2013年 5月11日

大阪府箕面市にあります「聖母被昇天学院幼稚園」を訪ねて、西尾千鶴代園長先生にお会いして参りました。


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西尾千鶴代 園長先生です。

西尾千鶴代園長先生は、「聖母被昇天学院小学校」のクラス担任教諭として21年間勤めて来られた後、今年、坂本清美先生に代わって再び校長先生を務めることになった森川マリ子校長先生のもとで、教頭先生として5年間を過ごされました。その後、系列幼稚園である「聖母被昇天学院幼稚園」の園長先生に着任されて、今年で7年目です。園長先生として着任されて、まず驚いたことは「男の子がいる!!」だったそうです。そうかもしれませんね。26年間、女子だけの小学校にいらっしゃったのですから、男の子が教室にいることが新鮮で不思議な感じだったでしょうね。


西尾千鶴代園長先生からお預かりしたメッセージをご紹介いたします。

創立者である 聖マリ・ウージェニーの残された言葉に、
【花が一つ一つ違うように、子ども達も、一人ひとり違った個性を持っています。 与えられた個性を十分に自由に開花させなさい。】という言葉があります。
「世界に一つだけの花」が流行した時、「そうさ 僕らは 世界で一つだけの花 一人一人違う種を持つ その花を咲かせることだけに 一生懸命になればいい」 その歌詞が、創立者の言葉と重なりました、まさしく、「ナンバーワンではなく、オンリーワン」の存在、この考え方が被昇天の根底に流れていると思います。

4月、小学校では、やはり「さくら」ですよね。子ども達が卒園式に歌ってくれた「さよならぼくたちの幼稚園」の中にも、「さよなら ぼくたちのようちえん ぼくたちの遊んだにわ 桜の花びら ふるころは ランドセルの一年生」という歌詞があります。でも、7年前に幼稚園に来た時に、「幼稚園と言ったら『ちゅうりっぷ』なんですよ。」と、幼稚園の先生方から聞きました。「どの花みても きれいだな」という歌詞について作詞した近藤宮子さんという方が「なにごとにも良いところがあるものです。とくに、弱いものには目をくばりたい。」という思いを込めて作られたとか?「みんなの良いところを見つめあおう。」という作者の気持ちを、この「チューリップ」の歌詞の意味を通して知り、また、創立者の言葉に立ち返る大切さを感じたわけです。並んだ赤・白・黄色のチューリップは、歌の歌詞の通り、どの花見ても、きれいです。そのまっすぐな姿は、すくすくのびやかに成長している子どもたちの姿と重なります。花は、自らの美しさを誇ることなく、与えられた場所で、備えられた色・香りで咲きます。そして、花が咲き終わると、恵みを受けて、豊かに実や種を実らせます。
創立者が、子どもたちを「花」と重ね合わせているのは、とても意味深い事だと思います。そして、一人一人に蒔かれた種が、良い環境を与えられ、その時々に必要な援助がなされるのなら、必ず、それぞれの花を咲かせ、やがて実りの時が来るはずです。

子どもたちは、幼稚園で、毎日さまざまなことを経験しながら成長していきます。その一生懸命な姿は、赤、白、黄色と、たとえ色が違っていても、どの子も輝いています。人格形成上最も大切な幼児期に、その子らしい歩みを大切にしたいと思います。幼稚園という、子どもたちにとって、初めての集団生活の場所で、毎日さまざまなことを経験しながら、ゆっくり時間をかけて「ひとりだち」ができ、同年齢や異年齢の仲間との「ふれあい」を通して、優しさや思いやりの心を育てていきたいと考えています。」

                     聖母被昇天学院幼稚園 園長  西尾千鶴代

以上です。


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西尾千鶴代園長先生にお会いして、お話しをさせていただいた中で、
本当に善い仕事をさせていただいているなと、日々感謝しております。これも、「置かれたところで咲けばいい。まじめに一生懸命やれば、いつか通じるよ。」と言った父母の言葉を頼りに生きてきたからだと思います。」という言葉が心に残りました。

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明るい教室です。




子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。


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