2014年 5月8日


この4月から「学校法人 聖母女学院」の理事長に着任された赤野孝一先生にお話を伺って参りましたので、ご紹介いたします。赤野孝一理事長先生とは、大阪聖母学院小学校の校長先生でいらした時にも、その後で、京都聖母学院幼稚園の園長先生になられた時にもインタビューを受けていただきました。そのたびに、赤野先生の子どもに寄せる温かいお気持ちに接し、こちらの心までが温かくなったものです。今回のインタビューも赤野理事長先生の温かい心を知り、その温かい心が聖母学院全体を包み込んでいくであろうことを確信しました。





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聖母女学院本館

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赤野孝一 新理事長


「少子化のよる生徒数の減少や、社会全体の経済状況などから、私立学校にとっては、ますます厳しい時代がやって来たと思います。でも、一方で私立学校にとっては、やりがいのある時代でもあると思うのです。それぞれの学校が建学の精神に立ち返り、私学らしさを浸透させる時代でもあるのです。この度、聖母女学院の理事長を務めるにあたり、現場の教員であったこと、またこの聖母女学院一筋に育てていただいことを活かして、この時代にチャレンジしていきたいと考えています。長期的の計画は立てますが、まずは「今を生きる」ことに全力を傾けていきます。もし神さまから与えられた使命があるならば、微力な私にも出来ることはきっとあるはずです。気負わずに頑張ります。


改めて思うことは、本学がカトリックミッションスクールであることです。その使命は何なのか、子どもを本当に大切にするとはどういうことなのか、本学の存在意義を見つめ直しています。私学である以上、子どもたちの意欲を引き出し、高い学力を保証していく責務は当然です。しかし、それも含めて入学していただいた子どもたちの無限の可能性を開花していくことはさらに重要です。例えば、他の人とコミュニケーションをはかっていく力。また自分や自分の考えを表現していく力、そして自分のやりたいことを探求する
力は育むべき大事な能力でしょう。さらに、それらの土台になるのが、自分はありのままの自分でよいのだという「自己肯定感」です。カトリックミッションスクールである本学の使命は、「あなたは、神さまに愛され生かされている」こと、だからこそ「あなたには神さまから与えられた大切な使命がある」ことを、一人ひとりの子どもに伝えることです。そのことを通して生涯揺らぐことのない「自己肯定感」を育てていきたいと思います。


本学のひとつ、京都聖母学院小学校では、昨年合唱団が、NHK全国音楽コンクールの近畿ブロックコンクールにおいて金賞を戴き、全国大会にも出場させて戴きました。おかげさまで多くの方々からお褒めの言葉を頂戴したのですが、私は合唱団だけでなく、当小学校の子どもたち全員が実に美しい声で心を一つにして歌うことができることこそ誇りたいと思っています。誰でもそうですが、幼児の頃、家族の中でなんのてらいもなく、大きな声で歌うことができましたね。それは、家族が受け入れてくれることを知っているからだと思うのです。ちゃんと家族が聞いてくれることを幼いながら分かっているのです。声を出すことは心を開くことであり、人間として最も主体的な行為です。小学校においても、ありのままの自分を受け入れてもらっていることをわかっているからこそ、安心して自分の声を出すことができるのではないでしょうか。私は全校の子どもたちが歌えるのは、全校が家族になっているからだと思っています。そして、これこそが、聖母女学院の底力だと思うのです。

大切な子どもたちのために最善を尽くすことを、これからの経営の柱として頑張っていきます。」


赤野孝一理事長先生、ありがとうございました。



理事長先生インタビューシリーズはこちらをご覧ください。



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理事長室から見た景色


新理事長就任のご挨拶 (聖母女学院HPから)

「二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。」

マタイによる福音書18章20節  

カトリックミッションスクールである本学院において、すべての子どもたちに実感していただきたいことは「どんな時にも神さまがそばにいてくださる」とい うことです。このことは、子どもたちが自らの人生を生き抜いていくうえで、どのような困難にも負けず、すべての人々が平和に暮らせる社会の実現に向けて他者に奉仕していく志を育てる原動力となるものです。子どもたちは、親や教職員、そして友だちから信頼され大切にされる日常生活をとおして、自分が社会にお いてかけがえのない存在であることを深く感じていきます。そして、自分からもまわりの人を大切にしたいという心からの思いや行動する力を身につけていきま す。そのようにお互いを思いやれる関係が結ばれたときに、人々は神さまの存在に気付き感謝するのだと、マタイはイエスの言葉を伝えています。
戦争・貧困・災害・犯罪…ますます混迷を深める現代社会において、本学院の建学の精神である「愛と奉仕と正義」が今こそ求められています。私は、「愛と 奉仕と正義」の建学の精神に照らし、「常に子どものために最善を尽くす」ことを学校経営の柱にすえ、志を共有する教職員とともに、子どもたちにとって、本 学院を最高の心の育成の場にしていきたいと考えます。 

理事長  赤 野 孝 一



学校法人 聖母女学院のホームページはこちらです。


これまでに、けいkids+ブログでご紹介した京都聖母学院小学校レポートはこちらです。




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