昨日佐渡トキマラソンに出場しました。

僕にとっては初めてのフルマラソンでした。

一緒に出場したのは“いばや”坂爪圭吾さん、“いばやの助さん格さん”ことほっしー&徹です。

4人はほぼ練習せずに、無謀にも“裸足”で挑戦することを決意します。

走っている最中に僕に起こったストーリーを綴っていきます。

目次

1.スタート、7分遅れ

2.3km地点トイレへ!

3.好ペースを維持し、ほっしー&徹を抜く

4.再びトイレ(大)へ

5.カルロス絶好調!

6.ゲストランナー川内優輝さん通過

7.折り返しランナーが現れ始める

8.ついに折り返し

9.ほっしーと再会

10.徹くんと再会

11.25km地点突然走れなくなる

12.先ほど抜いて声援を送った人たちに

13.棄権者が現れ始める

14.汗をかかなくなり、潮が全身を包む

15.28km地点に舞い降りた天使

16.もうほっしーの足しか見えねぇ

17.それでもやはり肉体的疲労が

18.残り5km地点で待ち構える係員

19.自分の意志はない

20.41km地点手前、制限時間を迎える

21.護送車にて

22.ゴール地点の救護室で徹くん、圭吾さん合流

23.まとめ

1.スタート、7分遅れ

いばや一行は何を勘違いしたのか、フルマラソンは10:00スタートにも関わらず、11:00までにスタートをすればいいのか思っていました。

だから10:00頃にゼッケンをもらうところに行くと、「最終走者がスタートしたら棄権になってしまうよ!」との忠告を受け、急いでスタートラインに立ちます。

なんとかスタートしてから、ゼッケンをつけ始め、記念に1枚撮りました。

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トイレに行くのも我慢し、ろくに準備体操をせずに走り始めました。

のっけから予想外の展開でスタートを迎えることになりました。

2.3km地点トイレへ!

これから順位が下がることはないと思うと気は楽で、自分たちのペースで走り始めました。

僕は3km、5kmと2度だけ裸足で走る練習をしていましたが、ほぼ初めてだった3人は裸足で走ってみると「意外と行けるじゃん」と感じ、いいペースで走ります。

序盤は徹くんと圭吾さんが先導し、徐々に最終陣に追い付き始めました。


抜く度に「裸足か!」と皆に驚かれ、沿道の人からも「裸足の人がんばれー」と励ましてもらえました。

3km時点くらいでトイレがありました。

僕と圭吾さんはトイレに駆け込み、ほっしー&徹はそのまま走り続けました。

後から聞くとほっしーは「限界まで自分の水分が失われたら、膀胱にたまっている水分を吸収し始めるのではないか」と仮説を立てて実証しようとしていたそうです。

(アホですw)

そして圭吾さんは大のほうに入っていましたが、その後圭吾さんの姿をレース中に見ることはありませでした。

3.好ペースを維持し、ほっしー&徹を抜く

僕はトイレで用を足すと、ほっしー&徹に追い付くため、好ペースを維持します。

人を抜く度に裸足であることに驚かれ、抜いた人たちに「行きましょう!」と励まし続けます。

天気に恵まれた中、皆と一緒に走れることによろこびを感じながら走っていると、まずはほっしーに出会いました。

「保科氏ー!!やっと出会えましたー!!!」

ほっしーはもう少しずつ足を引きずっていて、ゆっくりとしたペースでした。

お互いに励まし合って、僕は自分のペースを貫くことにしました。


しばらく走っていると徹くんに出くわします。

もはやうつむき具合で、「足の裏全体が痛い」と主張していました。

そこでも励まし合って僕は徹くんのもとを離れ、自分のペースを維持します。

4.再びトイレ(大)へ

僕は次の給水地点にトイレがあったので、そこで用(大)を足しました。

用を足すことで少し休むことが出来、また好ペースを維持します。

トイレの最中に徹くんに追いつかれましたが、すぐに離れることとなりました。

徹くんは益々足が痛そうに顔をしかめている様子でした。


走っていると、農作業の格好でつなぎに長靴の人や、上半身裸にマスクというプロレスラーの格好をした人も居て、とても仲良く話しながら進みました。

5.カルロス絶好調!

いばや陣営先頭に立ったため、人を抜けば抜かれた人は裸足で走っている人を始めてみることになります。

そこにいい思いをした僕は、部活でバスケやラグビーをしていた時のとおりに声を出し始めました。

人を抜く度に「イキマショー!」「お父さん、ナイスファイです!」と声をかけます。(決して嫌味にならないように。)

また沿道の声援にも全力で応え続けます。

6.ゲストランナー川内優輝さん通過

その頃、ゲストランナーであった“市民ランナー”でお馴染み川内優輝さんが僕の横を猛スピードで通過しました。

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引用元:川内優輝、日本人トップの3位でゴール / 福岡国際マラソン

そのあまりにも華麗な走りに自分の疲れも吹っ飛び、大声で声援を送りました。

川内さんはハーフマラソンをされていたようで、すぐに折り返してきましたが、その時も「ナイスランです!」と大声で称えました。

ただ川内さんは周りのことは全く考えない様子で自分に集中しきっていました。

そこにプロの姿を見ることになりました。

7.折り返しランナーが現れ始める

しばらく走っていると折り返しのランナーが現れ始めました。

僕はその人達にある度に「ナイス折り返し!」「あと半分」と声をかけ続けました。

8.ついに折り返し

折り返し前後の道が非常にコンクリの目が荒く、走るところが困難なところが多かったです。

ただ折り返しランナーに声援を送り、あとちょっとだ、あとちょっとだと思いつづけ、無事に折り返しを迎えることになりました。

この時の感動はすごかったです。

その後調子に乗った僕は折り返し地点に向かうランナーたちに「あと少しで折り返し地点ですよ!」と励ましながら、ハイタッチを始めました。

このハイタッチが本当に快感で、皆と一緒に走れるよろこびを噛み締めていました。

自分から発していて、ただのエネルギーの放出じゃないか、と思われるかもしれませんが、たまに返してくれる人がいるとエネルギーが刺激しあわれ、相乗効果を発揮するイメージでした。

佐渡の素晴らしい景色のなか、気持ちのいい天気に恵まれ、心から素晴らしさを感じていました。

9.ほっしーと再会

まだいいペースを維持しながら、給食所でたらふくバナナ、オレンジ、グレープフルーツを食べ、進んでいました。

折り返しに向かっている人たちに「あとちょっとでバナナ食べられますよ!いっぱい食ってエネルギーチャージしましょう!」などと声をかけていました。

するとほっしーが現れました。

先程は徹くんのほうが前だったのに、ほっしーは自分のペースを維持し続け、徹くんを抜いているようでした。

後からほっしーに聞いたところ僕の「バナナコール」にほっしーは活力を復活させていたそうでした。

そして僕の元気に声を張る姿を見て「カルちゃんは本当にすげぇ、余裕だな。あとは俺次第だ!」と思っていたそうでした。

10.徹くんと再会

俄然好ペースを維持して走っていると徹くんに再会しました。

見るからにグロッキーでもはや顔に覇気が感じられませんでした。

「カルちゃん、あとは託した」

そんな言葉を受けましたが、

「徹くん、一緒にゴールするんでしょ!待ってるよ!」

と声を掛けました。

11.25km地点突然走れなくなる

それまで好ペースを維持し続けてきました。

足の裏は痛みましたが、ここにきて、股関節周りと腰に負担を感じ始めました。

走るのか困難になり、歩き始めます。

何度もストレッチを繰り返すものの、身体の調子が良くなることがありませんでした。

先ほどまで抜いた人たちにどんどん抜かれ始めました。

抜く人たちに「ナイスラン!」と声援を送りましたが、身体は言うことは聞きませんでした。

12.先ほど抜いて声援を送った人たちに

走ることが出来ず、足の裏、身体の節々の痛みから普通に歩くことも困難になっていました。

どんどん抜かれ始めます。

ただ抜かれた人から「お兄さん、さっきの元気はどうしたの?!行けるっしょ!」や

「さっきは本当にありがとうございました。元気もらいました。お兄さんも一緒に走りましょう」と声を掛けて頂き、感動を味わっていました。

ただ僕はもう走る気力がなくなっていました。

13.棄権者が現れ始める

時間制限もあるため、26km地点で途中棄権をした女性2人組なども居ました。

僕が走れない姿を見ると「お兄さんも棄権すれば?」と声を掛けてもらいました。

ただ僕は「最後まで歩き続けますよ!」ときっぱり断りました。

14.汗をかかなくなり、潮が全身を包む

走ることを辞めると潮風をただただ感じ、雄大な自然を満喫することになりました。

身体には余裕はないものの、ただただ景色の気持ちよさは感じていました。

ふと気づくと、身体中に潮の粒がついていることに気づきました。

潮風にさらされ、乾き、肌の表面に無数の潮がついていたのです。

それを味わったりして、意識を逸らせながら、なんとか懸命に歩き続けました。

15.28km地点に舞い降りた天使

このまま歩き続けたらもう時間制限でゴールに間に合わないことはわかっていました。

それでも僕は歩みを続けていました。

そんな時、低い渋い声が僕にかかりました。

「おまたせ」
声の主はほっしーでした。

ほっしーはただ淡々とゆっくりした自分のペースで走り続けていました。

さっきまで全く走れていなかった僕は「ほっしーと走りたい」という思いだけで、走り始めました。

これには僕も驚きを隠せませんでした。

なんたってほぼ諦めていて、歩くのもしんどかったくらいだったからです。


ほっしーになんで走れるのか聞きました。

脳の言うことは無視してる。

腸のいうことだけ聞く。
ただただ刻み続ける。

その先にゴールがある。
圭吾さんと徹はリタイヤした。

それで俺は俄然やる気になったね。
そんなかっこいいことを平気で言うほっしーに励まされ、一緒に走ることが出来ました。

16.もうほっしーの足しか見えねぇ

僕は目の前を先導してくれるほっしーの足運びだけをただただ見ていました。

走れるよろこびを感じ、ほっしーとゴールして一緒に抱き合っている姿だけをイメージしました。

ただ少し走り始めた時、再び股関節の痛みが走ります。

ここでほっしーに離脱することを告げようと思いました。

それでもほっしーの言うとおり、脳の言うことを聞かず、腸のいうことに意識を傾けます。

そして走り続けることが出来るようになりました。

16.ゆっくり、ただたた刻む

ただただ走り続けました。

これまでは沿道の声援に答えたりもしましたが、僕は自分に集中し続けました。

そして自分のペースを掴めた僕はほっしーから離れスピードをあげました。

いばやのメンバーで1人でもゴールできれば。

そんなことを思っていました。

17.それでもやはり肉体的疲労が

しばらく走ると再び身体が悲鳴を上げ始め、股関節周りをストレッチせざるを得ませんでした。

そしてほっしーに追いつかれ、一緒に走ります。

そういうことを何度も繰り返し、残り5km地点までなんとかたどり着きました。

18.残り5km地点で待ち構える係員

目の前にはランナーを止める係員たちが待っていました。

残り45分で通過できなかった僕たちは失格になりました。

ほっしーは「なんでだよ!嘘だと言ってくれよ、ジョー!」と叫んでいました。

僕はこれまでかと思い、護送車を待とうかとほっしーに聞きましたが、「いや走るっしょ!」と言い、走り続けることにします。

19.自分の意志はない

僕はこの時、走る意志はありませんでした。

ただ僕に走る気力を与えてくれ、ここまで導いてくれたほっしーと最後まで一緒に居たい。

そんな思いだけで走り続けていました。

僕の足の裏は比較的大丈夫でした。

ただほっしーはどんどん弱まっていき、最後は歩く人にも抜かれるペースでした。

20.41km地点手前、制限時間を迎える

僕らは失格しているにもかかわらず、ただ走り続けました。

それでも41km地点手前で制限時間の6時間を迎えることになりました。

僕はその場に座りほっしーが追いつくのを待ちます。

ほっしーは「まだ走らせてください!自分の足でゴールを迎えさせてください!」

と一度は係員を振り切るものの、今後の大会運営に差支えが出るという理由で護送車に強制的に乗らされることになりました。

21.護送車にて

僕はほっしーに握手を求めました。

その時、僕は涙でいっぱいでした。

一人ではここまで走ることは到底不可能でした。

ほっしーと28km地点で出会えたことで力が沸きました。

そして最後まであきらめないほっしーの姿にずっと勇気づけられていました。

22.ゴール地点の救護室で徹くん、圭吾さん合流

僕らの足の裏の状態を危惧し、救護の人たちが迎え入れてくれました。

僕は左足はほぼ無傷で、右足に多少マメができて血が出ていました。

ただほっしーは両足の裏全体がまめだらけで、血がにじみまくっている状態でした。

「よく走り続けたね」誰もがそんな言葉をほっしーに言っていました。

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もし僕の肉体にほっしーの精神力なら簡単にゴールを切っていただろうと思いました。

23.まとめ

僕は弱いです。

ただ強い人の近くにいれば大きなことも出来るかもしれないと感じました。

強い人間になりたいと思いますが、僕はやっぱり弱いです。

僕の弱さは長所にもなりうると思っているので、良しとしておきます。

まだまだ修行が必要です。


最後に参加賞としてもらった佐渡の米のおにぎりは、本当に美味しかったです。

本当に素晴らしい体験だった!

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小林勝宗
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