2013年 5月16日

兵庫県西宮市にあります「甲子園学院小学校」を訪ね、織田耕作校長先生にお話を伺って参りましたので、ご紹介いたします。

甲子園学院小学校の校訓は
「黽勉努力」・・・自分から努め励むこと

    「和衷協同」・・・心を一つにして力を合わせること
    「至誠一貫」・・・真心をもって貫くこと


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甲子園学院小学校正門

甲子園学院小学校の教育は、特に5項目に力を入れて指導しています。
・習熟度別学習
・個性の尊重・全学年における英語指導
・道徳教育の重視
・教科担任制


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織田 耕作校長先生

織田校長先生は、長く公立・国立小学校に務められた後、この甲子園学院小学校に来られて今年で3年目だそうです。昨年からは、校長先生を務めていらっしゃいます。

甲子園学院小学校に来られて、どのような感想をお持ちですか?
まず驚いた事は、子どもたちがよく勉強する事です。公立の小学校でしたら、入学して暫くは学校に慣れることから始まるのですが、本校の子どもたちは入学後すぐに週2回(火・金)6時間授業があります。昨年は、入学式が月曜日でしたので、入学式の翌日から6時間授業がありましたが、子どもたちは抵抗なくこの学校生活に馴染んで行きました。子どもたちの柔軟性に驚きましたね。土曜日も第1・第3は授業があります。本当に、本校の子どもたちは良く勉強しますよ。

次に、行事が充実していることに驚きました。1年生でも5月に2泊3日の林間学校に出かけます。今年は16・17・18日に行くのですが、これは素晴らしいことだと思うのです。ついこの間まで幼稚園生だったものが、2泊3日も行くんですよ。皆、元気いっぱいです。この強さは何だろうって、考えてしまいます。林間学校中は、縦割りのグループ行動をします。上級生が下級生のお世話をするのですが、この時、下級生は上級生の活動を見ながら、強さを蓄えていくようです。本校は、1学年1クラスの小さな学校ですから非常にファミリー的なのです。小さな学校だからこそ、縦横の関係を育む中で、コミュニケーションの大切さを学んで行くことが出来るのだと思います。

本校は、中学校は女子校なので、男子は中学受験が待っています。それでも、本校は男子が多いのですよ。女子は全校生徒164名中30名ほどでしょうか。男子は他校へ進学しなければならないので、高い学力を身につける必要があります。また、それが保護者のご希望の1つでもあると思います。そこで、本校の基本授業システムとして、1.きめ細やかな指導、2.学年に応じた教科担任制、3.習熟度別学習を行っています。クラスによっては、約10人の場合もあります。ここまで思い切ってするのかと思うくらいです。模擬試験も毎月実施していますしね。小学校6年間で、公立よりも1100時間も学習時間が多いのです。つまり、7年間分学習しているようなものです。

学校の特徴としては、兄弟姉妹の多い学校です。3人が通って下さっているご家庭もあるんですよ。そして、もう一つの特徴としては「高い学力と共に将来を選択できる力を付けて欲しい。」と希望なさって本校にご入学された保護者が多いことですね。子どもたちにチャンスを与えたいと願う保護者が多いのですよ。」

以上です。織田耕作校長先生、ありがとうございました。

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授業風景

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1学年1クラスなので、傘立ても6個でした。

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この日は球技大会でした。あいにくの雨のために、体育館で行われました。


これまでに、けいkids+ブログでご紹介した校長先生インタビューレポートシリーズはこちらです。


子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。


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