2014年 10月24日


兵庫県宝塚市にあります「小林聖心女子学院小学校」に合格した生徒保護者から「受験体験記」を頂きましたので、紹介いたします。受験をお考えの方の参考になると思いますので、是非、ご覧ください。



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Sさん、合格おめでとうございます。

小林さんはレディにしてくださるところでもあるけど、世界で働ける女性を創る学校でもあると、
まり先生は思っているの。Sさんも、助けを求める人のために世界中をとびまわって
お仕事する素敵な人になってね。活躍を楽しみに待っていますよ。


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この度は、先生のお力によって無事に志望校へ合格することが出来ました。
本当にありがとうございました。

娘の受験は2~3歳の頃から考えておりました。小学校の受験となれば必然的に親が主導となり、幼い子どもを尊重することが難しいことだと思います。どうしても私は娘を強制的に座学をさせることに抵抗があり、一般的なお受験教室に行くのを躊躇しておりました。心豊かに成長してほしくて志望校を選定したのに、受験に合格するためだけに何かを失いたくなかったのです。


近隣から遠方まで色々とお教室を見学させて頂いたものの、お願いしたいお教室に出会えないままに年中となり焦り始めておりました。そんな時に兼田先生の存在を知りました。自宅から先生のところまで、スムーズに行っても1時間強。平日は仕事もあるため、土日は親子で遊んだり旅行や様々な体験をするために空けておりましたから、通う事は非現実だとは思いながらも藁をもすがる思いでお電話し、明るく温かくお話をして下さったことを昨日のことのように覚えています。但しそんな状況ですから主人の快諾も得られず、一旦御話をお伺いするだけで秋になり冬が来てしまいました。なんてのんびりしていたことでしょう。


結局近隣のお教室には出会えないまま、2月となりどうしても信じられるお教室が兼田先生のところしか無く、主人を説得して平日の最後の授業にて受け入れて頂けることとなりました。通い始めてすぐに痛感しておりましたが、つくづく自分の勘は本当に冴えていたと思います。笑


兼田先生は私が娘を想う以上に子どもの心に寄り添ってくださり、子どもを焦らせることなく無理強いすることなく、こんなギリギリの時期にお願いした私たちですら、喜んで遠回りをして下さる、とでも言いましょうか・・・・目先の結果だけに捉われることなく、頭も、心も、体力までもが共に成長することを見守って下さる素晴らしい先生でした。何よりも子どもへ厳しい目を向けるのではなく、どんな可能性があるのだろう、どんな個性があるのだろう、と先生ご自身が目を輝かせて見てくださる御姿に、何度も嬉しく思いました。集中力がなく、ムラの多い娘に「大丈夫!嫌いなことはやらなくていいんよ!」と愉しめるプリントへ変更。難問にえんぴつが止まり、どこか空想の世界へ行く娘に「難しい問題はやめやめ~!」と明るくリセット。夏期講習に至っては、3日間ほんの2時間通っただけで。「みんな毎日休まず来ただけで偉いよ~!バッチリ!!」と褒めてくださる。これが出来ないなら合格出来ないよ、などと不安感を煽って頑張らせるのではなく、これが出来るならきっとこれも出来るね!と前向きに取り組ませて下さることが兼田流だと思います。


志望校訪問の際には時間を間違えて遅刻した私のために、朝も早くから学校へフォローのために連絡を入れてくださり、落ち込んで腰から地面に砕け落ちそうな私の心を察して温かいメール、お言葉掛けを下さいました。また夏にお受験へ手が付かないほどの悲しい出来事があり、焦りと不安で不覚にも先生とお話しながら泣いている私に「もう、受験も勉強もどうでもいいのよ。それは大丈夫。それよりも~」と、娘と私の心の負担が無くなるためにどうしたらよいか親身になって共に考えてくださいました。いつもいつもビッグスマイルで「大丈夫!!」と迎えて下さる先生。沢山の生徒さんが居らしてきっとご多忙なのに、ここ一番の時に誰よりも、必ず味方になってくださるのが兼田先生です。


感謝の念はここに書ききることは出来ません。今思うのは、兼田先生の下へ通わずにお受験をしていたら、仮に合格を戴けたとしても、器量の小さい私のことですから、親子の絆や信頼感、娘の健全な心のどこかにひずみが行っていたと思います。


マイペースで、頭を使うことよりも感性を使うことが好きな娘にプリントを行うのは至難の業でした。8月頃から自宅では、私のお手製で志望校の校章をあしらった達成表を作成し、「プリント10枚」「プリント20枚」「ピアノ」「お手伝い」などの枠に達成したらシールを貼ることにしたところ、目標が明確で達成率も明示されるのでプリントへの自発的なやる気が大変膨らみました。あと、後半は授業日を日曜日にして頂いたので授業の前には京都市水族館へ通いイルカに癒されたりイベントに参加したり公園で遊んで、追い込みだけに集中しないようにし自己決断出来る自由な時間や遊びの時間を沢山作るようにしました。親として考慮したのは以上2点ぐらいで、あとは先生に導いて頂いたと思います。


安心して通っていても最後の最後まで合格の自信が生まれることがないのが受験。合格を頂いたときは主人よりも真っ先に兼田先生に連絡しました。不安だった面接をやり抜いた時も、電話口の向こうで涙を流して下さった先生。合格の時は明るい明るい声で「ね!大丈夫って言ったでしょう~!!!」と大喜びして下さいました。先生に、すっかり自信を付けて頂いていた娘は「合格だよ!!!」と泣きながら言うと、驚くほど冷静に「やっぱりね!」と言われてしまいました。その後も何か誇らしげに、達成感と意欲と自尊心に満ち溢れております。逆にそれでも信じられない私は、「合格通知書」に不合格と書いているのではないか、と幾度も幾度も確認し入学金を納付しても尚、数日間は毎日確認しておりました。今でも長らく志望し憧れてきた学校で、この先12年間の日々を過ごすと思うととても不思議な気持ちで夢のような気分です。


娘が本当にマイペースなことも痛感しましたし、長所も短所も受験を通して改めて考えることが出来ました。何よりも本番に強くて、親に見せる顔とは違う一面を知ることが出来ました。いつも離れて過ごしている主人についてもここ一番はやる人だ!と改めて感謝することが出来ました。家庭で何を大切にしモットーにするか、家族の共通意識も確認することが出来ました。これは仮に、小学校にご縁がなかったとしても家族の宝物になっていたに違いありません。


幸いにも合格を頂いた私達は本当に幸せです。こんなにも幸せな経験をさせて頂いて、兼田先生にも、娘にも、これからお世話になる学校にも心から感謝しています。賛否両論ある小学校受験ですが「幸せな受験」の道を先生に作って頂いたと思います。ありがとうございました。そして、焦った時は兼田先生のもとへ駆け込ませてください!!これからもずっとずっと宜しくお願いいたします。

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以上です。





子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。

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