けいkids+まり先生のブログ

まり先生が京都で教えるけいkids+幼児教室 小学校受験もおまかせ!

私立小学校校長先生インタビューシリーズ

京都市右京区 光華小学校 河原聡子校長先生インタビューレポート

 
   2023年 7月28日

京都市右京区にあります「光華小学校」さんの河原聡子校長先生にお話を伺って参りましたので、報告します。


P71813401
河原聡子校長先生


河原聡子先生は、今年度から先の谷口校長先生にかわって校長先生を勤めておられます。
今年度入試に関するご意見を伺って参りましたので、報告します。

「光華小学校の児童は、素直で思いやりがありますね。そして、伸びしろがあるなと感じていますので、その伸びしろを思い切り伸ばしていきたいと考えています。
やる気、根気、自分の考えを持っているお子さんに来ていただきたいと思っています。」


河原聡子校長先生、ありがとうございました。



新校舎全体像
001003「2024年度 学校案内」に記載されている 河原 聡子校長先生からのメッセージも紹介します。
幼・中・高・大学と教育連携した「協働的な学び」、「個別最適な学び」
光華学園教育共同体の中で、心の教育(真実心)を大切にしており、自ら知性を磨き、心を鍛え、こうかの心(向上心、潤いの心、感謝の心)を養うことを教育理念としています。社会は大きく変化していますが、子ども一人ひとりをかけがえのない存在として大切にする「仏の愛」に基づいた教育や、児童・保護者・教育者がひとつになって歩んでいく教育共同体としての学校を目指します。
これまで本校が取り組んできた「思考力・判断力・表現力」の育成・英語教育・国際理解教育・ICT環境を活用した教育・図書館教育に加え、豊かな体験活動を行っていきます。「心の教育」「高い学力」「健やかな体」「国際理解力」をバランスよく育むことによって人間の基礎となる部分を養います。さらに、幼・中・高・大学と教育連携した「協働的な学び」や決め細やかな「個別最適な学び」を行っていきます。ぜひ、私たちと一緒に魅力のある学校を創っていきましょう。」


以上です。


インタビューとは言えないような短さでした。すみません。実は1時間半も話し込んでしまったのですが、ガールズトークになってしまって、報告できるものはこんなものになってしまいました。でも、かなり本音で話し合えたと思います。
コロナ禍での学びの不足、対人関係の希薄さ等々の問題が明らかになってきた今、どんな対策をとるべきか。真剣に取り組んでいくにはどんな作戦が必要かをひしひしと感じたガールズトークでした。
河原校長先生が、「やる気、根気、自分の考えを持っているお子さんに来ていただきたいと思っています。」と仰ったこと、心に残りました。


「SCHOOL GUIDE 2024」 
ドキュメント 41_2





子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。
k-kidsbanner

kei55

      ランキングに参加しています。応援お願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ   
 

香里ヌヴェール学院小学校 東山さゆり 校長先生インタビュー紹介


 2022年 5月31日


大阪府寝屋川市にあります「香里ヌヴェール学院小学校」さんの東山さゆり校長先生が、「けいkids+」を訪ねて下さいました。

東山 さゆり
東山 さゆり 校長先生
さゆり校長先生、遠方なのに訪ねてきてくださって、ありがとうございます。最後は、女子トークになりましたが、さゆり先生の母校愛はしっかりと伝わりました。


新型コロナウイルス感染防止のために、最近は私立小学校校長先生インタビュー記事をアップすることは稀でした。最後の「校長先生インタビュー」は2021年8月で、京都市東山区にあります「京都女子大学附属小学校」さんの玉村 公二彦校長先生でした。約10ヶ月経って、ようやくインタビューできるようになりました。これからは、どんどんインタビューに出かけて行くつもりです。


東山さゆり校長先生から志願者の皆さんへのメッセージをお預かりしていますので、紹介します。
「香里ヌヴェール学院小学校は、恵まれた自然の中でお友達や先生と一緒に、いっぱいお勉強、いっぱい遊ぶことができる学校です。みなさんのワクワクドキドキする心、「なぜ?」「あなたはどう思う?」「なるほど!」「わかった!」の声を大切に考えています。自分の学びたいことが見つかる学校です。ぜひ、一度見学にお越しください。お待ちしています。」


最後に、「2023 学校案内」にあります「校長メッセージ」も紹介します。
「1921年、本校の創立者たちであるヌヴェール愛徳修道会の7人のシスターたちが、フランスから神戸港に到着しました。メールたちの活動の目的は、日本で精神的な価値を大切にする人を養成することでした。根底にあるのは「奉仕の精神」では。「Men For Others」他者のために進んで働くことができる子どもを育成します。「学び」それは生きるチカラです、将来、社会においてたくましく生き抜くことができるように、自己肯定感を高め、「子どもたちが主役」となる学校を目指し、教職員一同力を合わせてまいります。」

以上です。


「2023年度 募集要項」はこちらにリンクしています。


20220614 説明会、6月プレテストチラシ(2部制)_page-0001
2022年6月11日(土)第1回 学校説明会
2022年6月25日(土)年長児対象プレテスト+ミニ体験会



  CIMG1429
    正面玄関
     香里ヌヴェール学院小学校のHPはこちらです。

   
                         これまでのレポートはこちらをご覧ください。


                                子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。

k-kidsbanner

kei55

      ランキングに参加しています。応援お願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ   

京都女子大学附属小学校 玉村 公二彦 新校長先生インタビューレポート


 2021年 8月 5日


京都市東山区にあります「京都女子大学附属小学校」の新校長 玉村 公二彦 先生にお話をうかがって参りましたので、紹介します。

P7090173
校長 玉村 公二彦先生

「京都女子大学に来てからまだ3年ですが、前の大学でも児童たちに関わっていましたので、このたび附属小学校の校長を兼任することになりました。ここの児童たちは、礼儀正しく大人しいですね。みなさんがしっかり挨拶をしてくださるので嬉しいです。


★新年度の募集数を80名から60名に変更した理由をお聞かせください。
令和4年度の募集から、80名を60名に変更しました。それには、3つの理由があります。1つは、文部科学省が1年生1クラス35人定員を打ち出していること。2つ目は、教室での「密」を避けたいこと、3つ目は、この先予想される少子化に対応するためです。4年生からは机も大きくなりますし、1教室40名では多少狭く感じます。しかし、この変更は何よりも「きめ細やかで、丁寧な指導」をするためです。
本校は幼・中・高・大学・大学院と連携しており、子どもの成長に合わせた環境を工夫しながらも、一貫した教育のもと「心」を育んでいます。その中で、「きめ細やかで、丁寧な指導」を考えますと、やはり30人学級が良かろうと判断しました。

★昨年度の入学試験はプリント分野がありませんでしたが、今年度の入学試験はどうなりますか。
昨年の入学試験では、コロナ禍での入学試験でしたので、感染予防のため1教室に受験生を多数入れてのプリント分野のテストは行いませんでした。しかし、プリントはありませんでしたが、難易度は下げませんでした。例年通りの難易度になったと思います。今年、プリント分野の試験を再開したのは、1年間の学校生活を通して得た経験から十分な感染予防対策が取れると思ったからです。

★コロナ禍での子どもたちの様子に変化はありましたか。
今年度、学校生活の面で変化としては、時差登校を実施したことで密を避けながらも、朝休みに子どもたち同志の触れ合いの場面を確保できましたし、広々とした空間を利用して思いっきり体を使いストレスを発散できたからか、授業にしっかり取り組むことができたことです。先生方も職員室にいることはなく、常に子どもたちの側にいましたので、学校全体がより落ち着いています。制限の多かったコロナ禍での学校生活ではありますが、児童間のふれあい、児童と先生方のふれあいを第一に考えてきたことで、学校が一丸となったと思います。

★在校生、受験生の保護者の皆様へのメッセージをお願いします。
コロナ禍で保護者の皆様の不安は多いと思いますが、低学年は学ぶ力をしっかり伸ばしていけるような学校に、高学年では色々なことにチャレンジしていける力とさらに心を育むことができる学校にしたいと考えています。それには、色々な体験が必要だろうと思います。そういう意味から、昨年度は実施できなかった行事なども感染防止に配慮しながら復活します。そして、大学等も併設していますので小学校にとどまらない面白い体験をして頂ける様に考えています。

心の成長を促し「人間力」をつけながら、自分自身の進路を考えてチャレンジしていける子どもたちを育てたいと思っています。気もちは穏やかで、自分のやりたいことに挑戦できる子になってほしい、それを応援する学校でありたいと考えています。そして、穏やかであるためには、「言葉の力」が必要だと思っています。本校の合い言葉「国語力は人間力」のもと、保護者の皆様と教職員が一丸となって、子どもたちの心と体を大切に育む学校でありたいと考えています。」



以上です。
玉村 公二彦校長先生、ありがとうございました。


お話を伺って、玉村 公二彦先生は子どもがとっても好きなんだと思います。それははっきり分かりました。子どもを可愛いと思う大人はたくさんいますが、玉村校長先生は、子どもが「好き」なんだと思います。

P7090176
七夕祭りの短冊です。1年生と6年生の合作だそうです。


最後に、「学校案内 2022」にあります玉村 公二彦校長先生のメッセージの一部を紹介します。

伝統を継承し、新たな時代を拓く
「今日、地球規模で、豪雨や災害、様々な困難がもたらされています。国連は、気候変動への対策も含んだ持続可能な社会を実現するための目標(SDGs)として17の目標を掲げ、これからの未来社会を拓いていく努力を続けています。小学校の教育は、持続可能な社会を創造していく基礎となるものです。国際的にも「質の高い教育をすべてのひとに」という目標が掲げられています。このような持続可能な社会を担い、切り拓いていくのが現在の子どもたちです。
附属小学校では、建学の精神である仏教精神に基づいて「こころの教育」を実践し、子どもたちを育成してい参りました。本校の子どもたちには「ちかい」があります。それぞれに「率直さ」「笑顔」「優しさ」があり、知識や技能をたくわえて「真実」を求める力、そして「約束」を果たし「仕事」に励み、人間と社会の関係を豊かに築く力をつけるというものです。このような子ども像のもと、とくに「国語力は人間力」を合い言葉として、学校生活と学習の中で「人間力の根」を育てることに努力していまいりました。子どもは家族や社会の宝であり、「希望」です。~附属小学校の教職員全員が知恵を出し合い、グローバルな新しい時代に入っていく子どもたちのさまざまな挑戦を励ますとともに、生涯にわたって学び続けることの出来る、確かな学力と人間力を育て、課題に挑戦する子どもたちを支えていく活動に、今後とも精進してまいります。」
校長 玉村 公二彦  京都女子大学 発達教育学部教授(専門分野/特別支援教育方法学)



CIMG2064
京都女子大学附属小学校
「基礎基本の徹底と意欲的な学習態度の育成」

          子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。

k-kidsbanner

kei55

      ランキングに参加しています。応援お願いします。
       にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ   
  

立命館小学校 長谷川昭 学校長インタビューレポート


 2020年 12月2日

11月30日(月)に、京都市北区にあります立命館小学校で、学校長 長谷川昭先生にお話をうかがって参りましたので、紹介します。

image001
学校長  長谷川 昭 先生

長谷川昭学校長のお話
「今年度の受験者数は増加の手ごたえがあったのですが、実際には昨年とほぼ同数でした。それは、大阪からの受験希望者がかなり減少したからです。これは明らかにコロナウイルスの影響によるものだと思います。やはり、遠方からの通学に不安を感じられたのでしょうね。しかし、それでも受験者数が例年並みということを考えてみますと、三密を避けるために「学校説明会」を配信したり、「オンライン相談会」等を行いましたので、気楽な気持ちで「立命館小学校」を見ていただき、立命館小学校の建学の精神や学びの深さに触れ、それならと考えられたご家庭が多かったのではないかと思うのです。というのも、「いつから受験を考えられましたか?」という質問に対し、例年ですと「1年も2年も前から考えてきました。」とお答えになった保護者が多いのですが、今年は多くの保護者が「今年になってから考え始めました。」とお答えになったのです。この点を考えますと、配信されたものを見て、受験を決められたご家庭が相当数あったのではないかと思います。

入試日をひと月先に延ばしました。これは、コロナ禍で行動範囲が狭まった影響で、受験生にとって入学の準備時間が足りないだろうと思ったからです。まだまだ幼い受験生なので、無理な負担はかけたくありませんでした。立命館として、そんなことはできませんよ。

このコロナ禍で気づいたことがあります。本校は、オープンスペース教室で、2教室分を1クラスで使用しているので机と机の間は十分な広さが取れますし、教室の横にはクラス専用の手洗い場もあるのですから、十分な感染予防対策をとることができました。決してコロナ禍を想定していたわけではありませんが、ありがたいことだと思いましたよ。今は、1日7回の手洗いを指導しています。そうは言っても、現在でも感染対策として、休み時間は学年ごとに遊ばせています。子どもたちは遊びとなればやはり密になりますのでね。給食当番は復活しました。これまでは、担任が全て給仕していましたが、今は感染対策をしっかりしながら子ども達も活動しています。

入学試験時の「面接」に関して感じたことがあります。「時」の感覚が育っていないお子さんが多かったように思います。「昨日」、「明日」の感覚が育っていなければ、入学後の学校生活を円滑に送ることが難しいのではないでしょうか?時間の観念を作ることは、入学後の学校生活だけでなく、成長して社会生活を営む上にも必要になってくると思いますので、前後1週間くらいの日にちの感覚は育てて置いてほしいと思います。」


立命館小学校のオンライン学習の取り組みの詳細は、
【特設ページ】立命館小学校のオンライン学習
としてまとめておりますので、こちらもご覧ください。


P5186485
行動力を育む子ども主体の授業
立命館小学校 4つの柱
自分の力で考え、未来を創っていく人を育てるために、立命館小学校では教育の指針となる「4つの柱」を掲げています。
Ⅰ・・確かな学力を育てる教育=行動力を育む子ども主体の授業=自ら考えチャレンジする力
Ⅱ・・真の国際人を育てる教育=文化を超えるワールドウィーク=世界とまっすぐ向きあう力
Ⅲ・・豊かな感性を育む教育=ありのままを大事にする表現教育=自分を自由に表現する力
Ⅳ・・高い倫理観と自立心を養う教育=異年齢で学び合うハウス活動=学年を超えて共に生きる力


PB306715
長谷川 昭 学校長 11月30日にお会いした時に撮影したものです。

最後に、長谷川昭学校長から皆様へのメッセージをお預かりしましたので、紹介します。
「年中のお子様がおられる保護者の皆様、2022年度入学の入試に関わる事業を本校もスタートさせています。12月は「学校説明会」と「体験教室」、1月は恒例の「cafe風説明会」、2月以降はオンライン個別相談会を実施予定です。京都北大路にある「立命館小学校」に是非お越しいただき、保護者の皆様の目で本校の良さを確信していただければと思います。立命館小学校は、「子ども達が命輝かせる学校」です。様々な可能性をお子様は必ず持っています。お子様のキラキラ輝く姿を共に育てて行きましょう。」    立命館小学校 学校長 長谷川昭



今後のイベント予定
◆2020年12月2日、3日、8日、14日、16日、18日  10:00~11:00頃
  保護者向け学校説明会 25組限定で5回開催 動画配信
◆2020年12月12日(土)AM 年中児向け体験教室 ※定員120名
◆2021年1月18日~2月2日Cafe風説明会
◆2021年3月1日~3月5日 オンライン相談会
※詳細は学校HPでご確認ください。


P3196416
今年のポスターです。とっても可愛い。


ritumeikan
(学校HPをリンクしています。)

 これまでのレポートはこちらをご覧ください。



子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。
k-kidsbanner

kei55

      ランキングに参加しています。応援お願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ  


大阪府豊中市 箕面自由学園小学校 森 創校長先生インタビュー


 2020年 11月9日

大阪府豊中市にあります「箕面自由学園小学校」さんの2021年度生入学試験について、これまでに、「A日程体験型入試導入の経緯」について、次に「体験型入試で測れるもの」について紹介してきました。今回はいよいよ 森 創校長先生に登場していただきます。今年度の体験型入試を含め、コロナ禍の対応と今後の学習面でのサポート体制等について質問して参りましたので、報告いたします。


target_img02_2018
  森 創 校長先生

<箕面自由学園小学校さんの児童たちの特に素晴らしいところを教えてください。>
●学年・男女関係なく仲良く、礼儀正しく、笑顔と元気にあふれた児童たちが本校の自慢です。また、学校行事や宿泊行事など、様々な体験をすることで、「失敗を恐れず、何事にも挑戦しよう!」という気持ちが育まれています。

<2019年度からの新コースは『通常コース』は存在せず、『発展コース・進学コース』というレベルの高いもののみになっていますが、こどもたちへの学習の手助けはありますか?>
●従来の箕面自由学園の教育を『発展コース』とし、難関中学受験を目指す教育を『進学コース』としています。今年度より私学テストを導入し、その結果をもとに一人一人に合ったコース選びをご家庭 とともに行っています。学習を進めていく中で、単元によって課題がある児童については、朝のPT(Practice Time:朝学習の時間)や休み時間を利用して課題克服のための指導をしています。

<コロナ禍において最も痛手を被ったと考えられる学習の分野と、コロナ禍のために最も遅れをとったと考えられる子どもたちの心の成長面は何だとお考えですか?そして、箕面さんではそれらの面に対してどう対処しようとお考えでしょうか?>
●本校は2018年度より、児童に一人一台のアイパッドを貸与しております。そのため、休校期間中は、直ぐにオンラインYou Tubeなど)に切り替えて授業を実施することができましたので、学習の1学期中に通常のカリキュラムに戻すことができております。(休校期間中のオンライン授業では、特に低学年の保護者様にはお子様の補助についていただくなどのご支援で、実現できたことと感謝しております。)
心の成長面では、児童同士や児童と教員のコミュニケーションが通常の学校生活よりも不足していることや、1学期に行うべき行事が中止となり、『五感』で学ぶ体験活動が行えなかったことで、本来その活動を経て身に着く心の成長が思うように得られなかった部分です。2学期に入り、異学年で交流を深めることやコロナ禍でも行える行事を模索しながら、取り組んでいます。

<箕面自由学園小学校さんでは、体験学習が多いのが特徴の一つだと思いますが、このコロナ禍では体験学習がままならないと思います。どう対処しておられますか?>
●宿泊行事については、すべて日帰りでの実施に切り替え、内容の充実を図りながら実施しております。授業で行う水泳もコロナ感染防止策をとり、通常通り行っています。できる限り子どもたちの体験の場を設け、心の成長につなげております。教室の机には、飛沫防止対策としてアクリル板シェードを取り付けています。また、児童下校後にはすべての教室の清掃・消毒を行っています。

<体験型試験の手ごたえはいかがでしたか?来年度の入試も『体験型』はありえますでしょうか?>
●今年度入試は『体験型』『標準型』の2コースで実施しました。体験型は、口頭試問や制作を中心としましたが、標準型のペーパーテスト同様の分野(数量、推理・思考、言語)を問う問題を入れておりましたので、受験者の成長段階をきちんと評価することができました。次年度以降の入試については、標準型(ペーパーテストあり)をベースとして、体験型で行った口頭試問も合わせて実施する方向で検討しています。



以上です。森 創 校長先生、ありがとうございました。


P4020362
箕面自由学園小学校 正面

箕面自由学園小学校のホームぺージをリンクしています。
          
   これまでのレポートはこちらをご覧ください。



                                    子どもの笑顔を守りたい。けいkids+の願いです。

k-kidsbanner

kei55

      ランキングに参加しています。応援お願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ  
   

京都市左京区 ノートルダム学院小学校 原山稔郎校長先生インタビューレポート


 2020年 8月5日


京都市左京区にあります「ノートルダム学院小学校」の原山稔郎校長先生にお話をうかがって参りました。

原山稔郎校長先生は、今春からノートルダム学院小学校の校長先生になられました。当初のインタビュー計画では、もっと早くに伺って、校長になられた直後のお気持ちや、これからノートルダム学院小学校をどのような方向に導いていこうと思っておられるか等をお聞きする予定でしたが、このコロナ騒ぎで、学校も対策に追われていましたし、私が学校に伺うことも容易ではありませんでした。そんな事情で、1学期も終わろうとしているこの時期のインタビューになってしまいましたが、今回のインタビューでは、小学校として採用されたコロナ対策と学習のすすめ方、そして、そんなコロナ対策の中での2021年度入試対策をお聞きしました。そして、準備万端万全な受験対策が出来ているとは言えないであろう今年度の入学志願者とその保護者の方々に対しての励ましのメッセージを頂戴して参りましたので、報告いたします。


まず、5月1日に「休校期間中の学習支援について」というテーマで原山稔郎校長先生からメッセージを頂戴したものをこのブログで紹介しました。ここで、一部を再び紹介します。

「4月にノートルダム学院小学校に赴任して今日まで、子ども達の命を第一に考えながらも学びを止めないという考えのもとに教職員とともに取り組んでまいりました。まず、教科書と教材や課題を送付し、子ども達には家庭学習を始めてもらいました。同時に、保護者の皆様にインターネット環境整備へのご協力をいただきながら4月15日(水)からインターネットを使った遠隔授業、いわゆるオンライン授業を開始いたしました。
課題配信型と動画配信型は自分のペースで学べる良さがあります。ライブ配信型はリアルタイムにやり取りができ、グループワークも可能になってきます。今後、それぞれのこのパターンの特徴に併せて、授業を組み立てて行こうと考えています。加えて、ドリルや問題集などの教材も使って授業を構成していきます。
緊急事態宣言の中、子ども達と直接対面して授業することができない今、我々は子ども達のためにできることは何かを考え続け、これからも挑戦し続けていく所存です。」

                   

次に、「学校案内」にあります原山稔郎校長先生のメッセージを紹介します。
大切にしたいこと
「ノートルダム学院小学校では、「よく祈り、よく学び、持っている力をよく伸ばし、それをつかって人に奉仕しよう」という言葉が、子どもたちの一番目に付く教室の前面に掲げられています。これは、建学の精神「徳と知」を子どもたちにわかりやすいよう具体的に表した言葉です。この言葉は、基礎学力の定着と学力向上を目指し、豊富な体験学習、朝の祈りで始まり帰りの祈りで終わる学校生活において、自分のためではなく人に奉仕するために学ぶことを教えてくれます。近年、テクノロジーの進歩とともに、社会が大きくグローバル化する中、子どもたちを取り巻く環境も大きく変化しています。それに伴い、勉強も「覚える」ことから「考える」ことが重視されるようになりました。ノートルダム学院小学校が創立以来変わらないのは、徳育と知育の両面からバランスの取れた児童の育成を目指していることです。伝統を大切にしながらも新しい風を取り入れ、聖母マリアの生き方を手本とした教育活動に、教職員一同心と力を合わせて取り組みます。」
                          


最後に今回のインタビューで伺ったことを紹介いたします。

P7206614
7月20日 インタビュー当日の原山稔郎校長先生です。

「現在、本校は感染症対策として、児童と教職員は朝の検温と健康観察を、来校者には、玄関で検温と手指の消毒を行っています。基本的に教室ではマスク着用で授業を行いますが、熱中症対策のため、体育の授業ではマスクを外しても良いことにしています。給食は給食室で調理していますが、各教室での配膳は行わずお弁当形式で提供しております。お弁当の配膳のため全校児童に1回で提供することは難しく、2回に分けて3学年ごとの給食時間をとっています。
 また、本校は児童数が多く全学年が一度に外で遊ぶことは密になりますので、各学年授業時間を工夫して1日7時間授業とし、遊びの時間を1限確保することにしました。この1限はたった「1限」ではありますが、1学年だけで全力で遊ぶことが出来るので、児童にとって貴重な1限になりました。現在、本校の児童が落ち着いて学習を進めることが出来ているのは、この遊び時間を確保したということが大きな要因になっていると考えています。皆が一つの場面にいるという一体感が、子どもたちの心を満たすのでしょうね。
 2学期以降の学校生活についてですが、密をさけるためには給食と遊びの時間をもとに戻すことはできないと考えています。新しい道を探さないといけないでしょうね。児童が楽しみにしている、山の家学習の体験や学校行事は、このまま感染者が減少していけば、9月から復活したいと考えています。5年生の遠泳はスキー指導に変更いたします。そして、ディスカバリー(コース選択制の修学旅行)は東京とオーストラリアをコースから外して、2月に実施する予定です。
 また、オンライン授業についてですが、第2波も含め、今後の様々な状況に対応するため、必要不可欠なものだと考えております。本校では、いつでもオンライン授業に切り替えることが可能です。ZOOMによるLIVE授業だけでなく、動画配信、課題配信などを組み合わせ、効果的に授業を行う必要があり、そのノウハウを4月からのオンライン授業で習得してきました。そして3年生以上に機器が整いました。もちろん対面での授業が一番ですが、1~2年生にはより丁寧に指導しながら臨機応変に対応し、今後も「命を守りながら学びを止めない」の考えのもと、子どもたちにできることを考えて参ります。


最後に、受験者とその保護者の方々へのメッセージとしては、まず受験生の園児の皆さんには、新型コロナウイルスに感染しないようにお父さんお母さんの言うことをよく聞き、我慢することが多いとは思いますが頑張ってほしいと思います。実は、それが自分のためになり、この態度は入学試験にも通じると思います。
 次に、テストやテストの準備をきちんとするためには、まずは健康でいなければねなりません。しっかり食べて、よく寝ましょう。
 三つ目に、自分の事は自分でできるようになりましょう。自分の事は自分でできる子が将来伸びると思います。その上で、時間を守るとか約束を守るといった社会との関りを大切にすることが大事です。
 ノートルダム学院小学校が今、学びの柱の一つとして取り組んでいるのは、「思考力」と「探究心」の育成です。つまりいろいろなものに興味をもち、自分で調べたり確かめたりチャレンジするお子さまに来ていただきたいと考えています。ぜひ6年間、本校にお子さまの将来を託していただければ幸いです。」

以上です。
原山稔郎校長先生、ありがとうございました。


■入試日程■
2021年度 入試日程
<A日程>募集人員 約100名
       入試考査 9月10日(木)
       親子面接 9月4日(金)午後 または 5日(土)
       出願期間 7月27日(月)~8月6日(木)
<B日程>募集人員 約20名
       入試考査/親子面接 10月9日(金)
       出願期間 9月10日(木)~23日(水)
<C日程>募集人員 若干名
       入試考査/親子面接 2021年1月29日(金)午後
       出願期間 2020年1月21日(木)~27日(水)


  
P1306432
ノートルダム学院小学校 校舎入口
ノートルダム学院小学校のホームページはこちらにリンクしています。

これまでのレポートはこちらをご覧ください。



                               子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。

k-kidsbanner

kei55

      ランキングに参加しています。応援お願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ  


大阪府寝屋川市「香里ヌヴェール学院小学校」西山哲郎校長先生インタビューレポート


 2019年 10月

夏休み中に、西山哲郎校長先生にお会いしまして、校長先生として1学期を過ごされた感想と、入学試験に対する想い等をお聞きして参りましたので、ご報告いたします。

西山哲郎校長先生は、優しい方でした。優しい人はたくさんいらっしゃるけれど、西山哲郎校長先生はかなりお優しい人だなと思いました。情けを知っているというか、倫理を知っているというか、分かってはいるけど弱さを克服できない不甲斐ない心までも慈しんでくださる優しい心をお持ちの方のように感じました。

写真ないかなぁ???

西山哲郎校長先生は、
「現在41歳です。22歳から英語の教諭として指導して参りました。直近は奈良県の中高一貫の私立学校にいました。28歳くらいから、授業を冷静に見ることができるようになりました。というのはその年、中学1年から6年間を継続して生徒を預かることになり、先が考えやすくなったのです。そこで、フォニックスや多読、多聴も授業に取り入れたり、教材にも工夫するようになりました。そうすると、喜びを持って学ぶ子どもたちが増えて来て、外部のディベート大会などに連れて行きましても視野が広くなり、臆せず自分の意見を言えるようになったのです。日本の狭い判断基準にとどまることなく、海外の複数のものさしで自分たちを認めてくれることに喜びを持ってくれたことが非常に良い経験になりました。それは指導してきた私としても嬉しいことでしたが、もっと早くにこの教育・・・・







P4120389
       聖堂

入試日程
C日程:2020年2月1日(土) (出願:2020年1月21日(火)~1月29日(水))






                       CIMG1429
                              小学校 正面玄関

                   香里ヌヴェール学院小学校のHPはこちらです。


                    これまでのレポートはこちらをご覧ください。
 


             子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。

k-kidsbanner

kei55

      ランキングに参加しています。応援お願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ  


大阪府高槻市 関西大学初等部「学校案内2020」と長戸 基校長先生インタビュー紹介


 2019年 7月11日

「関西大学初等部」さんから「学校案内 2020」を頂戴いたしましたので、一部をご紹介いたします。そして、2019年7月1日(月)に今春、校長に着任さなった長戸 基先生に高槻キャンパスでお会いしまして、皆様へのメッセージをお預かりして参りましたので、報告いたします。


P7046181
関西大学初等部 「学校案内2020」

                  P7046182
           志を高く持ち、自ら考え行動できる力を、一人ひとりの子どもたちに
関西大学は、「学の実化(じつげ)」を教育理念としています。これは、学理と実際の調和を図るー学んだことを実際の生活や生き方に活かすーことをめざすものです。


                 P7046184
                   ミューズ学習  ICT環境
ミューズ学習・・・シンキングツールを使って、頭の使い方を学びます。
ミューズ学習は、考え方を身につけさせるための「思考」に特化した時間です。様々な思考スキル(考えるための技法)の中から、どの教科等でも必要な論理的に伝える力をつけるための6つの思考スキルを選び、思考の技法を習得・活用する時間を設けています。学年の発達段階に応じた目標を設定し、習得から活用までの体系的なカリキュラムを編成しています。

ICT教育・・時代の先を見すえた情報ツールに親しみ、「わかる授業」を支援します
「発想・思考・表現」を高めるための情報教育
現代のICTの進化は日進月歩です。本校にはそれに素早く対応できるICT環境があります。校内には、パソコン・iPadなど含めて300台以上のハードウェアがあり、1年生から6年生まで、いつでも・どこでも情報機器を活用できる環境を整備しています。それらは数年でリプレイスされ、常に新しいものに更新されます。4・5・6年生は1人1台IPadを個人所有し、授業内での活用はもちろん、家庭でも予復習に利用しています。

Apple Distinguished School 2018-2021
Apple Distinguished Schoolは、テクノロジーを活用した革新的な取組をしている教育機関が認定されるもので、世界中で400校、日本で7校が認定されています。関西大学初等部は、子どもたちが好奇心を持って学べるような環境と思考力を高める取組等が評価され、日本の小学校で唯一の認定校となっています。



                P7046185
                 国際理解教育   英語
国際理解教育・・・自国文化と他国文化をつなぐ学びで、グローバル社会を生きぬく力を育成
総合的な学習の時間は、国際理解学習、ミューズ学習、プログラミング学習を3本柱とし、グローバル社会を生きぬく力の育成を目標にしています。そのため、リアリティのある学びを支援するために、外国の人々と直接または、間接的に交流する場を重視しています。小学生の段階から地球規模での課題を視野に入れ、平和な世界を共に築いていく精神を育てることが重要だと考えるからです。

英語・・・英語コミュニケーション力の基礎を育む6年間
・日常的に英語に慣れ親しむ
  1・2年生では、毎朝15分間、楽しく英語に触れる機会を設けています。
・海外の子どもたちと英語で交流する
  3・4年生では、45分の授業を週3時間実施しています。TV会議システムを利用して、オーストラリアの小学校の子どもたちと英語で交流しています。
・英語を本格的に活用する機会を設ける
  5・6年生では、45分の授業を週4時間実施しています。6年生では、オーストラリアへの海外研修旅行(5泊7日予定)を実施し、学んだことを現地で実際に活用する場面を設けます。


P7046186
                          12年間一貫教育プログラム
同一キャンパスにある初等部・中等部・高等部の12年間を通して、一貫教育を展開し、「高い学力」と「豊かな人間性」を育てます。従来の設置学校別カリキュラムで発生していた教科内容の重複や、校種間において急激に難易度が増すといった問題を解決するために、12年間の教科内容を一つとして捉え、一貫教育ならではの計画的・継続的なカリキュラムを開発し、体系的な授業を行います。


                    P7016174
                      長戸 基 校長先生
まず、「2020 学校案内」にあります 長戸 基 初等部校長先生からのメッセージの一部をご紹介します。(2頁から)
思考力育成を教育の柱に
「高槻ミューズキャンパスは今年で開講10年目を迎えます、この間、大学の理念である「学の実化」を基盤とした小中高一貫教育により、「高い人間力」の育成をめざしてきました。一貫教育のスタートとなる初等部では、校訓を「考動 学びを深め 志高くー」とし、「考える子」「感性豊かな子」「挑戦する子」をめざす子ども像としています。開校以来、初等部では「思考力育成」を柱に、「考え方を考える」ミューズ学習で習得した思考スキルを各教科等に置いて活用し、子どもたちが自分なりの考え方を見いだし互いの意見を交流しながら問題解決にあたる取り組みを進めてきました。さらに、様々な国との交流を通して体験的に学ぶ国際理解教育、コミュニケーション能力に重点を置く英語教育、日本の小学校としては唯一Apple Distinguished School として認定されたICT環境を活用した教育、2つの図書館を利用した学校図書館教育などの先進的な教育も行っております。」


最後に、長戸 基校長先生からお預かりした皆様へのメッセージを紹介いたします。
「関西大学初等部は1学年2クラス、1クラスの定員30名(最大32名)、全校児童366名の小規模校です。子どもの数だけをみると小規模校ですが、初等部の校舎には1学年の子どもより多い67名のスタッフが常駐しています。67名のうち教員は35名、1クラスの児童数よりも多いです。子どもたちは質・量ともに充実したスタッフに囲まれて学校生活を送っています。保護者アンケートを実施しましても、手厚い指導が心に残っているという感想を多く頂戴しております。

私を含め、本校の教員は日本一の学校を創るために全国から集まり、開校以来「思考力育成」を柱とした教育を進めてきました。幸い、本校の取り組みは全国的にも注目されるとともに、在校生保護者の皆様からも厚い信頼をいただいています。

関西大学初等部は、授業で勝負します。
頭だけでなく、心・体も鍛えます。
いじめ、仲間はずれは許しません。
子どもたちに「学ぶことが楽しい」と実感させます。
1人ひとりの可能性を引き出します。
関西大学初等部は「思考力」の育成だけでなく、高い人間力の育成をめざす「学校らしい学校」です。
今後も私たちはより質の高い教育を求めて、子どもたちとともに日本一の学校をめざします。ぜひ、私たちと一緒に日本一の学校を創っていきましょう。

「入学試験」については、例年通り「親子面接」「ペーパー試験」「行動観察」の3つを実施します。3つの試験は、どれかを重視するということではなく、3つとも100点満点とし、合計点で合否判定をします。
ペーパー問題に関しては、昨年から、丁寧に落ち着いて取り組めば解ける問題を出題しています。問題数も減らし、枚数も減らしています。そして、今年度も昨年度と同様の難易度の問題を用意しています。急いで答えを出すのではなく、あきらめずに、順をおって丁寧に問題を解く練習をしておいてください。」



以上です。長戸 基校長先生、ありがとうございました。



              子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。

k-kidsbanner

kei55

      ランキングに参加しています。応援お願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ  

京都市右京区 「光華小学校」 谷口史子新校長先生インタビューレポート


 2019年 6月2日

京都市右京区にあります「光華小学校」で、この春、光華小学校の校長先生に着任なさった谷口史子先生にお会いし、お話を伺って参りましたので、報告いたします。


                  谷口先生
                    谷口 史子校長先生です。

新校長先生の挨拶の時、全校生の前で光華小学校の箱からこの2文字を取り出して、「みんなでわくわくドキドキしましょう。」と話されたそうです。


「学校で学んだことが,子供たちの「生きる力」となって,明日に,そしてその先の人生につながってほしい。これからの社会が,どんなに変化して予測困難な時代になっても,自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,判断して行動し,それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。そして,明るい未来を,共に創っていきたい。2020年度から始まる新しい「学習指導要領」には,そうした願いが込められています。これまで大切にされてきた,子供たちに「生きる力」を育む,という目標は,これからも変わることはありません。 一方で,社会の変化を見据え,新たな学びへと進化を目指します。」 文部科学省のHPから


                    P6304627
                             図書室

谷口史子先生は宮崎県から来られました。お子さんは女の子お二人だそうです。かなり頑張り屋さんのお母さんだったのだろうなと思いました。九州の女は強いですからね。パワーを感じました。これからの光華小学校の改革にも、九州おなごの負けず嫌い魂で立ち向かって行かれると思います。


谷口史子校長先生のお話を伺っていて、「それぞれに思い描く幸せを実現し、明るい未来を共に創っていく」には小学生ならまず「わくわくドキドキ」」と考えていらっしゃるのだなと感じました。
                     


                子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。

k-kidsbanner

kei55

      ランキングに参加しています。応援お願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ  

「京都文教短期大学付属小学校」藤本哲也新校長先生インタビュー


 2018年 5月28日

京都市左京区にあります「京都文教短期大学付属小学校」では今春、長い間校長を勤めておられた勝部正雄先生が退任なさって、教頭先生でいらした藤本哲也先生が校長先生に就任なさいました。

藤本哲也新校長先生とは、教頭先生時代からお話をさせて頂いており、いつも冷静な方だなぁと思っていました。冷静なだなぁと思ったのは、自校の事を客観的に判断なさっておられると感じたからです。そんな藤本哲也新校長先生にこれからの作戦を聞きたくて、インタビューを申し込みました。                 

                
                  P4255251
                      小学校入り口 
          京都文教短期大学付属小学校のHPはこちらです。


                  P4255239
                    藤本 哲也 新校長先生

「私は、子どもたちに「人としての基本はきちっとできるようになろう。」と伝えています。まず、「挨拶、返事」を大切にしたいと考えています。そして、規律ある授業を行おうと教員一同が考えています。それには、魅力ある授業をするしかありません。丁寧な授業をしていこうとも語り合っています。先生方には、子どもたちの心に種を蒔いてほしいと思っています。少しずつ工夫することで子どもたちを変えていってほしいと思っているのです。小学校での教育は、人としてのベースを創る時期だと思います。子どもたちには、「人としての所作」ということを考えてほしいですね。
1学年1クラスの方針に変化はありません。それは、少人数だからこそできることを大切にしたいと考えているからです。家族的な集団でありたいからです。小さい学校ですから、教職員は全校児童の顔も名前も承知しています。教職員全員で子どもたちを見守っているのです。そこが、小さい学校の良いところですね。1クラスなので、他のクラスと足並みをそろえることもありません。授業に幅を持たせることが可能ということなのです。これは本当に喜ばしいことです。子どもたちの理解に添うことができますからね。社会見学なども、少人数なので、チャンスの時にさっと出かけることができます。そういうところも少人数学級の良いところだと思っています。単学級の身軽さです。

入学試験について、基本的な姿勢に変化はありません。これまで、面接テスト時に面接官の目前で「靴ひも結び」に挑戦していただいていましたが、今年度からは行わないことしました。そのかわりにお箸と鉛筆の持ち方を見させていただきます。鉛筆の持ち方はペーパーテストの時に見ることができます。お箸の持ち方はテスト会場で受験生たちに小さい消しゴムの移動に挑戦していただこうかと考えているところです。何故今、「靴ひも結び」をやめてを「鉛筆、箸の持ち方」かというと、先ほどもお話ししたように、「人としての基本はきちっとできるようになろう。」という気持ちからです。まずは、お箸と鉛筆の持ち方かと・・・。

そして、これは、今年度の入学試験の大きな変化と言えると思うのですが、プリントテスト枚数を少なくしようと考えています。これまでは、ペーパーテスト10枚で、1枚につき小問4つでしたので計40問でしたが、30問くらいに減らしてみようと考えています。そして、そのあとに運動テストになります。運動テストは、フラフープ、ボールや縄跳びを置いてあり、自由に遊んでねというスタンスです。

受験生とその親御さんへのメッセージとして、年齢相応に身辺自立ができているお子さんに来てほしいと思っています。親御さんもお子さんが自分でできることを奪ってはだめですよ。」


以上です。藤本哲也校長先生、ありがとうございました。



                       P4255243
                               図書室
       読み聞かせに力を入れている文教さんだけあって、居心地の良い図書室でした。

  P4255245
パソコン教室
文教さんは全学年単級です。その分、校舎をゆったり使えていると感じました。

                      P4255248
                            広い音楽室です。


藤本哲也校長先生は真摯な方ですね。相手の心を自分の心に重ねることができる方だと思いました。
これからの「京都文教短期大学付属小学校」が楽しみです。



                    これまでのレポートはこちらをご覧ください。


子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。
k-kidsbanner

kei55

      ランキングに参加しています。応援お願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ  

京都市右京区「光華小学校」長者美里校長先生インタビューレポート


 2017年 7月10日

6月30日(金)に京都市右京区にあります「光華小学校」の長者美里校長先生にお話をうかがって参りましたので、ご報告いたします。


             社会を照らす「光」となり、社会を潤す「華」をなるために。
                                              光華小学校のHPはこちらをご覧ください。

                      P6304622
                     長者美里校長先生(校長室にて)


「小学生は可愛いですね。思わず笑顔になります。勿論、中学生も高校生も可愛いのですが、小学生は小さいというだけで可愛いですね。ですから、光華小学校の校長を務めさせていただくことなったことに感謝しております。光華小学校は明るく元気で素直なお子さんに来ていただきたいと考えていますので、今年度から、入試の形式を少し変更し、数種類の中から好きな絵を選んでお話をすることもありますが、その結果のみを重視するという事はありません。幼稚園・保育園で楽しく過ごせていればよいのです。幼稚園・保育園で、躰と気持ちの両面で学校生活を楽しく過ごせるように準備をしてくだされば十分です。入学後はそれを基盤にたくさんのものに興味を持つ学校生活を送ってほしいと思います。学校は楽しいところと思って入学してほしいですね。
少子化の時代です。兄弟が少ないお子さんが多いのですが、本学園は幼稚園から大学院まである一貫校であると同時に、子どもたちを見守る温かい保護者会があります。このホットな光華ファミリーの中で健やかに育ってほしいと願っています。光華小学校の教育は、親鸞様の御教えのもとで心を育む教育です。心の基盤を創るという事ですね。その基盤さえあれば、素直になれるのではないかと考えています。そして、その素直さで学びもすっと心に入るのだと思います。本校はアフタースクールも充実しています。1~3年生までは18時まで小学校教諭がお預かりさせていただいています。無料です。光華大学の学生さんも手伝ってくれています。どうぞ、安心して大切なお子様をお預けください。」

以上です。


長者美里校長先生は、光華中学校と高等学校の校長先生を兼任なさっておられたところを、昨年の8月からは小学校の校長先生も兼任していらっしゃいました。そして、今年度からは中学校と小学校の校長先生を兼任しておられるのですが、小・中・高の校長先生を経験なさった方は少ないのではないでしょうか。一貫校の12年を知り尽くしての長者美里校長先生のご活躍が楽しみです。学校案内には長者美里校長先生が着物を着ていらっしゃる写真が載っています。これまで、色々な学校案内を拝見して参りましたが、お着物を着ていらっしゃる校長先生は初めてです。さすが、「日本文化に関心と誇りをもつ伝統文化教育」を押し進める光華学園の校長先生だなと思いました。


              P6304624
                   図書室
              P6304627
                              

光華小学校の教育目標
仏教精神に基づく教育で相手をおもいやる温かく優しい心を育むとともに、日本人としてのアイデンティティ、21世紀型学力(確かな学力と豊かな教養、言語や価値観の壁を越えて協力できる能力、社会貢献意識など)を養い、将来“グローバル人材”として活躍できる人となるための基礎を育成します。

光華小学校の願うグローバル人材とは・・・
自らの生き方への充実感を持ち、おもいやりの心を持ってさまざまな価値観の人と関わりながら、新たな価値を創造し、より良い社会を築くことに貢献する人材です。(2018年 学校案内から)



P6304632P6304633
                  礼法のお部屋              親鸞聖人童子像


最後に、「学校案内」にあります長者校長先生のメッセージをご紹介します。

豊かな経験を通して人間形成の基礎を育みます。
毎朝、校門の親鸞聖人童子像に手を合わせ、光華小学校の一日の学校生活が始まります。元気に友だちと遊ぶ姿、楽しくまた真剣に学ぶ教室から、学校大好きな子どもたちの声が響きます。「楽しい」「わかった」「知りたい」「やってみたい」「伝えたい」と輝く子どもたちを育てたいと思っています。
光華小学校では、こうかの心(こ:向上心/う:潤いの心/か:感謝の心)を持ち、日本の伝統文化を大切にいろいろなことに興味関心を示し、挑戦する子どもを育てます。そして、自分が感じたことや思ったこと、考えたことを発信することを大切にしています。すなわち「グローバル人材」の育成を目指しています。また、光華女子学園という総合学園の中で、幼稚園や中学校との交流などを通しての豊かな体験、安心で安全な学校、幼稚園から大学・大学院の保護者や卒業生、そして教職員が共につながる光華ファミリーの温かいまなざしの中で成長していきます。小・中・高12年間を見通した「光華メソッド」で今を輝く光華小学校での6年間の成長にご期待ください。」


                 これまでのレポートはこちらをご覧ください。



                        子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。
                k-kidsbanner                                                                    kei55
      ランキングに参加しています。応援お願いします
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ  


大阪府箕面市「アサンプション国際小学校」武井明比古校長先生インタビューレポート


 2017年 7月6日                       

今年、校名を「聖母被昇天学院小学校」から「アサンプション国際小学校」に変更し、男女共学になって「21世紀型教育」を取り入れた教育プログラムを始めた「アサンプション国際小学校」を訪ね、武井明比古校長先生にインタビューさせていただきましたので、報告いたします。                       


P6264584
武井 明比古校長先生

武井明比古校長先生のお話
「将棋の世界でもAI(人工知能)が勝つことが多いですね。それは、AIは過去の将棋をすべて記憶することが出来ますから、生きている人間の一生分の試合数より経験値が勝ります。ですから、AIが勝利を収めることは当然のことなのかもしれません。そういう時代にあって、人間の価値とはなにか。人間としての価値はどこに見出すべきなのかが問題になっています。記憶力が高いだけでは駄目なんです。決められたことを決められた通りにするだけではAIに勝利することはできません。しかし、議論を戦わせながら結論を出すということはAIにはできません。人間にしかできないことなのです。そこから、これからの子どもたちが今、受けておかなければならない教育が見えてくるのではないでしょうか。どれだけの知識を得たかではなく、創造力や批判力を必要とするディスカッションや協働的なグループワークを通じて、自分一人が見出した結論よりもより高い結論にたどりつく教育が必要なのだと思います。そして、それがアサンプション国際小学校の教育目標です。

これまでは記憶力が高い子、指示されたことを指示された通りにこなす子が評価されてきました。ところが、アサンプションPBL(課題解決型)授業では、発想力や表現力などのいろいろな才能を認めてもらえます。一方的な授業ではなく、だれもが議論に参加することにより、人の話を聞ける、人を思いやることが出来る、そして、自分の意見を述べることが出来るという協働的な学びで問題を解決していくので、自分に自信が持てるようになるのです。PBL授業は自己肯定感を高めることが出来る授業ですね。PBL授業は、これまででしたら入社して初めて会議に出て意見を述べていたところを、学生の時から会議に出ているようなものなのです。まさにこれからの、21世紀に必要な教育であると思います。私は、分かち合いの心・平和思想に基づくアサンプション教育と21世紀型教育は同じであると考えています。」


以上です。武井明比古校長先生、ありがとうございました。


                     ASSUMPTION[小学校]LOGO-2色 (1)


Assumption Educationを活かした2つのコース
アサンプション グローバル・コース(A.G.C)
主体的に学ぶ教育で、他者と協力し課題を解決していく能動的学習能力を育てます。
・PBL(課題解決型)授業で主体的に学ぶ力を養成
・外国語教員(ネイティブ教員)と日本語教員の3名体制
・日本語検定・日本漢字能力検定を全員受験 毎年全員合格を目標
・読書タイム、数と計算のチャンレンジタイムで学力の定着

☆アサンプション イングリッシュ・コース(A.E.C)
主要教科を英語で授業するイマージョン教育を導入し、英語運用能力の飛躍的向上と国際社会で活躍できる人を育てます。
・英語以外の教科を英語で学ぶイマージョン教育を導入
算数・生活(理科)・音楽・図工・英語などの教科(全教科の50%以上)を「英語」で学びます。英語の環境に浸ることで、児童は無理なく英語の力を身につけていきます。
・週4時間の英語授業
週4時間「英語」の授業を行います。聞く・話す・読む・書くの4技能をバランスよく伸ばし、6年卒業時には、英検準2級合格を目指します。


「特徴を強調すれば、2コースになりますが、グローバル・コースにもイマージョン教育を取り入れていきますし、イングリッシュ・コースでもPBL(課題解決型)授業をどんどん導入しています。両方の特徴は混在しています。グローバル・コースは従来型をベースにした「21世紀型教育」、イングリッシュ・コースはその英語教育をもっと進化させたタイプと表現した方が良いかもしれません。いずれにしても、2つのコースのいい点を相互に導入していくので、段々と違いは薄れていくと思いますよ。どちらのコースをお選びになっても、ご満足していただけると思います。期待してください。」という武井明比古校長先生からのメッセージをお預かりして来ました。


静かな校舎の中をシスターや先生たちが歩き、すれ違う子たちに英語や日本語でご挨拶してくださるというだけで、世界に通じている感じがして、ワクワクドキドキします。


P6264609P6264612
                 イングリッシュコース1年生の算数の授業です。
アサンプション国際1アサンプション国際5
                  紫色のお洋服を着ていらっしゃる方がセシル先生です。

「学校案内」に紹介されていました「アサンプション・イングリッシュ・コース」の先生にお会いしたいと思っていました。それは、写真だけでもパワーを感じたからです。実際にお会いしてみますと、写真以上にパワーのある先生でした。パワーだけでなくこどもたちを飽きさせない工夫が随所にありました。先生の名前はセシル先生で、フィリピンにあるアサンプション系列校から来ていただいたそうです。主要教科を英語で学ぶって、一体どんな授業なのだろうとわくわくしていました。「さんすう」の授業を拝見したのですが、私にはあの文章題が読めません。難しいです。それを、子どもたちは見事な発音で読み、問題を解いていました。お聞きしますと、全員が初めから読めたわけではないそうです。でも、イマージョン教育って、こういうことが起きるのでしょうね。入学して、わずか3か月ですが、全員が理解していました。素晴らしい。


P6264618
                               聖堂
               


最後に、「小学校だより2017.6.20」にある武井明比古校長先生からのメッセージをご紹介します。

自己満足度
「自己満足」と言うと「自信過剰」とか「高慢」とかにつながりかねませんが、「度」をつけて「自己満足度」と言うと全くイメージが変わって来ます。「自己満足度を向上させる」・・・これは「21世紀型教育」が一番に目指す方向感です。自己満足度が高いか=自分に自信を持っているか・・・高校生へのアンケートの結果、欧米では70%が「持っている」と答えたのに、日本では30%台だそうです(日本人特有の謙虚さも影響か?)従来の授業では知識吸収型が中心で、記憶力のいい子供だけが授業や成績に自信を持ち、世の中もそれで人間の評価をしてきました。これから20年後、30年後の激変の時代では知識吸収型で「教えられた通りにする」だけではみんなAI(人工知能)に取って代わられてしまいます。「21世紀型教育」で強調する「対話型・課題解決型授業」と言うのは、そういう時代に人間がどう存在感を発揮していくか(どう議論して出してゆくか)、そのための教育を小学校から始めていこうというものです。そして、課題解決のためにはグローバルな発想・コミュニケーションが不可欠なので英語は当たり前に使えるようにしよう、ICTも駆使してゆこう!これが3本柱の所以です。「自己満足度向上=自己肯定力を高める」という事が「21世紀型教育」の最大の眼目なのです。」


              これまでのレポートはこちらをご覧ください。



          子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。
                k-kidsbanner                                                                    kei55
      ランキングに参加しています。応援お願いします
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ  


京都市 一燈園小・中・高等学校学園長 相大二郎先生インタビューレポート


2017年 5月8日


桜の季節になりました。京都市山科区にあります「一燈園・燈影学園 一燈園小・中・高等学校」を訪ね、相 大二郎(あい だいじろう)学園長先生にお話を伺って参りましたので、ご報告します。


                        IMG_1552
                 “根本のことを自然な方法で教える”学校法人燈影学園
                一燈園小学校のホームページはこちらをご覧ください。

                                             P4204376                       
                      相 大二郎学園長先生

大二郎先生にお話はたくさん伺ったのですが、まずは頂戴いたしました著書から大二郎先生のメッセージを紹介したいと思います。

「一燈園は明治三十七年(1904年)に西田天香さんによって創められた生活である。「一燈園とは何か」と言う質問に対して、天香さんは常に「一燈園は宗教ではない、生活そのものである」と説明されていた。またその生活については「自然に適った生活である」と説明された。この「自然に適った生活」と言う言葉に対して私は幼い頃から大きな疑問と、そしてより大きな魅力を感じていた。この言葉はさらに次のように丁寧に説明される。「自然に適った生活をすれば人は何ものをも所有しなくとも許されて生かされる」 いよいよ疑問と魅力は大きくなってくる。そして宗教ではないといいきるこの「一燈園生活」の中に一般の宗教団体にはない、より深い宗教的な空気が漂っていることを感じていた。」
        日本一小さな私立学校長のメッセージ「命って何」PHP研究所刊から

「天香さんは「一燈園の学校は宣伝するな、光っておれ」という遺言を残している。これもヒントです。学校が光るという意味が、よくわからない。廊下が光っているくらいで光っている学校とはいえないし、国公立に二桁三桁進学した実績が光っているわけでもない。毎晩、布団に入るたびに光っている学校とはどういうことかと自分に問いかけることが、かろうじて少しでも光を失わないでいるせめてもの取り組みではないかと考えた。じつはこれも答えがないんですね。それだけ教育は深いものだと思います。」
「卒業生はあちこちで変わった雰囲気や考え方を持っていると見られているようですが、それが正しいかどうかは誰にも簡単に判断できないでしょう。卒業生自身が充実感・満足感・達成感をもっているかどうかが大切だと思っています。」
       新学社刊 「明日への叡智 いのちの対話」村上和雄著 対話4「自然にかなう教育」から 


                                      P4204369
                    小学校授業風景 

                 P4204383
                                          全学年合同のリトミックの授業 かなり本格的でした。


相 大二郎学園長先生は、
「人間は教えられて成長することもありますが、本当に大事なものは教えられるのではなく伝わるものだと思います。知識と技術は教えられます。何故なら、答えがあるものだから。でも、命は気づくものであって、教えるものではありません。そして、気づくチャンスを与えるのが大人の役目だと思います。今の教育は教えすぎているのではないかと思いますね。教えることのできないものまで教え込もうとしているように思います。しかし、答えがないということは無数にあるということです。百人おれば百通りあるのです。それでよいのではないでしょうか。倫理道徳は実践しなければ、生活にたどり着かなければ意味がないと思います。」
と、お話してくださいました。


                                                P4204378
                                                       全校生で昼食をいただきます。
                                      お箸とご飯茶碗とお椀は食堂に置いてありました。

P4204386
出来立ての昼食です。私もいただきましたが、とても美味しかったです。
食べ物を残す子はいませんし、食後は各人が洗って、元通りに布巾に包んでしまいます。



一燈園小学校 「学校説明会」のご案内
第1回 平成29年 7月1日(土)10時~12時
第2回 平成29年 9月16日(土)10時~12時


これまでのレポートはこちらをご覧ください。



   子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。

k-kidsbanner

kei55

      ランキングに参加しています。応援お願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ  

箕面自由学園小学校レポート(3)阿部秀高校長先生インタビュー紹介

 
 2017年 4月23日

大阪府豊中市にあります「箕面自由学園小学校」レポートの第3弾です。
今回は、阿部秀高校長先生のお話を書きます。

                  P5282155
                         阿部秀高校長先生

        箕面自由学園小学校のホームぺージはこちらをご覧ください。


「校長になってから、さまざまな取り組みを導入しました。その中の一つは「学びの貯金ノート」です。これは、その日に学んだことの中で一番自分のためになったことを終礼時に5分~10分ノートに書き残していくものです。ねらいは、書くことの日常化です。日常化することで、思考力・表現力が着実に身に付くと考えるからです。
つい先日のことですが、私が担任として最後に関わった6年生が今年大学受験で、その一人の保護者から電話があり、後期の小論文入試で京都大学法学部に合格したらしいです。小学校の時に小論の書き方を学び、今日お話しした本校でも始める毎日の条件作文が活きたと本人が言っているという嬉しい話でした。箕自の子どもたちにもそのような効果が現れることを願ってがんばっていきたいと思っています。
私は、小学校はプロセスだと考えています。小学校は結果を求められる学び舎ではないと思います。でも、将来にわたって活き続ける学びの姿勢と言うものは小学校時代に身に着けてほしいです。そういう気持ちで、難関中学受験を希望する児童のために学内進学塾」を導入することにしました。まだまだ幼い小学生ですから、自立する、自主的に学ぶことは難しいと思いますが、自分のペースで学べる時間の一つになるのではないかと考えています。」

以上です。阿部秀高校長先生、ありがとうございました。


        これまでの阿部秀高校長先生インタビューレポートはこちらです。




箕面自由学園小学校レポート(1)で、けいkids+卒業生で6年生女児の変わったおやつのことを紹介しました。その時に、「今はどんなものが好きなのかなぁ。気になります。」と書いたのですが、お母様からお返事を頂戴いたしました。
「今もおやつの趣味はシブくて、目の前に飴やチョコがあっても、干し芋、干し柿、最近はプロテインのクラッカーを好み、遠足には昆布や干し梅を持っていってますよ。よく食べるのに太りません。体型にも影響してますね。」とありました。

遠足に昆布に梅干しですか・・・。体型ねぇ・・・。
よし!私も明日からおやつは昆布、梅干しや小魚にします。


              子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。

k-kidsbanner

kei55

      ランキングに参加しています。応援お願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ  

              

「箕面自由学園小学校」阿部秀高校長先生インタビューレポート


 2016年 10月25日


2017年度A日程入学試験を9月17日(土)に終えたばかりの「箕面自由学園小学校」に伺い、阿部秀高校長先生にインタビューしてまいりましたので、ご報告いたします。


P4020362
箕面自由学園小学校 正面

阿部秀高校長先生とお話しするのは2度目ですが、いつもとても楽しくてあっという間に時間が過ぎていきます。いろいろとお話を伺いましたが、今日は「小学校らしい小学校を創る」、「少人数だからこそ自立させる」という2点についての阿部秀高校長先生の話を報告します。


小学校らしい小学校を創る。
「小学校らしい小学校とは、児童が生き生きと学んでいる学校ですね。させられているのではなくて、自らがすすんで学ぶ楽しい学校だと思います。意見を交換することは当たり前であり、意見を言わないお友達に「あなたはどう思ってるの?」と声掛けできる温かい学校。みんなが主人公になる場所があり、全員に陽の当たる場所・活きる場所がある学校を創りたいと考えています。これまでの本校の規律(マナー)を踏襲しつつ、自分らしさを発揮できる学校でありたいです。そして、子どもたち一人ひとりがやりたいことに挑戦できる学校でもありたいですね。」

少人数だからこそ自立させます。
「少人数イコールきめ細かく面倒を見ることではありません。細やかすぎは「指示待ち」に陥ってしまいます。本校がめざす少人数指導では、手厚く面倒を見るということは当然として、少人数の中でまずは、一人ひとり自由に挑戦させます。そうでなければ、自ら考えることが出来る子に育ちませんから。時には、失敗することもあるでしょう。それを教師が的確に把握し、適切なフォローをする。それができるための少人数体制なのです。この繰り返しによって、子どもたち一人ひとりの自立につながっていきます。」


PA113890
英語教室での英語の授業 

PA113902
6年生 阿部校長先生の国語の授業

k-kidsbanner

kei55

      ランキングに参加しています。応援お願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ  



洛南高等学校附属小学校 余根田聡 副校長先生インタビュー紹介


 2016年 7月22日


洛南高等学校、洛南高等学校附属中学校で社会科を長く教えてこられ、また中・高の入試全般を任されておられた余根田聡先生が、この春、洛南高等学校附属小学校の副校長先生に着任されました。中・高の生徒とは違った幼い子達の行動、学びの姿勢等、余根田先生の新鮮な目にはどう写っていらっしゃるのか、また、総合学園としての「洛南学園」の目指すものを伺ってまいりましたので、報告いたします。



P7083730
余根田副校長先生


まずは、余根田先生の今のお気持ちを話していただきました。
「中・高で渉外担当だった関係で、開校準備チームには参加していましたが、サポートスタッフのつもりでおりましたので、副校長に任命された時は驚きました。でも、新しいことに挑戦することは好きなので、ワクワクして着任しました。児童たちと接する喜びは、小学生であろうと中・高生であろうと同じですが、初めて体験することも多く、しんどいこともありますが充実した日々を送っています。まだ孫はいませんが、児童たちは孫のようなもので、この歳になってわかることもあり、毎日楽しませてもらっています。小学生は中・高生よりも学校での居場所を確保する必要を感じています。ですから、いろいろな行事を用意しています。その体験の中で自分の活躍の場面を発見してもらいたいと思っています。」


DSC01785
洛南小学校 1階


現在、「けいkids+」には「洛南高等学校附属洛南小学校」の生徒が3年生、2年生、1年生に1人ずつ、合計3名が在籍しています。3人を指導していますと、洛南さんが目指す教育が見えてきます。開校してから3年目、編入した最高学年が5年生なので、まだまだ模索中ではあると思いますが、それでも、洛南さんが児童に最高のものに触れさせたいと思っておられることが分かります。それは、学習面だけではありません。生活面においても、駄目なものは駄目という徹底した指導をしておられます。その根底には、仏の教えに基づいた教え「自己を尊重せよ」「真理を探求せよ」「社会に献身せよ」の心がしっかりと見えます。


以下が、余根田副校長先生への質問と回答です。

①受験生、在校生ともに、いま一番気にかかっているのは、全員が中学に進学できるのかという点だと思いますが、この点について教えてください。

「洛南学園は総合学園です。12年の一貫教育を通して洛南学園が目指す「人間像」、「学びのあり方」を児童に身につけさせたいので、当然、希望者は全員洛南中学校へ進学させますよ。そして、小学校、中学校は一つのコースですが、高校ではいろいろなコースがあります。それぞれが自分らしい生き方ができるコースを選択することも可能です。」

と、お返事をいただきました。どうぞ、みなさん、ご安心ください。


②けいkids+生の話によると、4年生で6年生までの学習を終える予定だそうですが、5年生からは何をするのですか?洛南附属中学校の数学の先生に算数を習ったと話すけいkids+生徒もいるのですが、それは中学校学習内容に入るということですか?

「中学内容の「先取り」はしません。洛南附属中学校の数学の先生が今年度から教えに来ておられるのは確かです。その先生はこれまでに中学入試を担当していただいていた先生で、現在、小学校で指導している教育内容をチェックしていただき、中・高へのスムーズな移行を図るために小学校の教員と協力しながら授業をしていただいています。4年生までに、いったん6年生内容を終えるというのは、先を見越してざっと触れておこうとするものです。学年を超えた指導内容をすべて定着させようとは思っていません。だた、自主的な学びの姿勢や、学びのアンテナの立て方に気づいてほしいと思ってそうしています。4年生までに6年生内容を終えたからこそ、高学年で同じことを教えてもしっかり捉えることができるし、学びのおもしろさを感じるようになると思うのです。5年生から6年生ですることはたくさんあります。中・高の学習内容をちょっと見せることもあると思いますが、それは刺激であって、決して「先取り」ではありません。12年間の一貫教育だからこそ楽しみながら進めています。」

」と、お返事をいただきました。

③最近、「総合学園である洛南小学校」という言葉をよくお聞きするのですが、「総合学園」というのはどういうことでしょうか?

「本校は、洛南高等学校の附属の小学校であり、総合学園である「洛南学園」の小学校です。附属の中学校から高等学校に進み、難関国公立大学への進学を希望する子もいますし、リオ五輪に出場する桐生君のようにスポーツに没頭する子もいます。中・高の6年間は人それぞれの歩み方があります。それで良いのです。総合校というのは、それぞれが各自の場所で最高のものを目指す努力をし、各自が努力しているからこそ、その努力をしている者に気づき、理解し、認め合い、共有するものを持つことができる学校だと思います。洛南高等学校は、難関国公立大学に対して確かに素晴らしい進学率を出していますが、決してそれ一色だけの学校ではありません。」




01
元気いっぱいの子ども達 (洛南小学校提供)



最後に、受験生と保護者に対してメッセージをいただきましたので、ご紹介いたします。

「本校では、受験生が試験を受けている間に、保護者に作文を書いていただいているのですが、これはお子さんと一緒に入試に取り組んでほしいという気持ちで行っているもので、この作文の出来で、不合格にすることはありませんので安心してください。本校をまっすぐに見ていただく第一歩と思っていますので、よろしくお願いいたします。こんな子に来てほしいというようなポイントは考えていませんが、本校を気に入っているお子さんが入りやすいと思います。」





05
2階は普通教室(1~6年生) 下は自習コーナーです。
(洛南高附属小学校提供)



洛南さんの教育内容が良くわかるものを紹介します。
各教科の概要・目標 (「小学校学校案内」から)
制度上、教科という枠組みをとりますが、洛南では、それらを総合的に学ぶことによって知恵が芽生えると考えています。宗教という「心」を土台にして、真理を探求すべく教科横断的に「学」ぶことを良しとし、また、それらの活動を支え、自己を社会へと表現・展開させる「身」を鍛えます。もちろん、各教科の授業内容は、多くの難関大学への進学の夢を支えてきた洛南中高の教員が、経験的に築きあげてきた方法論に裏打ちされています。効率よく、また、敢えて効率悪く、洛南が子どもたちに伝えたいことを伝えていきたいと考えています。

考える時間、わかった瞬間、学習の確かな手ごたえを感じる。(洛南高等学校学校HPから)
洛南では知識を詰め込むのではなく、思考のプロセスを重視して、各先生が「考える力」を養う授業に熱心に取り組んでいます。ですから、皆さんの中の「な ぜ?」が不完全燃焼することはなく、常に創造的に学習に向かうことができるでしょう。大いに悩み、真剣に考え、そして答えが得られた時の充実感。学習する ことの楽しさや喜びを知ることで、皆さんは知識を広げ知恵を磨くことの本当の素晴らしさ習得するでしょう。



小学校の学校案内の中に小学校教職員方の写真があるのですが、それだけでなく、「全力で、すべてを児童の未来のために。洛南の教師陣」という文言とともに中高教職員方の写真も紹介されています。そんなところにも洛南さんが総合学園として、子どもたちを見守っていきたいと考えている気持ちが現れていると思いました。


以上です。書ききれないことがたくさんあります。何がご質問がありましたら、ご連絡ください。兼田





子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。

k-kidsbanner

kei55

      ランキングに参加しています。応援お願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ  

関西大学初等部  田中達也新校長先生インタビューレポート


 2015年 6月17日


この4月に、関西大学初等部の校長先生に着任なさった田中達也先生にインタビューして参りましたので、ご報告いたします。





P6113209
田中達也 校長先生

田中達也校長先生は、学校開設準備室に1年間、その後、教頭先生として5年間を経て、6年目(通算では7年目)に当たる今春4月に校長先生に着任なさいました。田中達也先生は、学校開設準備室に入る前は吹田市の公立小学校の教員をしていらしたそうです。その後、吹田市教育委員会に入り、さらに、大阪府の教育委員会にも入られました。その後、関大初等部(ミューズキャンパス)の設立に関わることになったとお伺いしました。


line001


現在、文部科学省はこれからの教育に関して、「思考力」や「アクティブラーニング」等を強調しています。これは、「考え方を考える」ミューズ学習を柱とする初等部の思考力育成の取り組みにとって最大の追い風になると考えています。とはいえ、これまでの初等部の教育はまだまだ完成しているとは思っていません。課題はたくさんあることを自覚しながら、これからも、思考力育成の取り組みを充実させていきたいと考えています。


今年度最上級生となる子どもたちは、初等部で6年間を過ごす初めての6年生となります。この頃は、学びの面だけでなく、学校生活全般にわたって最高学年としての自覚が生まれてきており、低学年の子どもたちにやさしく声をかけたり指導したりする場面も見られ、少しずつ初等部の伝統が培われて来たのではないかと思います。先日の運動会も子どもたちによりスムーズな流れで運営され、保護者からも「伝統ができつつありますね。」と、嬉しいお言葉を頂いたのですよ。


昨年度の考査(ペーパーテスト)は例年通り、「国語的領域」、「算数・理科的な思考領域」、「一般的領域(一般常識)」の3領域から出題しました。今年度のペーパーテストも、傾向としてはこれまでと変わらない形を考えており、時間も45分です。「面接」に関しても、予定時間の15分は変わりません。保護者に約5分、志願者に約10分を予定しています。これまでのパターンと全く同様です。


大きく変わるのは、「行動観察」です。今年度は、入学試験の日程を早めて、9月25日(金)に実施することになりました。午前中で完了する予定なので、お弁当の必要はありません。やはり2日間の拘束は幼児さんと保護者の方にとっては負担が大きいと思いますので、1日で完了するように変更したしました。一日で、考査(ペーパーテスト)と行動観察を行おうとすると、昨年度の出願数を参考に考えた場合、受験者を半分に分けて、考査(ペーパーテスト)組と行動観察組にし、初等部の教室及びオープンスペースで行うこととしました。そのため、行動観察の内容も、「集団活動的(集団遊び)」なものが中心になります。子どもたちが、日常の生活の中で経験している活動から題材を選び、楽しく取り組めるようなものを考えています。


受験希望者と保護者の方へのメッセージをお願い致しました。

初等部では、低学年の内はまず人の話を聞くことを学び、その後、学年が進につれては単に学習のためだけでなく、社会生活を営むために役立つ「思考力」を身につけることを目的としています。ですから、受験勉強においても、そのことを忘れないで欲しいのです。考査(ペーパーテスト)がありますので、ある程度の準備は必要だと思いますが、ひらがなも数字も英語もいりません。そういった知識の注入に重きを置くのではなく、「読み聞かせ」をたっぷりして、本に親しむ機会をしっかり取って欲しいと思います。そして、知的好奇心を持てるお子さんに育ててほしいですね。考査(ペーパーテスト)の演習結果だけを求めて、知的好奇心をつぶすことのないようにお子様に接してほしいと思います。もう一つ、人の話が聞ける子にしてほしいですね。人の話を聞く姿勢は全ての学習の基本です。初等部で学ぶ子どもたちにも、人の話を聞くことの大切さについては日々指導しています。ミューズ学習で思考スキルを習得・活用する際にも、基本は友達や先生の話をきちんと受け止めることです。やはり、話をしっかり聞く、素直に受け止める子が学力を伸ばしているように思います。


line001


田中達也校長先生、ありがとうございました。




最後に、学校案内にあります田中達也校長先生のメッセージの一部をご紹介します。
「本校では、開校以来、思考力育成を教育の柱とし、「考え方を考える」ミューズ学習をはじめとして、各教科等においても子どもたちが自ら課題を設定し、自分なりの考えからを見いだし互いの意見を交流しながら問題解決にあたる取り組みを進めてきました。まだまだ道半ばではありますが、今年度も、全教員が子ども一人ひとりの学びについてしっかりと把握し、きめ細かな指導を進めて行きたいと考えております。」



これまでに、けいkids+ブログでご紹介した関西大学初等部レポートはこちらです。



私立小学校校長先生インタビューシリーズはこちらをご覧ください。



子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。

k-kidsbanner

kei55

      ランキングに参加しています。応援お願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ  

立命館小学校 新校長代理 長谷川昭副校長先生インタビューレポート


 2015年 6月2日


京都市北区にあります「立命館小学校」では、この春から、5年間校長先生を務めておられた浮田恭子先生にかわり、小学校開校当初から教務面を担当されていた長谷川 昭先生が校長代理(副校長)として、立命館小学校を導くことになりました。長谷川 昭先生が、人気の立命館小学校をどの高みに導こうとお考えなのかを伺って参りましたので、ご報告します。



目指す学校像は、「国際性」「人間性」「創造性」
豊かな人格形成教育

ritumeikan




P5253166
長谷川 昭 校長代理(副校長)



「5月24日に本校で開かれました「学校説明会」には、昨年度よりも多い700名を超える方々にお集まりいただきまして、皆様の立命館小学校に寄せる期待を再確認したところです。

本校はこの4月から立命館中学校・高等学校の校長でありました成山治彦が小学校校長を兼務することになりました。これは、12年一貫教育を推進するためのものです。しかし、小学校に常駐することはできませんので、私が副校長と校長代理を兼任することになりました。

立命館小学校はこれまでと同様に、4つの柱を中心にして大切に子どもたちを育みながら、今は、ICT教育への挑戦と国際交流を通して真の意味での国際人を育てることに力を注いでいます。これからの時代を生きる子どもたちのために、タブレットPCなどのデジタル機器を積極的に活用した先進的な取り組みに挑戦していますし、自立と国際人としての素養を育成する開学交流プログラムやボーディング(寄宿)プログラムなどの、さまざまな国際交流の機会を多く用意しています。現在の所、イギリスのオックスフォード大学、中国の北京大学附属小学校、アメリカ合衆国・カリフォルニア州のポリテクニックスクール、シンガポールのルーラン小学校、オーストラリア・クイーンズランド州のトゥーンバプレップスクールに交流プログラムを用意しています。今は、卒業までに1学年120人中で80人ほどの希望者のみがこのプログラムを利用していますが、私は全児童が一度は留学できるように、国際交流の場を広げるつもりです。

3年前から、オーストラリア・クイーンズランド州のトゥーンバプレップスクールに2か月間留学生として学ぶ「ターム留学」を行っていますが、このターム留学を経験した児童は、語学力がアップしたことはもちろんですが、「英語で話したい心」が育ったように思います。語学力だけでなく、性格まで変わって帰って来た子もいましたよ。大きい声が出るようになりましたし、表情が豊かになりました。こういう素晴らしい経験を全ての児童にしてほしいと思っているのです。

4つの柱の一つである、「確かな学力を」ですが、基礎基本の学力を身につけると言うだけでなく、目に見える結果が出るようなするつもりです。12年の一貫教育ですから、ゆっくり成長していくことができます。失敗も成功も経験しながら、どこかの自分の場所を見つけて、自信を持ってほしいと考えています。自己肯定感を持ってほしいのです。そうして、壁を乗り越える力を持つ子を育みたいですね。

(受験生の保護者の皆様へのメッセージをお願い致しました。)
立命館小学校の教育方針に賛同していただける方、また、ご家庭の教育方針と合致する方に是非、受験していただきたいと思っています。そして、何より受験者本人に立命館小学校へ行きたいという強い気持ちを持たせて欲しいのです。それが、入学後のエネルギーになりますから。そうして、その強い気持ちを持たせるためには、体験教室や学校公開イベントに何度でもご参加ください。

立命館小学校は、未来を生きる子どもたちにために、今できる最高の教育を目指しています。」




P5253178
1年生の音楽の授業が始まるところです。
みんな、真剣な顔で音楽の先生の諸注意を聞いていました。



     立命館小学校 つの柱とつのキーワード
・確かな学力を育てる教育。  ①基礎学力形成 ②サイエンスを重視したものづくり体験学習
・真の国際人を育てる教育。  ①国際交流・異文化理解 ②英語コミュニケーション能力の育成
・豊かな感性を育む教育。   ①芸術教育 ②感性の触発 
・高い倫理観と自立心を養う教育。  ①高い倫理観 ②身体発達とスポーツ


入試情報の詳細はこちらをご覧ください。




P5253177
ロボット部の活躍は素晴らしいですね。
毎年、国際大会に出場して、輝かしい結果を出しています。

学校HPニュースに詳しく紹介されています。ご覧ください。



P5253183
「辞書引き」は健在です。


学校パンフレットにあります長谷川昭校長代理(副校長)先生のお言葉をご紹介します。(3ページから)
「総合学園立命館の初めての小学校として誕生した本校も、開校10年目を迎えることになりました。開校時よりこの学校の教育に関わらせていただいた私自身にとっても感慨深いものがあります。
 「十年一昔」という言葉があります。世の中の移り変わりが激しいという意味では、確かにこの10年は、小学校誕生、一貫教育の展開ということで、世に様々な新しい教育活動を創造し、常に先頭に立つ想いで子どもたちのために日々取り組んできました。
 10年を経ても立命館小学校が開校以来大切にしていることは「主体はこどもたち」です。4つの教育の柱の下、生きていくうえでの基礎基本の習得の徹底、海外語学研修、ICT機器を活用した個に対応した授業開発、小中高一貫カリキュラムの策定など、先端的なプログラムや教育手法への挑戦を今後も続けていく所存です。
 「十年一昔」には、一つの区切りで、それ以前は昔のことという見方もあるようですが、私たちはこれまでの10年を単なる過去のように思っておりません。この歩みをさらに発展させ、教職員が一丸となって初心を忘れず、皆様に感謝しつつ、新しいステージに向かっていく決意です。」






子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。

k-kidsbanner

kei55

      ランキングに参加しています。応援お願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ  



京都女子大学附属小学校 富村誠校長先生インタビュー(2)レポート


2015年 3月8日


校長先生になって初めての小学校入学試験を経験された富村誠先生に感想を伺って参りましたので、ご報告いたします。





P6262214
富村 誠 校長先生


line001



初めての入学試験「親子面接」の感想は一言でいうと、『全員に入学していただきたかった。』これに尽きます。心からそう思いました。学則定員が決まっていますので、不合格も出しましたが、不合格を子どもの力不足と捉えるのではなく、成長のきっかけの1つにしてほしいと思います。子どもたちはみんな、一生懸命に取り組んでいて可愛かったです。あっと言う間でした。

「面接テスト」は、総合的見地から判断いたしました。本校は受験生と親御さんお一人の親子面接ですが、子どもは演技ができませんから、日常の親子関係の有り様を見取ることができます。親御さんがいらっしゃるところでのお子さんの様子を見させていただいているだけですので、もちろん、親御さんの態度で合否の判断はいたしていません。

いくつかの質問のうち、答えに詰まってしまったお子さんもいらっしゃいました。でも、演技ができないお子さんです。あと一歩で答えられなかったのだと推察できた場合には、面接テストを区切りにした後に、もう一度同じ質問を繰り返させていただいたお子さんもいます。演技していないお子さんの、今は答えられるのに・・・という残念な気持ちに寄り添うために、2回目を聞くことはあってもよいと判断しましたので、お聞きしたわけです。

志願者は昨年度に比べて微増です。入学予定者は82名です。

今年度の入学試験の実施要項ですが、
昨年の「親子面接」は適性検査の午後にした組と翌日に行った組がありましたが、今年度は適性検査と親子面接をそれぞれ一日で完了できればと思っています。親子面接を適性検査の前に設定することになるかも知れません。現在、検討中です。

昨年の適性検査の難易度は一昨年のテストと同様です。今年度の難易度についても、現在、検討中です。

今年度に受験をお考えの保護者の皆さまへのメッセージとしては、今、お子さんがしたいと思っていることを親子で一緒にしていただきたいということです。そうすることにより、お子さんの考える力や意欲が高まり、それが入学後の学習への意欲に繋がるからです。「やらされている」のではなく、「お家の方と一緒にやった」、つまり、保護者が付き添って、寄り添って同行するといった心温かな交流体験が、学習への意欲に繋がると思います。


line001



富村誠校長先生、ありがとうございました。




子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。

k-kidsbanner

kei55

      ランキングに参加しています。応援お願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ  


奈良学園小学校 藤原和幸校長先生インタビューレポート


2015年 2月27日


2月6日に奈良県にあります「奈良学園小学校」を訪ね、藤原和幸校長先生にインタビューさせていただきましたので、報告いたします。



京都駅から近鉄電車の急行に乗って高の原駅で降り、タクシーで奈良学園まで行きました。京都駅から60分くらいで着きました。児童・生徒たちは、近鉄「学研奈良登美ヶ丘」駅からなら学校まで徒歩で8分、JR祝園駅(近鉄新祝園駅)・近鉄高の原・近鉄学園前駅からはスクールバスを利用して登下校しますので、京都・大阪・兵庫からも1時間前後で通学可能です。本町からなら30分で学校に着くそうですよ。児童の居住地状況は、奈良県が6割、大阪府が2割、京都府が2割だそうです。



P2062925

奈良学園登美ヶ丘
校訓・・・尚志 仁智 力行
建学の精神・・・「自ら生きて・活きる」


小学校の教育目標 ①和の精神を大切にする
②たくましく生きる力を育む
③科学的に物事を見る力を身につける


P2062932
C棟2階 サイエンスホール
明るい吹き抜けの空間には、多くの科学者たちの言葉を用いて
表現した「言万葉(ことのよろずは)の絵樹」が描かれています。


12年一貫教育システム
 PRIMARY【小学1・2・3・4年】・・・十分な達成感が持てる経験を通した自己肯定感の育成
MIDDLE【小学5・6・中学1・2年】・・・アイデンティティの確立を踏まえた社会性の向上
YOUTH【中学3年・高校1・2・3年】・・・将来の自己実現に向けた個性の伸長・能力の完成

4・4・4制の12年一貫教育システムなのですが、教室も4年ごとに校舎を移動し、制服も新しいものになって、4年間を実感できるようなる工夫があります。ですから、小学4年生であってもプライマリー最上級生として、通常であれば6年生がするような活動をします。自分たちが責任を持って自主的に動きますので、4年生であってもしっかり者になるそうです。


P2062941
P棟 教室

藤原和幸校長先生のお話
「うちの子たちはのびのびした子どもらしい子どもです。私は大阪府堺市で公立の教員になり、その後、教育委員会を経て本校に来ました。初めの1年間は教頭として、次の2年間は副校長として生徒と関わってきました。今年は校長として4年目になります。公立のお子さんも私学のお子さんも変わりませんね。子どもは子どもです。でも、本校の児童は、特に素直で明るくのびのびしたお子さんが多いように思います。それは、保護者の方々が学校を信じてくれているからですね。この家庭でのサポートと、そして教職員の努力のおかげだと思います。」


P2062981
e黒板を使ってネイティブによる英語の授業(e黒板は全ての教室に設置)

「今の、お母さま方はお一人で何もかもを背負っているのではないかと思います。子どものこと全てを自分の責任だと思い過ぎのように思いますよ。昔なら、地域の交流があり、同じ年代の子どもを持つ先輩お母さんからアドバイスをもらうこともあったでしょう。でも、残念ながら今はそういった地域のコミュニケーションが稀薄です。だから、今のお母さんは強い孤独感を持つのかもしれませんね。幼稚園、小学校で「まま友」ができるかもしれまん。でも、まま友はある意味では真実の友達とは言えないかもしれませんね。と言うのは、子どもを介しての関係だからです。自分とのかかわりの中で出来た友人ではないですからね。だから、ちょっとしたきっかけで上手くいかない時もあるでしょう。そうして、ますます孤独感を強めるのかもしれませんね。」


P2062951
P棟1階 音楽室

「本校を新設したコンセプトの一つが、意図的に異学年の交流を図るということです。「ドラえもん広場」を再現したいのです。世の中には同学年生だけの広場はあり得ません。社会は異年齢の集団なのです。 PRIMARY(小1~4)では4学年での縦割りグループを作り、清掃活動に取り組んだり、集団下校を行ったりしています。また、運動会では3歳の幼稚園生から高1年生までがスエーデンリレーをします。小さい子たちは高校生のお兄ちゃん、お姉ちゃんを見てすごいなぁと尊敬しますし、高校生たちは小さい子たちの面倒を見ます。こうして、相手を認め受け入れる性格を育んでから、勉強に入るのです。」


P2062942
P棟1階 図書室
C棟にもM・Yコース用のライブラリーがあり、蔵書は5万冊収蔵予定です。

P2062944
P棟1階 図書館の和室

「1つの面だけでなく多方面から物事を捉えることができる子になってほしいと思います。私は本校の生徒に、ここで幼馴染を作ってほしいと言っているんですよ。そして、「素直さ」と「誠実さ」をもつ子になろうと言っています。「素直さ」は人の話を聴くということです。「誠実さ」とはコツコツと努力することです。これらが学びの基礎だと考えます。これらが無ければ、賢い子にはなれないと思います。」


P2062962
M棟1階 作法室


「私たちの時代は貧しさに耐えることが多かったのですが、皆がそうでしたから我慢できました。そして、「目に見えるもの」を我慢していたので、今は我慢していてもそれに近づいていることも同時に見えていたので、我慢することができました。しかし、今のお子さんは複雑すぎて我慢することが難しいようです。与えられたものは粗末にします。でも自分で掴んだものは大事にします。そうであるなら、どうやって「掴ませるか」が、今の教育に求められているのではないかと思います。

例えば、徒競走で負けそうになると止まるお子さんがいます。勝負を放棄するんですね。この問題をどう解決するかが、今の学校に求められているのかなと思います。

私は、競争はやはり必要だと思います。競争ではありませんが、課題を達成することにより「自分はできる。頑張ったら結果が出た。」という経験を重ね、「自己肯定感」を育てることが大切だと思います。この時に、注意するべきことは、ひとり一人に適切な課題設定をするということだと思うのです。本校の先生方は生徒ひとり一人に適切な課題を設定することができる、生徒との距離が近い先生方です。」


 

P2062928
総合グラウンド
天然芝のサッカーグラウンド、野球グラウンドは2面、
テニスコート(6面)、タータントラックコースがあります。


受験生保護者へのメッセージをお願いします。
「慌てない。焦らない。諦めない。」これで、子育てをしてください。そして、本校はお預かりさせていただいた大切なお子さんたちを、「無駄なく、無理なく」で学力を伸ばしていきます。」


藤原和幸校長先生、ありがとうございました。


P2062978
Y棟 天体観測ドーム
150mm口径の屈折望遠鏡と200mm口径の反射望遠鏡があり、天体の学習に活用します。
また、望遠鏡はPC接続による自動追尾機能が備わっており、本格的な天体観測や撮影が行えます。





12年の一貫教育。今は珍しくはなくなりました。でも、ここまで本当に意味の一貫教育は珍しいと思いました。1つの敷地内で小学生、中学生、高校生が学び、校舎内ですれ違う。小学生にとってはとっても大きな存在に感じるであろう高校生に憧れ、大人に近い高校生が幼い子たちを見て思いやりの心を自然に育てる。これは一貫教育であろうと思います。そして、発達段階に添った、充実した教育がありました。

 PRIMARY【小学1・2・3・4年】では、学級担任制を基本としながら、一部の教科で専科制を取り入れ、MIDDLE【小学5・6・中学1・2年】では、全教科専任制を採用しています。MIDDLE【小5・6】からは年5回の定期考査を実施。計画的に学習をすすめる習慣を育成します。

 PRIMARY修了式があります。これはMIDDLEに向けての新たな旅立ちを意識させ、自立させるための工夫です。制服も変わります。修了式が内面的な自立なら、新制服は外側からの自立を促すための工夫でしょうか。

英語教育に関しても、 PRIMARY(小1~4)では、ネイティブ・イングリッシュ・ティーチャーと日本人教師がフォニックス学習(文字と読みをつなげる)、ユニット学習(基礎となる場面別会話)、ライティング学習(3線上に美しい文字を書く)を3本柱に学習を進めます。そして、MIDDLE【小5・6】では PRIMARYで学んだ3本柱を基に、フォニックス学習をさらに発展させ、基本的な英文法入門の学習を始めます。国際理解の時間では、英語を話す国々の文化的・歴史的背景にも触れていくそうです。MIDDLE【中1・2】では、EC(English Communication)の授業を利用して、英語の易しい物語文の暗唱に取り組みます。そして、反復練習により、基礎基本をしっかりと自分のものにすることを目指し、中2(M4)までに、通常中学校で学習する基本語彙と文法を定着させます。YOUTH【中学3年・高校1・2・3年】では、高1(Y2)時に次年度のオーストラリア語学研修の準備として2泊3日英語漬けの研修「イングリッシュキャンプ」があります。そして、高2(Y3)時には、全員参加の「オーストラリア語学研修」があります。これらの経験を通して、生徒たちは「使える」英語を実感します。高2(Y3)の後半から高3(Y4)にかけては、学んできた知識を集大成し、さらに進んだ知の世界に触れるとともに、将来の進路希望実現に向け、徹底的に演習を行うそうです。この途切れることがなく、着実に積み上げていく英語教育ができるのも、本当の意味での12年一貫教育が奈良学園にあるからだと思います。




子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。

k-kidsbanner

kei55

      ランキングに参加しています。応援お願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ  
合格実績
私立小学校合格実績 (2024.9.13現在)
2025年度受験生 4名 

ノートルダム学院小学校 1名
立命館小学校      1名
京都女子大学附属小学校 2名




2024年度生 私立中学校合格実績(2024.1.17現在)
受験生 女子3名

京都女子中学校 3名
立命館守山中学校 1名
立命館中学校   1名


2023年度生 私立中学校合格実績(2023.1.18現在)
受験生4名 (男子2名 女子2名)

洛星中学校 男子1名
高槻中学校 女子1名
京都女子中学校 女子1名
東山中学校 男子2名
立命館中学校 女子1名
帝塚山学院中学校 女子1名
ランキング
ランキングに参加しています。 にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ  にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ
無料体験レッスン
けいkids+では『無料体験レッスン』を受付しております。
どのようなレッスンを行っているのか、お気軽にお問合せください。
ご連絡お待ちしております。

無料体験レッスンのご案内はこちらです。
大学や中学校・高等学校に関する教育ニュースを紹介しています。関西
最新記事
カテゴリ別アーカイブ
おすすめ関西サイト
幼稚園受験100

kanasai-in2

kanasai-setu2
  
2013年1月29日更新
問題集のご案内

中研問題集
tyuuken

面接質問集(返答下書きシートつき)
mensetutop

低価格 ダウンロード問題集
keiretu-toptop
小学校受験問題集アンケート
幼稚園探し

幼稚園受験160

幼稚園受験160

関西幼稚園受験160

QRコード
QRコード