2011年 6月22日(水) 京都市左京区岩倉にある「同志社小学校」の学校説明会に行って参りましたので、ご報告いたします。


9:30~10:35 グレイス・チャペルにて
1、校長   森田雅憲先生による「同志社小学校の教育理念」について
(以下、要約です)
現在、関西地区では私立小学校がたくさん開校されて、私立小学校の選択肢が増えていると思います。同時に、どこが良いのか悩んでしまいます。私立小学校の生命線は教育理念にあると思います。しかし、それぞれの私学の教育理念は名目だけとなり、飾りのように軽く思われていて、それ以外の有名難関中学校への進学率や、併設の大学に重きを置いているのではないでしょうか。しかし、この同志社小学はあくまで良心の涵養、治治自立精神の形成、国際人の育成という「教育の理念」を実践しているつもりです。

「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」。この 3つが、人同志社教育の根幹をなす一貫した基本理念であり、創立者新島襄の時代から脈々と受け継がれてきた同志社精神です。そして、同志社小学校は、「一国の良心ともいうべき人々を育成する」という新島襄の悲願を達成するために創立された小学校です。

新島襄は教育宣言の中で、「一国の良心」について次の様に述べています。
『一国を維持するのは、決して二、三の英雄の力ではない。実に一国を形成する、教育があり、知識があり、品性の高い人たちの力によらなければならない。これらの人たちは「一国の良心」と言うべき人たちである。そして私たちはこの「一国の良心」[良心の全身に充満したる丈夫(ますらお)]ともいうべき人たちを養成したいと思う。』

同志社小学校は、この新島襄の悲願を達成するために独自のカリキュラムを作り、もっともピュアな形でその思いを具現化しています。同志社小学校は、決して英雄を育てる場所ではありません。「一国の良心」となる人を育てる場所です。良心の全身に充満している子どもを育てる学校です。

その具体的な方法としては、
1、キリスト教主義=「良心の涵養」・・・知・徳・体の調和、宗教的な心情、生命・人権尊重        
キリスト教を徳育の基礎にすることにより、「良心教育」、また「一人ひとりを大切にすること」を実践しています。
本校は、キリスト教に主義に基づく学校であり、キリスト教徒育成するいわゆるミッションスクールではありません。
2、自由主義=「自治自立精神の形成」・・・豊かな創造力、主体的な行動、自由と責任 
時代の雰囲気に流されず、自らの責任と自らの良心に従って、自由に発想し行動することの出きる、しなやかな心を持った人を育てていきます。
3、国際主義=「国際人の育成」・・・自国文化の理解、多様な文化の尊重、コミュニケーション能力
単に、英語をぺらぺらと話すことが出来ることが大切なのではありません。世界を学び、世界のさまざまな子煮の人々や文化と自然な形でふれあう事により、自国の暮らしや文化、あるいは自己をしっかり見つめなおすことの出きる幅広い視野を養います。異文化を受け入れて共生できる、世界の良心ともいうべき子どもを育てます。


初等教育には、初等教育特有のものがあります。初等教育の6年間は、人格形成にとってもっとも大切な時期です。この時期に思考能力を伸ばすことが大切です。そして、その思考能力を適切に運用するには、知識と技能と信念(人間として育つ)が必要です。家を建てる場合であれば、「知識」が建材であり、「技能」が大工さんの腕であり、良いものを作ろうと思う「信念」が必要です。この3つのいずれを欠いても良い家は作れません。学業でいえば、学校での学習経験と家庭での日々の出来事を通じて経験すること、そして、それら日々のさまざまな経験を通して培っていく感性・特性が必要です。

まず他者に共感できる心、感動できる心などが在って、知的好奇心が生まれ、自ら学習に向かうのです。基礎学力ももちろん必要です。言葉の運用、数量の運用も必要です。でもそれだけでは駄目で目的意識・問題意識をしっかり持っていることが大切なのです。そして、これは人間としての根っこの部分から生まれるものです。
知識・技能を身につけた使い手の内面が充実していないといけないのです。
同志社小学校は、良い人間を育てることが、初等教育のあるべき姿であると考えています。


2、副校長  奥野博行先生のよる「同志社小学校の教育」について
同志社小学校の子どもたちは健やかに育っています。本校は子どもたちにとって開門が待ち遠しい学校です。楽しい学校です。しかし、この楽しさは遊園地に行くなどの単発的な楽しさとは全く異なっているものです。子どもたちは学ぶことが楽しいのです。継続した学びが楽しいのです。それは、ともに学ぶ仲間の存在が大きな要因だと思います。

楽しい学校とは、
1、心を合わせて一緒に学び、生活する友達がいること
2、自分がやりたいことがかなえられる場であること
3、大好きな信頼できる先生がいること
4、学ぶことがわかり、もっと学びたいと思える教育内容があること


同志社小学校の入学をご希望の皆様へメッセージとして
*「とりあえず受験」は受験生本人も保護者も学側も不幸なので、しっかり考えてから受験してください。
*ペーパーだけでなく、多様な考査を工夫しています。行動観察を重視しています。
*愛情いっぱいに育ったお子様なら大丈夫です。
*手間ひまをかけた子育てが大切です。

愛情をいっぱいに浴びて育ったお子さんは、他者への優しさ、思いやりがあり、我慢強く、些細なことでくじけません。自分が大切に育てられたからこそ、他者も大切に出来るのです。
その反対に放任や甘やかしの中で育ったお子さんは、他者に攻撃的で、わがままで、自己中心的、気持ちが折れやすいです。元気と乱暴・粗暴とは異なったものです。
公共の場所でのマナーもきちんと教えていただきたい。

*倍率に躊躇せず、本校が気に入ったのでしたら、是非受験してください。

10:40~11:15 小学校校舎にて
全学年授業公開

10:00~12:00 グレイス・チャペルにて個別相談会(希望者)

レポートは以上です。


まり先生からのアドバイスです。是非、参考になさってください。
参加者は約300人でした。
ご両親そろって参加された方が多かったです。
お母様の服装は、黒色のスーツと紺色のワンピースが多かったです。
お子様のお預かりはありませんでしたので、お子さんをお連れになるのでしたら工夫が必要です。
皆さん、細かくメモと取っていらっしゃいました。メモの用意をお忘れなく。
学校見学は上靴の用意が必要です。ほとんどの方が黒のスリッパでした。



子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。

k-kidsbanner



ランキングに参加しています。応援お願いします。

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ