2017年 7月6日                       

今年、校名を「聖母被昇天学院小学校」から「アサンプション国際小学校」に変更し、男女共学になって「21世紀型教育」を取り入れた教育プログラムを始めた「アサンプション国際小学校」を訪ね、武井明比古校長先生にインタビューさせていただきましたので、報告いたします。                       


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武井 明比古校長先生

武井明比古校長先生のお話
「将棋の世界でもAI(人工知能)が勝つことが多いですね。それは、AIは過去の将棋をすべて記憶することが出来ますから、生きている人間の一生分の試合数より経験値が勝ります。ですから、AIが勝利を収めることは当然のことなのかもしれません。そういう時代にあって、人間の価値とはなにか。人間としての価値はどこに見出すべきなのかが問題になっています。記憶力が高いだけでは駄目なんです。決められたことを決められた通りにするだけではAIに勝利することはできません。しかし、議論を戦わせながら結論を出すということはAIにはできません。人間にしかできないことなのです。そこから、これからの子どもたちが今、受けておかなければならない教育が見えてくるのではないでしょうか。どれだけの知識を得たかではなく、創造力や批判力を必要とするディスカッションや協働的なグループワークを通じて、自分一人が見出した結論よりもより高い結論にたどりつく教育が必要なのだと思います。そして、それがアサンプション国際小学校の教育目標です。

これまでは記憶力が高い子、指示されたことを指示された通りにこなす子が評価されてきました。ところが、アサンプションPBL(課題解決型)授業では、発想力や表現力などのいろいろな才能を認めてもらえます。一方的な授業ではなく、だれもが議論に参加することにより、人の話を聞ける、人を思いやることが出来る、そして、自分の意見を述べることが出来るという協働的な学びで問題を解決していくので、自分に自信が持てるようになるのです。PBL授業は自己肯定感を高めることが出来る授業ですね。PBL授業は、これまででしたら入社して初めて会議に出て意見を述べていたところを、学生の時から会議に出ているようなものなのです。まさにこれからの、21世紀に必要な教育であると思います。私は、分かち合いの心・平和思想に基づくアサンプション教育と21世紀型教育は同じであると考えています。」


以上です。武井明比古校長先生、ありがとうございました。


                     ASSUMPTION[小学校]LOGO-2色 (1)


Assumption Educationを活かした2つのコース
アサンプション グローバル・コース(A.G.C)
主体的に学ぶ教育で、他者と協力し課題を解決していく能動的学習能力を育てます。
・PBL(課題解決型)授業で主体的に学ぶ力を養成
・外国語教員(ネイティブ教員)と日本語教員の3名体制
・日本語検定・日本漢字能力検定を全員受験 毎年全員合格を目標
・読書タイム、数と計算のチャンレンジタイムで学力の定着

☆アサンプション イングリッシュ・コース(A.E.C)
主要教科を英語で授業するイマージョン教育を導入し、英語運用能力の飛躍的向上と国際社会で活躍できる人を育てます。
・英語以外の教科を英語で学ぶイマージョン教育を導入
算数・生活(理科)・音楽・図工・英語などの教科(全教科の50%以上)を「英語」で学びます。英語の環境に浸ることで、児童は無理なく英語の力を身につけていきます。
・週4時間の英語授業
週4時間「英語」の授業を行います。聞く・話す・読む・書くの4技能をバランスよく伸ばし、6年卒業時には、英検準2級合格を目指します。


「特徴を強調すれば、2コースになりますが、グローバル・コースにもイマージョン教育を取り入れていきますし、イングリッシュ・コースでもPBL(課題解決型)授業をどんどん導入しています。両方の特徴は混在しています。グローバル・コースは従来型をベースにした「21世紀型教育」、イングリッシュ・コースはその英語教育をもっと進化させたタイプと表現した方が良いかもしれません。いずれにしても、2つのコースのいい点を相互に導入していくので、段々と違いは薄れていくと思いますよ。どちらのコースをお選びになっても、ご満足していただけると思います。期待してください。」という武井明比古校長先生からのメッセージをお預かりして来ました。


静かな校舎の中をシスターや先生たちが歩き、すれ違う子たちに英語や日本語でご挨拶してくださるというだけで、世界に通じている感じがして、ワクワクドキドキします。


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                 イングリッシュコース1年生の算数の授業です。
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                  紫色のお洋服を着ていらっしゃる方がセシル先生です。

「学校案内」に紹介されていました「アサンプション・イングリッシュ・コース」の先生にお会いしたいと思っていました。それは、写真だけでもパワーを感じたからです。実際にお会いしてみますと、写真以上にパワーのある先生でした。パワーだけでなくこどもたちを飽きさせない工夫が随所にありました。先生の名前はセシル先生で、フィリピンにあるアサンプション系列校から来ていただいたそうです。主要教科を英語で学ぶって、一体どんな授業なのだろうとわくわくしていました。「さんすう」の授業を拝見したのですが、私にはあの文章題が読めません。難しいです。それを、子どもたちは見事な発音で読み、問題を解いていました。お聞きしますと、全員が初めから読めたわけではないそうです。でも、イマージョン教育って、こういうことが起きるのでしょうね。入学して、わずか3か月ですが、全員が理解していました。素晴らしい。


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                               聖堂
               


最後に、「小学校だより2017.6.20」にある武井明比古校長先生からのメッセージをご紹介します。

自己満足度
「自己満足」と言うと「自信過剰」とか「高慢」とかにつながりかねませんが、「度」をつけて「自己満足度」と言うと全くイメージが変わって来ます。「自己満足度を向上させる」・・・これは「21世紀型教育」が一番に目指す方向感です。自己満足度が高いか=自分に自信を持っているか・・・高校生へのアンケートの結果、欧米では70%が「持っている」と答えたのに、日本では30%台だそうです(日本人特有の謙虚さも影響か?)従来の授業では知識吸収型が中心で、記憶力のいい子供だけが授業や成績に自信を持ち、世の中もそれで人間の評価をしてきました。これから20年後、30年後の激変の時代では知識吸収型で「教えられた通りにする」だけではみんなAI(人工知能)に取って代わられてしまいます。「21世紀型教育」で強調する「対話型・課題解決型授業」と言うのは、そういう時代に人間がどう存在感を発揮していくか(どう議論して出してゆくか)、そのための教育を小学校から始めていこうというものです。そして、課題解決のためにはグローバルな発想・コミュニケーションが不可欠なので英語は当たり前に使えるようにしよう、ICTも駆使してゆこう!これが3本柱の所以です。「自己満足度向上=自己肯定力を高める」という事が「21世紀型教育」の最大の眼目なのです。」


              これまでのレポートはこちらをご覧ください。



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