2025年 6月2日
京都府向日市にあります「洛南高等学校附属小学校」で、2025年 5月24日(土)実施「幼稚園・保育園・認定こども園・塾対象入試説明会」に参加しましたので、報告します。
当日の写真
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参加者は約40名でした。
「入試説明会」の流れは、例年通りでした。
以下、入学希望者にとって、押さえておくべき点を紹介します。
1 「はやさ(早さ・速さ)」に重きを置きすぎない。
2「附小入学(合格)」をゴールとしない
3 貴重で限られたリソースを
4「学び」を捉えなおす
詳細は以下に。
1 「はやさ(早さ・速さ)」に重きを置きすぎない。
★新1年生保護者登校日での質問
★▶質問①お子さんが初めて話されたのは、何歳何か月のころですか?
「早さ」をお聞きするための質問ではなく、誰と話したか、何を話したか、誰のために、何のために話し出したのをお聞きしたい。
★▶質問②お子さんが初めて歩かれたのは、何歳何か月のころですか?
これも、「発達の速さ」をお聞きする質問ではなく、何処へ歩いていくのか、誰と歩くのか、誰のために、何のために歩きだしたのかをお聞きしています。これも、「早さ・速さ」に重きを置くのではなく、何のために歩きだしたのかを大切にしているからです。
それは、「目先のテストの数字(結果)に重きを置かない家庭、他と比べた進度に重きを置かないご家庭、いわゆる学習のみに重きを置かないご家庭⇒あせることなく、温かくお子さんを見守り、じっくりと共に成長しようとされているご家庭のお子さんに入学していただきたいと考えているからです。
2 「附小入学(合格)」をゴールとしない
★あとは、学校に全てお任せ?
★高校卒業まで、手放しで安心?
3 貴重で限られたリソースを
★非日常 or 日常
★等しく与えられる24時間・365日
★“人”の成長の土台となることに
4 「学び」を捉えなおす
★計算技能は修得している。
しかし・・・
★思考(⇔技能)
発達段階を考慮した 外化(スキルを身につけたりすることよりも、外へ発信していくこと)
視覚化(見える化)(よりよくわかる形の教育活動が必要ではないか)
言語化(言語化する)
本校の教育活動の重点
附属小学校のめざす子ども像
心理的安全性の確・・「させる」から「ささえる」・対話でつながる

②自分の可能性を信じ、自己の存在、良さを大切にする
③自分の弱さや苦手なことを受け止め、前向きに生きる

②多角的に広め、探究的に深く、常に学びを進める
③自分と他者の違いを認め、できることを増やす

②家庭・学校・社会の一員として一員として慈しみの心で、日々貢献する。
③互いの良さを活かし、相補の関係を築こうとする
本校は、「人づくり」 「学びの土台」「知見の活用」を教育の目的とするご家庭のお子さんの入学を願っています。同時に、文科省が提唱する「自走する学習者」を目指しています。
(兼田メモ)
文科省HPで、「自走する学習者」を検索してみました。宜しければ、参考にしてください。
20210428-mxt_kyoiku01-00014639_10.pdf
洛南教育のキーワード
生活 即 学習
学習 即 生活
人間性に裏打ちされた確かな学力
以上です。
令和8年度 洛南高等学校附属小学校 児童募集要項はこちらにリンクしています。
「令和8年度 児童募集要項」
出願期間 2025年 7月10日(木)~18日(金)
親子面接 2025年 8月19日(火)~21日、 23日(土)~27日(木)
志願者試験 2025年9月13日(土)集合時間:9:15
選考方法
家庭教育=親子面接・保護者作文
認知能力=個別①(ペーパー)
社会情動的スキル=行動観察(倍の時間にしました→)個別②+集団