2020年 6月30日

渋沢栄一著「論語と算盤(そろばん)」を読んでみました。文章が難しいです。何と言っても漢字が多い。最近はメールの文章を作るときも漢字変換は勝手にしてくれるので、自分で考えることもなく、後で見直してみるとへんてこな漢字になっていることがよくあります。最近は紙面に文章を書くとき、かろうじて読める漢字でさえもバランスがとれなかったり、書き順があやふやだったりして漢字力の衰えが顕著になっていました。そんな中で、この本は漢字が多く、勉強になりました。


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「論語と算盤」 渋沢栄一著 角川ソフィア文庫刊

内容を一部紹介したいと考えているのですが、どれもそう簡単に一部を切り取れる内容ではなく、困っています。読んでいただく事が一番だと思うのですが、それでも何か紹介しないと、興味を持っていただけないと思いますので、悩みながらもごく一部を紹介いたします。もし、この紹介文が気に入らなくても、しれは私のセンスが悪いのであり、本当に素晴らしい本ですので是非お読みください。


「小事の方になると、悪くすると熟慮せずに決定してしまうことがある。それが甚だ宜しくない。小事というくらいであるから、目前に現れた所だけでは極めて些細なことに見えるので、誰もこれを馬鹿にして、念を入れることを忘れるものであるが、この馬鹿にして掛かる小事も、積んでは大事となることを忘れてはならぬ。
また小事にもその場限りで済むものもあるが、時としては小事が大事の端緒となり、一些事と思ったことが、後日大問題を惹起するに至ることがある。あるいは、些細なことなら次第に悪事に進みて、ついには悪人となるようなこともある。それと反対に、小事から進んで次第に善に向かいつつ行くこともある。始めは些細な事業であると思ったことが、一歩一歩に進んで大弊害を醸すに至ることもあれば、これがため一身一家の幸福となるに至ることもある。これらはすべて小が積んで大となるのである。
人の不親切とかわがままということも、小が積んで次第に大となるもので、積もり積もれば政治家は政治界に悪影響を及ぼし、実業家は実業上に不成績を来し、教育家はその子弟を誤るようになる。されば小事必ずも小でない。
世の中に大事とか小事とかいうものはない道理、大事小事の別を立ててとやかくいうのは、畢竟君子の道ではあるまいと余は判断するのである。ゆえに大事たると小事たるとの別なく、およそ事に当たっては同一の態度、同一の思慮をもって、これは処理するようにしたいものである。これに添えて一言しておきたいことは、人の調子に乗るは宜しくないということである。」本文50頁から

この他にも、教育についての文言もあり、非常に重要だと思いましたが長文になりますので、ここでは紹介を控えました。




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