最近の旅番組を見ていて思うこと。

湯船で湯浴みをしている最中に、「撮影の為、タオルを着用しています」の字幕が映し出されるのは良いころだろう。

これは、実際の入浴客がタオルを湯に入れる事を懸念しての措置である。

タオルを入れる事は、汚れや雑菌を浴槽内に持ち込む事にもなる。不特定多数が湯浴みをする訳だから良くないマナー。

しかし、旅番組で気になるのは、全くかけ湯をせずに入浴するケースが多々見受けられる。

服を脱ぐところから画面に映し出され、脱いだとたんに入浴しているのでカットされているとは考えにくい。

先日も草津の地蔵の湯に来ていた人は、かけ湯をすることなく浴槽に入っていた。

しかし、それを注意する地元の方がいて、本人も真摯に受けとめていたからいい雰囲気になった。

脱衣所には入浴マナーが目立つように貼ってあっても気にしない人が多すぎる。

テレビの影響は大きいので、その辺も気を使うと今後の温泉マナーの向上につながるのではないだろうか。