京都府福知山市教育委員会は10月から市内の全小中学校で「早退勤デー」と、中学校での「ノー部活デー」を試行的に導入する。来年3月までの6カ月間、隔週で行い、来年4月からは毎週実施する予定。長時間勤務が課題とされる教職員の労働環境の是正を目指す。

 市教委によると、昨年度、「過労死ライン」とされる月80~99時間の超過勤務をした教職員は約570人中94人、月100時間超えは44人、年千時間以上は5人いたという。

 同市の教職員の勤務時間は、平日は午前8時半から午後5時。早退勤デーは31全小中学校で、午後6時までに退勤する日を各校が隔週で1日設定する。退勤後の保護者対応などは市教委が担う。ノー部活デーは全9中学校で、隔週で土日の少なくとも一日を部活休止日に設定する。

 放課後の部活動や生活指導、保護者対応など教職員の負担が大きいとして、市教委は2014年度、検討委員会を設け、業務負担の軽減について協議を続けてきた。これまでも、ノー部活デーを設ける学校はあったが、学校ごとにばらつきがあり、試行導入を決定。21日付で各校を通し、保護者に通知した。

 福知山市教委は「現場の意識改革とともに、保護者にも現状の理解を求め、教職員の負担軽減を進めたい」としている。

【 2017年09月25日 京都新聞 から転載】

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