2013年 2月14日

立命館小学校には、子ども達の可能性を発見し、伸ばすための色々な工夫があります。その中の1つが「ロボティクス科」です。



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ロボティクス科 川原田康文教諭


昨年12月14日に立命館小学校で開かれた「第一回立命館小学校ロボット教育シンポジウム」で、初めてロボティクス科 川原田康文教諭(2010年4月からロボティクス科指導)にお会いしたのですが、子どもの目線に立つことが出来る、楽しいものが好きという子供心をお持ちの先生だなと思いました。そこで、低学年の授業見学許可と川原田教諭にとって「ロボット学習」とはなにかをお聞きしたくて、お時間をとっていただきました。以下に、ご報告いたします。

「第一回立命館ロボット教育シンポジウムレポート」は、こちらをご覧ください。


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「ロボットの部屋」です。
2人で1台のパソコンを使い、1年生~4年生まで、週一回の授業があります。
ロボット教材やパソコンを備えた学習教室、ロボット製作やパソコンを使ったプログラミングなどの活動を通じて、創造性や思考力を培います。」  ~学校パンフレットから~

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「レゴ® エデュケーションWeDo™ 」を使用していました。
今日は、「ワニロボット」に挑戦です。画面に出てくる手順に従って作ります。11月からロボット作成を始めていて、5台目がこの「ワニロボット」だそうです。

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パーツを探しているところです。
これまでは、2回のレッスンで1台のロボットを作成してきました。今回は2時間目のレッスンなので、20分で「ワニロボット」を作り、後の時間は、ワニに歯を作る、ワニに食べさせるものを作る、ワニが口をあける時間を調整したり、噛む音を工夫するといった発展学習と、ワニが主人公のお話作りに充てました。


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出来上がったワニが人間を食べています。
ワニのくちが開いて、ものを食べるようにプログラムされているのですが、
子ども達は人間を食べさせていました。子どもって、昔も今も変わりませんね。


最後に、数人の生徒が仕組みやこのプログラミングの説明をしました。
今日のポイントは、「クラウンギア」と「モーションセンサー」だそうです。
さらに、「ワニロボット」が出てくるお話を想像して発表し、「まとめノート」にも書きました。
ただ、ロボットを作るだけでは終わらないのが、「ロボティクス科」の狙いです。


授業を見学させていただきまして、川原田教諭のご指導は、子ども達の遊びの中から学ぶ力を、いえ学びを遊びに変えてしまうからこそ創造できる力を伸ばそうとしているように思いました。


以下、川原田教諭のお話です。
「国語、算数、理科、図工、音楽等のそれぞれの教科で学んだ知識をロボティクス科の学習を体験することで、教科を超えた複合型学習へと昇華していくことが出来るのではないかと考えています。複合型学習とは、ただ知識を伝達する学習ではなく、手を目と頭を使って体感的に学んでいくロボティクス科のなかで発展する学習であり、21世紀型教育といえるかもしれませんね。そして、子どもたちには発展する学習を与えていかなければいけないと思います。

児童はどうやらアイドリングの状態で学習しているようです。ですから、アイドリングが高いレベルになれば、フルスピードの時はもっと高いレベルになります。「不思議? やってみよう!!!」という時が、アイドリングのレベルが高くなる瞬間だと思います。

ロボット学習には、活用力、開発力、表現力、コミュニケーション力等が必要になりますが、その中でも、日本と世界の子ども達の違いは、活用力ではないかと思います。与えられたものを処理して、どう精度を上げていくかが日本の課題ではないかと考えています。

欧米ではすでに始まっている教育で、アメリカでもずっと以前から国をあげて力を入れている教育で「STEM教育」(Science,Technology,Engineering and Mathematics)と言うものがあるのですが、ロボット教育の中にこのSTEM教育があります。



以上です。川原田康文教諭、ありがとうございました。



立命館小学校は、児童それぞれの才能・個性に応じてどこまでも伸びていく環境を用意できる学校、
そして、いろいろなチャンスがある学校だなと思いました。


これまでに、けいkids+ブログでご紹介した立命館小学校のレポートはこちらをご覧ください。


子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。

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