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フルフルはほとほと困っておりました。
いつもいつも寝床の周りはうるさい連中が騒ぎまわっています。

昔の沼地は、雪山は。
とても涼しくて、とても静かで…フルフルはその頃を思い出し、懐かしさに涙を流すのでした。

そんなフルフルのささやかな願いに耳を傾ける者たちがいました。

昔のように、ただ静かで冷え冷えとした、心地よい住処を取り戻してあげたい。
何に急かされることも無く、ひたひたと這いまわれた寝床を返してあげたい。
そう心から願うフルフル好きハンターたちがいたのです。


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ハンターたちは集まって相談しました。そして一人がこう言いました。
フルフルのふりをして、騒がしい連中を追い払おう。
そうすればあいつら、フルフルを怖がって近づかなくなるに違いないよ。

そうだそうだと、ハンターたちは言いました。
そして白い皮をつぎはぎし、フルフルのような服を作ったのです。

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これならフルフルに見えるはずだよ。かんぺきだね。
ハンターたちはそれぞれの服を称えあいました。

この姿で騒がしいモンスターと戦えば、それはフルフルが戦うのと同じことなのです。
出発前夜、ハンターたちはともに盃を交わしました。

そして明くる日、愛しいフルフルのため狩場へ向かったのです。


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なんだ、うすのろのフルフルじゃないか。珍しく群れて外に出てきてるよ。
いつも寝床で昼寝ばかりの怠け者だよ。ちょっとからかってやろう。

オルガロンたちはそれがハンターとは気づかず、ばかにした顔で見ていました。
いつものように爪でぶよぶよした頭を小突いてやろうとしました。

ところが、その4匹のフルフルたちのもつ牙は、存外に鋭かったのです。

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こりゃたまらん。
もうフルフルはこりごりだよ。

フルフルに扮したハンターたちの猛攻に、オルガロンたちはすごすごと帰って行きました。
沼地にこだまする遠吠えの主は居なくなり、静かな水音が響くだけとなりました。

ハンターたちは雪山では黒いジンオウガを追い払いました。
風の音が雪にしみこむだけの、白い山が戻ってきたのです。


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これでフルフルは静かにお昼寝できるね。
よかったよかった。

ハンターたちはみんなで喜び合いました。
こんなに嬉しいことはない。みんな深く頷きました。

遅れてきたものもおりましたが、ともに喜びを分かち合ったそうです。

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こうして…かわいいフルフルたちがのんびり過ごせる沼地が、雪山が戻ってきたのでしたとさ。


フルフルからのメッセージ(意訳してします)。

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以上、先日の交流イベントのレポートを物語調でお送りしました。

参加いただいた皆様、ありがとうございました。