊は本を読みなさい。
 10年続けたものと、そうでない
 ものの差は雲泥の差だ」
というのは、本当だと思います。

学び続けることで、見えてくるものが
全然違ってくると思いますね。


・知見を広げるには?
最近、思うのですが、どうしても人はその人なりの
趣味嗜好があって、入手する情報についても
読む本についても、偏りが生じてしまいますよね。

これを解消する方法はいくつかあると思いますが、
最近、すごく良いと思ったのは
スクーがやっているオンライン講座を
利用することですね。

最初の生放送は、無料で参加して見れますが、
録画を見る場合は、有料になります。
なので、ひとまず、気になったものがあれば
まずは無料の生放送を見てみる、というのを
やると良いですね。

その道のプロが1時間程度で話をしますので、
まとまっていて、分かりやすいですし、
情報も洗練されていることが多いです。
今まで、いくつもの知見の広がりを得ることが
出来ました。
自分の関心領域を広げることが容易にできますね。

今まで、例えばですが、さっと思い出すだけでも
・GIVE&TAKEの本を知った。
・プリンの作り方を知った。
・ヨガの歴史を知った。
 基本のヨガのポーズを習った。
・筋トレの基礎的な考え方を習った。
・KPT(Keep. Problem, Try)という仕事の
 振り返りのフレームワークを知った。
・写真撮影の基礎を知った。
など、いろいろとありますね。

プリンの作り方は、すごく
面白かったですね。
ここで触れなかったら、自分から
主体的に情報を取りに行くことは、
まずないと思います。
プリン作りたいと普通思わないですからね。

プッチンプリンは、卵を使わないで
薬品で固めるのでケミカルプリンだとか、
本物志向のプリンとはどういうものなのか
などを学びましたね。

なので、スクーは、知見を広げるためには
かなりお勧めです。
物によっては、掘り下げることも
出来ると思いますね。

今は、情報を取りに行こうと思えば
いくらでも取りにいける時代ですが、
その道のプロが案内してくれた方が
断然効率が良いですからね。

そして、それを動画でやっているのが
スクーですね。

動画学習サイトで、Udemyとかありますが
さっと見る限り、最初のいくつかの授業が
無料で、あとは有料だったりして、
敷居が高い感じがしますが、スクーは
さっと無料で見れますからね。
試しやすいです。


・頭の中に蓄積されるノウハウには限界がある
GIVE&TAKEを読んでいて、なるほど
と思ったことがあります。

結果を出している外科医やアナリストが、
今の病院や会社から別の所に移ると、
大抵はパフォーマンスが落ちるそうです。
そして、なかなかパフォーマンスが
上がらないそうです。

知的業種なので、ノウハウはその人の頭の中に
入っているので、どこにでもそのノウハウを持って
いけそうに思いますが、実は、違うそうです。

どうやら、良い結果というのは
周りのスタッフのレベルにも大いに
関係しているそうです。

結果を出している外科医やアナリストは、
その人の実力もありますが、周りの人との
チームという単位で、上手く機能している
ことが多いみたいですね。

その証拠に、チームでどこか別の所に移ると
良い結果を出し続けることが出来るそうです。

なので、自分がいくら優秀だと思って
いても、チームの重要さをバカにしちゃ
いけません。
周りの人の力を、甘く見てはいけません。

中には、これを見誤った名な建築家や
医師が、周りからの信頼を失い、
没落していった例が、本の中で
紹介されていましたね。


・知恵を絞って付加価値を出すのが大事
LINEの田端氏が心に留めていた10訓の一部
を以下に書き出してみましたが

・部下ができることは、部下にやらせる。
 自分ができることは、上司にやらせない。
・すべきことを優先する。やりたいこと、できることではなくて。
・アイデアを出して、付加価値を上げる
・自分の担当箇所だけではなくて、全体に関心を持つ

ここで、
「アイデアを出して、付加価値を上げる」
というのは、ほんと大事だと思います。

しかし、自分の経験上、これはかなり
無視されていると思いますね。

なぜなら、目の前の業務を一生懸命やって
エネルギーを使ってしまい、アイデアを
出す余裕がなくなるので。

なので、ヘトヘトになるまで働くのも
ある意味危険ですね。
頑張るのは良いですが、その弊害が
あるというのも、知っておかないと
いけないと思います。

よく言われているように、
脳みそに汗をかかないといけない、
ということですかね。

そうしないと、いつまで経っても
同じことの繰り返しで、本当の
業務効率の改善には、なかなか
繋がらないと思います。

分かりやすい例でいうと、会社を作った
社長が、目の前の業務に追われて、
経営の本当に大事な仕事をやれて
おらずに、てんやわんやがずっと
続くといった感じですかね。

社長と限らず、会社のいち部門でも
同じことが言えると思います。

いち部門の長が、業務的なことばかり
やっていて、その部門全体の改善を
全然やっていないとかね。
よくあるのではないでしょうかね。

でも、ここは、難易度が高いところだと
思います。
まず、部門にとって何が足りていない
のかを見つけるのが難しいですからね。

なので、部門長には、優秀な人が
つかないといけなのだと思いますね。


・質の良い知識をどう入手するか?
思ったのですが、スマホだろうが
PCだろうが、どちらでも良いので、
情報収集をするということは、
如何に質の良い知識を得るか?
といったことだと思いますね。
そして、それを実際にどう活かすかですかね。

スマホやPCをいくら活用していても、
取ってくる知識や情報が
程度のしれたものであるならば、
良い結果はなかなか出ないと思います。

デバイスが重要なのではなくて、
本質的なものは、知識の質という
ことですね。

例えば、Twitterやモーメンツ見ていても、
自分の人生が大きく改善するといった
インパクトを得られることは、
なかなか期待できないと思いますね。


・親と同居することについて
いとこの末っ子が、結婚して子ども作って、
親と同居していたのですが、話を聞いた所
いつの間にか、別々に暮らしているそうです。

親も末っ子も、どちらも同意していて
仲良さそうな印象だったのですが、
いつの間に、と思ってしまいました。

今の時代、もうそういうのが普通なのかも
しれないですね。

住んでいる場所は近いけど、同居ではなくて、
家は別々といった方が、お互いに暮らし
やすいのでしょうね。


・バーチャルな世界に生きている
ジェームスが言っていましたが
今の時代、TVや映像を見て、体験した気に
なってしまうことが多いですよね。

今は、バーチャルな時代が進んで
とても危ういと話していました。
実際に、自分で体験することが
とても重要だそうです。

これを聞いて、確かにそうかもと思いまして、
なるべく、自分で体験するようにして
いきたいと思っておりますね。

1月に西安へ行ってみましたが、
それはこういう要因もありますね。

また、せっかく中国にいるのだから、
週末には、中国の各地になるべく
出かけてみようとも、最近は考えております。
1泊2日でもいいので、まずは、さっと
試しに行ってみるといった感じでしょうか。


・運用するには、金額がある程度大きくないとインパクトが出ない
サイバーエージェントの社長が言っていましたが、
お金を運用するには、元手がある程度
大きくないと、インパクトがでないので、
やる意味があまりないそうです。

文脈としては、社会人若手に向けての話なので、
確かに、貯金が数百万で、利回り10%だとしても
得られるのは、たかだが数十万円ですから、
インパクトは、小さいですよね。

もし1億円あれば、利回り10%だと
1000万円ですから、
インパクトはでかいですよね。

なので、若い頃は、まずは一生懸命働いて
自分の仕事力を上げる方を優先した方が良い
という話ではありました。

でも、逆に言うと、元手がある程度あるならば
きちんと運用を考えた方が良いとも言えますよね。