2018年 8月10日

今春「龍谷大学付属平安高等学校・中学校」の校長先生に就任されました関目六左衛門校長先生にお話を伺って参りました。


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                  関目 六左衛門 校長先生

関目 六左衛門先生紹介
1974年に龍谷大学大学院文学研究科東洋史学専攻修士課程修了、京都市立西京商業高校(現在の西京高等学校)勤務、堀川高等学校を経て、教頭として再び同校へ戻り、2003年から校長職。2003年には校名を「西京高等学校」と改めると同時に、独自の専門学科としてエンタープライジング科を設立。2005年からは附属中学校校長を兼任。2012年3月に中学校・高等学校校長退職。


関目六左衛門校長先生からのメッセージをご紹介します。
「本校は中高併置校ですので13歳から18歳の生徒がともに学びます。小学校を卒業したばかりの子から、選挙権を持ち自由意思で結婚をもできる歳までという幅広い成長段階にある生徒たちに接していくのですから、可愛がってばかりはいられません。18歳になれば「成人」という成長段階に達します。そうなれば、生徒も先生も対等です。その点では、初等教育とは果たす役割・責任が異なるのではないかと思います。13歳からの6年間でどのように成人にふさわしい若者を育てていくかが問題になります。高校3年の4月2日に18歳になる生徒もいるわけですから、わずか5年の間に成人にふさわしい存在へと家庭と地域と学校とが一体になって育て上げなければならないのです。

本当に大変な、そして大切な6年間(5年間)です。
どのようにして、この6年間に成人にふさわしい若者に導くかというと、第1は宗教教育によってです。これは私学だからできることですね。公立校ではできません。本校は浄土真宗の宗門校ですから、まず感謝をすること、相手を思いやることを大切にしています。浄土真宗は「祈り」のない宗教ですから。第2は健康と体力面に気を配ること。第3は学校ですから当然「学力」を身につけることによってです。

「学力」ですが、今は「主体性」、「身につけた可能性」、「課題解決能力」をも「学力」とよびます。社会が求める「学力」が違ってきているのです。私は先生たちに問いかけているのですよ。「優秀な先生って何?」「良い先生って何?」と。昔は教えるべき内容をすべて教え切る先生が良い先生でした。でも、今は違います。それでは子どもの意欲が育ちません。考える力が育ちません。ですから、私は先生が教えるべきことは基礎・基本だけで良いと言っています。日本の先生はこれまで良い先生すぎたのかもしれませんね。子どもたちは、優しく教えてもらい、教えてもらったことをすべて憶えることに慣れすぎています。以前なら「あの先生の言うことは分からないわ。あかんのちがう!!」という声がありましたが、今はスマホもあるので自分で調べることができます。自分で調べれば良い。今はこういう「学力」の時代に入って来ているのです。

公立中学校であれば、子どもたちの個々の学力が違うからといって教える内容を変えることは出来にくいのですが、私学はそうではありません。平安中学校においても、公立中学校の指導とは基本的には変わりありません。ただ、当然のことながら集団の層としては違いがあるわけなので、「龍谷大学付属平安中学校」に集まってくれた集団の学力にあわせた、生徒の実態を反映した手当てをしています。

社会に出れば民間企業に勤める生徒が圧倒的ですね。その生徒たちは海外に進出していかなければなりません。国内の人口減少でマーケットは圧倒的に海外に依存するわけですから。だから海外(国際)水準の「学力」が必要になります。世界に対応できる生徒を育て上げなければならないと考えています。」


以上です。関目六左衛門校長先生、ありがとうございました。


 
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校舎正面には甲子園出場を祝ってこの垂れ幕がありました。
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                  お花もたくさん届いていました。

            龍谷大学付属平安高等学校・中学校のHPをリンクします。


                これまでのレポートは、こちらをご覧ください。

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