2014年 2月26日


2月14日に「学校法人 聖母女学院」の廣岡洋子理事長先生にインタビューを受けていただきましたので、ご報告いたします。



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廣岡 洋子 理事長


廣岡洋子先生に初めてお会いしたのは、2012年2月のことでした。
その時のレポートはこちらをご覧ください。


あの時のブログには書きませんでしたが、廣岡洋子先生は初めて会った私をぎゅっと抱きしめて「別れがたいわね。」と仰って下さいました。私は抱きしめられて、自分でも知らない間に縮んでいた心がフクフクと膨れて広がっていくのを感じました。そして、人と出会うことを喜びとし、出会った人を大切にする廣岡洋子先生に出会えたことを有り難いことだなと思いました。その廣岡洋子理事長先生が、「この3月で理事長を退くことになりました。もう一度、兼田さんに会えると嬉しいのですが。」とメールをくださいました。かねてからもう一度洋子先生にお会いしたいと願っていた私は、お約束時間である3時の1分前に理事長室の前に立った時、胸がいっぱいになりました。



インタビューの内容を紹介します。
「69歳から76歳の7年間、理事長を務めて参りまして、一番心に残っていることは、
1つは、理事長に着任した頃は「京都藤森キャンパス」と「大阪香里園キャンパス」は同じ法人内ではありましたが、大阪府と京都府に離れていますので一体感が少し希薄だったように思いました。でも、今は一体感が強まったと思います。それがまず嬉しいこととして心に残っています。
それも、「聖母の5つのテーマ」を掲げた結果だと思います。「SEIBO5」の5つのテーマとは、「1、建学の精神の徹底と教育力の向上  2、入学者の安定的確保  3、財政の健全化  4、環境の整備(仕組み・制度、キャンパス)  5、一体感の醸成 」です。このテーマを掲げ、聖母ファミリーの強化を実践いたしました。これも、私がこの学校の卒業生であり、カウンセラーとして長い間「聖母女学院」に関わってきたからこそ出来たことではないかと思います。
2つは、2007年に「聖母教育支援センター」を開設したことですね。この「支援」の心は今、震災の被災地である南三陸町の支援へと繋がっています。ピンポイント支援ではありますが、震災直後から現在に至るまで支援を続けてこれたことが嬉しいですね。私は、この3月末で理事長を退任し、聖母女学院の長としての支援は終わりますが、今後は個人的に
これまで以上に支援を続けていくつもりでいます。76歳の私にどこまで出来るかは分かりませんが、神様のお助けがあればきっとできると思っています。
3つは、「聖母の5つのテーマ」の中にもありましたが、「建学の精神」を徹底できたことですね。
4つは、創立90周年を迎えるにあたり「感謝と決意」を再確認したことです。そして、「聖母女学院記念室」を開設することが出来ました。これも、本校の卒業生であり、長く学校でカウンセラーを勤めた内部者が理事長になったからこそ出来たことではないか思っています。


今のお子さんは間違った苦労をしているような気がします。苦労・苦しみの種類が、昔の子どもとは違っているような気がするのです。私は、素直に「はい。」、「ごめんなさい。」と言えなかった自分と出会い「苦しみ」を感じたりしていました。つまり
、自分と対峙するという真の苦労をしていたのですね。そして、自分はどうあるべきか、どう生きていくべきかを悩んだりしていました。私たちは、自分と対峙するという真の苦労を処理してきたから人間が練れて行ったのかもしれないですね。しかし、今のお子さんは孤立しないためにはどう行動するかとか、傷つけられないようにどう行動するかという防衛的に生きていこうとしての苦労、つまり、相手から発せられるものに対しての苦しさ・苦労は感じていますが、自分の心から湧き出る苦しみを知っているお子さんが少ないような気がします。


フランスの詩人だったかと思うのですが、「人生はボートを漕いでいるようなものだ。」と言っていました。ボートは前方に進んで行きますが実は前方はまっ たく見えていません。それどころか背中を向けています。でも、見えないくても漕ぎ続けます。なぜ、見えないものへ進んで行けるのかと言うと、過去をきちん と観ることが出来ているからです。だから、自信を持って見えていない未来に漕ぎ出していけるのです。それも、自分というものと対峙して、一つ一つの問題を処理してきたから出来ることです。


「doingではなくbeing」で子どもを見守るべきだと思います。
何処にいようと何をしようと「生き方」が大切なんです。でも、親も教師も「doing」で子どもを見ることが多いように思います。でも、本当は「being」が大切なのです。本校の生徒にも、自分の生き方を貫いていくことが大切だと気付いて社会に出てほしいと思っています。


子育ては感謝から始まるものだと思います。子どもへ感謝。そして子育てを通して人への感謝が生まれます。子どもの目線に立ってこの世界を観ることが出来ることは素晴らしいことですね。「子育て」は苦しいこともあるでしょう。しかし、考え方を変えてみると、苦しいから人を信じられるのかもしれません。耐えられない苦しみを知るからこそ人の心を感じることが出来るようになったのかもしれませんよ。この「苦しみ」というフィルターを通るから「感謝」と「許し」の心が生まれるのだと思うのですよ。」


 
以上です。廣岡洋子理事長先生、ありがとうございました。



廣岡洋子理事長先生は、以前のインタビューの時に「私は何も怖くないです。それは私心がないからです。ですから、どんな批判も怖くないのです。」と、仰いました。」その言葉が今も私の心に残っています。廣岡洋子理事長先生は「愛・正義・奉仕」の心だけがある方なのです。廣岡洋子理事長先生、お疲れ様でした。



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